慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

『純粋理性批判』7(生きることを考える)

2020年10月10日 | 宗教
🌸『純粋理性批判』7(生きることを考える)
 
 ☆私自身、すぐ忘れますが書いている時
 *間違かも知れませんが、それなりに少し理解出来てます?
 ☆今につながる世界観を築き上げた歴史的1冊
 ☆思考のフィールドを明確に規定
 ☆矛盾する二律背反に耐える力を学ぶ
 ☆著者、イマヌエル・カント

人間が世界をどのように認識できるかを規定した
 ☆従前までの思想対立を批判的に総合する
 *のちの哲学、政治・文化にまで及ぶ世界観を作りあげた
 *「カント以前」「カント以後」という言葉が使われる
 ☆宗教改革の混乱の時代を経て、欧州では2つの認識論が発展
 ☆フランスのデカルトを祖とする大陸合理論
 *従来までのあらゆる学問を徹底的に疑う
 *疑いようのない原理を見出し、そこを出発点として思考を重ねる
 *正しく世界認識ができるというもの

 ☆大陸合理論に異を唱えるイギリスで興った経験論
 *科学技術の発展をベースに理性ヘの過度の信頼を基に
 *人間が経験もしていない原理を仮定してもそれすら疑わしい
 *事実や経験を積み重ねてる
 *共通事項を見出していく方が科学的である

ドイツのカントは、経験論的な考え方を引き継ぐ
 ☆人間の理性が認識しうる限界を、精密に分析しようとした
 *人間の理性によつて認識しうる世界のみ
 *学問的認識の対象とすべきであるとした
 ☆思考のフィールドを明確に規定した点
 *後世へのカントの影響は絶大だった
 ☆カントの思考の前提は、ニュートンカ学のパラダイムに立つ
 *時間と空間を、人間の先天的な判断形式としている
 *その後、アインシュタインの字宙論によつて覆されてしまったが

⛳現実の国際政治の場で
 ☆国連のメカニズム
 *ニュートンのカ学的な勢力均衡がメカニズム
 *カント的世界観に立脚している
 ☆カントの哲学は、合理論と経験論を見事に昇華した
 *互いに矛盾し対立するアンチノミー(二律背反)
 *耐える力に満ちている

『純粋理性批判』が問題にしていること
 ☆「世界には果てが在るのか」「人間は死んだらどうなるのか」
 *答えは出そうにないけども、疑問に思わないのも変だ
 ☆宗教や科学の存在がそれを雄弁に物語っている
 *「自分では答えられないけれど、神様だったらきっとご存じだ」
 *「偉い物理学者だったら知っているはずだ」ということ
 *その言葉を信じればもうそれ以上考えないで済むというわけ
 ☆私たちは経験により納得したことや確信したこと
 *一般的な命題に仕立て上げ、その普遍性を主張する
 ☆そうしたやり方ではこの問いに答えることはできない
 *この種の認識は、感覚的な世界を超えたもの
 *経験が導きの糸を示すことも、正すこともできない

カント以前の形而上学は、問いに答えようとしてきた
 ☆純粋理性にとって避けられない課題(神、自由、不死)
 ☆この様な課題を究極の目的として、解決を目指す学を形而上学と呼ぶ
 *この学の取る方法は、最初は独断論的である
 ☆形而上学には
 *理性によってこれらに答えることができという自負があった

