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☆公明党の議員は、ほかの政党の議員とは異なる特徴を持っている
*一般の議員は、後援会を作り、支持者を増やしていく
*公明党の議員には、個別の後援会は必要ではない
*選挙活動はすべて創価学会の会員が担ってくれる
☆選挙区にある創価学会の組織
*公明党の議員の後援会になっているとも言える
☆不祥事を起こした公明党の議員が即座に辞職する
*こうした関係が背後にあるから
☆公明党の議員は、とくに地方議会の議員の場合
*「住民相談」を熱心におこなっている
*議員が仲介者になって解決のために努力してくれる
☆創価学会の会員は、そうした実利が得られるので、公明党の候補者の応援する
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☆働き盛りになり、親の介護の問題に直面してからである
☆結婚する前の若い世代の会員には実感を持てないことだろう
☆選挙活動に熱心になれないのもそれが関係している
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☆創価学会は中立の姿勢をとりる
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☆日米安全保障条約の即時破棄を党の方針として掲げた
*創価学会にとっては最大のライバルでもあった共産党のような政策
☆当時の公明党が「左傾化」したのは、政権の座に近づくため
*左傾化も、はっきりとした理念にもとづくものではないのでは
*政権の座につくことをめざしての模索と考えるべきだろう
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☆政教分離が創価学会に影響を与えたもっとも重要な事柄
*議員と幹部が分離されたこと
*創価学会の組織全体で議員の選挙活動を応援するという形に変化した
*従来と異なり、議員が上で、会員が下という関係にはならない
*議員個人よりも、創価学会の組織の方が力としては上
☆創価学会の会員の関心
*選挙には向いても、政治には向かないという事態が生まれた
*選挙には関心があるが、政治にはさほど関心がない
(創価学会の会員の一般的な姿)
☆創価学会の会員にとって重要なことは、選挙で勝つか負けるかである
☆どの選挙においても公明党の候補者の数はかなり絞られている
*当選が確実な人間しか選挙に出馬しないようになってきた
*完勝が最初から約束されているわけである
☆国政選挙になると、選挙のたびに浮動票が動く
*必ずしも思惑通りに完勝とはいかなくなっている
☆完勝したからといって、実際的な利益があるわけではない
*現在の公明党は、より多くの候補者を当選させるという方向では動いていない
*その点では、選挙は一種の「儀礼」になっている
*儀礼を通して、自分たちが正しい行動をとっていることを確認する
*儀礼に参加した人間には達成感を与える
*公明党の党勢の拡大には結びつかないかなり奇妙な構造
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☆創価学会の場合、会員の政治姿勢は本来保守的で、むしろ自民党の支持者に近い
☆創価学会の会員の出自は、都市に出てくる前は、「村社会」で生活していた
*村社会の多くは、自民党の強固な地盤である
☆都市に出ていった人間たちが創価学会の会員になったわけである
*背景を同じで、政治に対するとらえ方は共通していた
☆公明党は、 一時左傾化した
*それは、創価学会の会員が望む方向ではなかった
☆非自民・非共産の政権も同じで、創価学会の会員が望むものでは必ずしもなかった
☆自民党との連立は、創価学会の会員にとって好ましいあり方である
☆公明党が自民党との連立を組んだことで、選挙活動は複雑なものになった
*自民党との選挙協力という新たな課題が生まれたから
*公明党の側は、自民党以上に協力的
*創価学会の会員が、忠実に自民党に協力していることが明らかです
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☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
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公明党(非自民非共産⇒自自公⇒自公連立政権)
(ネットより画像引用)