カントによれば、神、自由、不死
 ☆こういう問いに対しては、経験によって答えることができない
 *自ずから答えることができると形而上学は考えた
 *本当に理性は、形而上学的な問いに答える力があるのだろうか
 *カントはこのことが、長い歴史の中で見過ごされてきたと考えた
 ☆知性はこのようなアプリオリな認識どの様に獲得した?
 *アプリオリ(経験的認識に先立つ先天的、自明的な認識や概念 )
 *アプリオリな認識の範囲、妥当性、価値があるのか?
 ☆私たちが経験という試金石で、その真偽を確かめることができない
 *何らかの形而上学的な概念を持つことは事実でも
 *それを信頼し何らかの形而上学を打ち立てようとすべきではない
 *否定できないから真理であるというのは暴論
 ☆形而上学的な問いに「答え」が互いに矛盾し、闘争状態にあるのは
 *私たちにそれに答える力がないからではないのか? 
 ☆カントは、形而上学的な概念の起源を明らかにした
 *理性は何をどこまで認識することができるのか?
 *問題意識のもと、理性の限界について探究していく
 *その探究を記したのが、『純粋理性批判』にほかならない
 ☆課題に従来の形而上学は気づかなかったために失敗した
 *理性が自分自身の力のみで知識を拡張させることが必要である
                     (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『世界の古典』




『純粋理性批判』7(生きることを考える)
(ネットより画像引用)
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『奥の細道』(芭蕉、俳人&江戸幕府の忍者?)

2020年10月10日 | 文学
🌸『奥の細道』(芭蕉、俳諧を変えて俳句のもとを作った)

⛳『奥の細道』のあらすじとは
 ☆俳人・松尾芭蕉が、江戸を出発地として東北へ向かう
 *平泉に到着した後、大垣に到着するまでの旅の記録
 *そのなかで創作された俳句
 ☆『奥の細道』冒頭
 *「時は永遠の旅人で、人生は旅そのものである」
 *芭蕉の人生観を表している
 *旅のなかで人生を生きようと考える彼の意志を表す
 ☆芭蕉は、この後の人生の多くを旅のなかで過ごす
 *そこで生まれた俳句に今も多くの人々が心を動かされ
 *芭蕉は、俳聖として敬意を集めている

⛳『奥の細道』のルートと場所
 ☆旅の総移動距離は、2,400Km程
 ☆旅の期間は、6か月にも満たな
 *3月の下旬江戸を出発、5月中旬に平泉に到達
 *9月初旬に、大垣に到着
 *俳句の普及活動もしながら徒歩で完遂した
 *1日に50km程歩いた日もある
 ☆芭蕉は忍者との噂が現代にまで残っている

⛳松尾芭蕉は何者?
 ☆芭蕉は徳川家の3代将軍家光の時代、伊賀忍者の里で生まれた
 *芭蕉の家は、苗字を名乗る事を許された、準武士の家柄
 ☆芭蕉は、出世も望めないという立場を悟る
 *自らの活路を文芸、特に俳句に求める
 *29歳の時に、江戸へ修行に向かう
 ☆芭蕉は、紆余曲折の末
 *彼は旅のなかに自らの俳人としての理想を見出す
 *それに賛同した弟子や支援者の助けを借り
 *本作へと繋がる旅を始めた
 ☆『奥の細道』の旅の目的は、仙台藩の偵察だったのでは?

『奥の細道』の目的地は、平泉だった
 ☆平泉は、奥州藤原氏の土地として栄えた
 *鎌倉幕府も迂闊に手を出せない聖域のような場所
 *平泉も最終的には鎌倉幕府に滅ぼされた
 ☆芭蕉が訪れた時には夏草が生い茂る土地となっていた
 *芭蕉は、人の社会や人生の儚さを思い
 *有名な俳句「夏草や……」を残し涙したと伝わる

河合曽良(そら)
 ☆芭蕉は、優秀な弟子河合曽良と旅した
 ☆河合は芭蕉より5歳年下の弟子
 *俳句だけでなく地理や神道にも通じ、その博識で旅を支えた
 *スケジュール管理も彼がおこなっている
 *頼れる秘書のような存在でもあった
 ☆芭蕉とは別に河合も『曽良旅日記』を書き上げた
 ☆河合は、芭蕉との旅の後に幕府の巡見使となった

『奥の細道』の最後の俳句
 ☆長い旅を終え、芭蕉は大垣へと到着する
 ☆芭蕉は、江戸に帰らなかった理由
 *芭蕉は人生は旅で、ひとつの場所へ留まらない
 *江戸は帰る場所ではなく、人生という旅の途中だった
 ☆本作の最後の俳句は、旅を続ける芭蕉の姿を表現している
 ☆「蛤の……」で始まる俳句
 *蛤のふたと身とがわかれるように
 *自分を見送る人々と別れて出発する
                   (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『ホンシェルジュ』NHK『英雄たちの選択』








『奥の細道』(芭蕉、俳人&江戸幕府の忍者?)
(『英雄たちの選択』テレビ画面より画像引用)
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地政学2(インド洋で火花が散るインド・中国)

2020年10月10日 | 国際情勢
🌸急成長するインドと中国

 ☆石油のルートの確保が重要課題

インド洋での影響力を拡大するのが重要に
 ☆現在世界的に注目を集めるインド
 ☆経済と人口規模の拡大率が見込める
 *2050年にはアメリカと中国に次ぐ世界3位の経済規模
 *21世紀半ばには、世界最大の人口を持つ国になる
 ☆エネルギー消加に伴い、石油のルート確保は必須課題
 
インドは、インド洋に面している
 ☆インド洋は、中東から太平洋まで石油関連製品の約70%が通過
 ☆中国にとり、石油の消費量が増加しインド洋は死活的に重要
 ☆石油ルートの確保を目指し中国が打ち出した「真珠の首飾り」
 ☆インドも「ダイヤのネックレス」作戦を展開
                   (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『地政学』


地政学2(インド洋で火花が散るインド・中国)
(『地政学』記事より画像引用)
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菅政権は、チャンス財務省「復讐」開始す(2)

2020年10月10日 | 政治
🌸安倍政権の官邸官僚敗れたり

財務省「消費増税」根回し
 ☆財務省は強力な布陣を用意し、財務省の復権は確実
 *大田次官の後は、矢野氏⇒茶谷官房長⇒新川首相秘書官
 *財務省の”菅シフト”は完成しつつある
 ☆自民党総裁選
 *財務官僚のレクチャーが反映した場面があった
 *候補者討論会の番組内で「消費税の増税」を問われた
 *岸田氏と石破氏が揃って態度を明確にしなかった
 *菅氏は「消費税減税」を否定した(財務省してやったり)

⛳経団連会長も財政再建を強調
 ☆財務省はこのコロナ禍でも
 *政治家、経済界、大学教授、新聞記者に対して
 *「令和時の税制」でレクチャーを進めてきた
 ☆エコノミストの熊谷氏は語る
 *消費税の増税を中核に据えた議論が必要だ
 *熊谷氏は菅首相の経済関連のブレーン
 ☆経済ジャーナリストがコメントする
 *消費を減らす消費税、経済界は反対するはずだ
 *経団連会長は『財政健全化』をいい続けている
 *裏には法人税の減税で企業は利益が増える
 *配当金で株主に渡すことができるというメリットがある
 ☆菅首相も「消費税は社会保障の財源」といっている
 *消費税を社会保障の目的税にしている先進国はない

 ☆経団連の提言では
 *消費税率10%越えへの引き上げ、選択肢の一つとされてる
 ☆財務省は消費税30%のシュミレーションもすでに済ませている

財務省金融やデジタルでも権益拡大ヘ
 ☆財務官僚は、本来の省益にとどまらず
 *金融やデジタル分野を狙って新たな権益を狙う
 *金融庁長官に就任した氷見野氏
 ☆公取委員長に新任した古谷氏は、安倍政権の黒子役
 *金融分野では地銀書統合で指導的な役割も発揮するのでは
 ☆菅首相が総裁選中に「地方の銀行は将来的には数が多すぎる」と発言
 *青森銀行とみちのく銀行の経営統合の情報が流れた
 *両行の株は大幅に上昇した
 *背後にも財務省の再編への動きがある
                   (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
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⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『THEMIS10月』

菅政権は、チャンス財務省「復讐」開始す(2)
(『THEMIS10月』記事より画像引用)
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