🌸『沈黙』20(生きることを考える)
☆江戸時代の苛烈なるキリシタン弾圧
☆「転ぶ」のか「信仰に生きる」のか究極の問い
☆「転ぶ」のか「信仰に生きる」のか究極の問い
☆信仰の根源を問う
☆神は何故沈黙しているのか
⛳『沈黙』著者、遠藤周作のプロフィール
⛳『沈黙』著者、遠藤周作のプロフィール
☆東京で生まれ、幼年期を旧満州で過ごし帰国
☆12歳でカトリックの洗礼を受けた
☆遠藤文学の最大のテーマが「キリスト教」
☆12歳でカトリックの洗礼を受けた
☆遠藤文学の最大のテーマが「キリスト教」
☆遠藤は、日本人の宗教問題を追求していた
*「日本人は真のクリスチャンになれるのか」
*「日本人でキリスト教徒であることは矛盾していないか」
☆遠藤の「信仰とは何か」「神はどこにいるのか」の根源的な問い
☆遠藤の「信仰とは何か」「神はどこにいるのか」の根源的な問い
*歴史に残るキリスト教文学作品へと結実する、歴史小説『沈黙』
⛳『沈黙』の概要
☆史実、文献に基づいた設定や緻密な心理描写により
*キリスト教禁制下の日本に潜入したポルトガル人宣教師
*宣教師を通して信仰とは何かを問う
☆作品の舞台は、島原の乱が鎮圧された頃
☆作品の舞台は、島原の乱が鎮圧された頃
*ポルトガル人宣教師のロドリゴとガルペ
*師であるイエズス会の司祭フェレイラより
*師であるイエズス会の司祭フェレイラより
(日本で弾圧に屈して棄教したとの知らせを受ける)
*ロドリゴたちは、日本へ潜入するためにマカオに立ち寄る
*日本人のキチジローと出会う
*キチジローはロドリゴたちに忠誠を誓う
*キチジローはロドリゴたちに忠誠を誓う
*彼らを長崎・五島列島へと上陸させる
☆現地の隠れキリシタンたちに歓迎されるロドリゴたち
*しかし、ロドリゴたちは奉行所に追われる
*しかし、ロドリゴたちは奉行所に追われる
*匿おうとした日本人信徒たちは次々ど殉教
*ガルペも命を落とす
*ロドリゴは神に助けを求めるが、神は「沈黙」するのみ
*気弱なキチジローの裏切りによってロドリゴは捕らえられる
*棄教を迫られる
⛳棄教を拒んだロドリゴ
☆ロドリゴは、拷問を受ける日本人信徒たちの呻き声で苦悩した
⛳棄教を拒んだロドリゴ
☆ロドリゴは、拷問を受ける日本人信徒たちの呻き声で苦悩した
☆ロドリゴが棄教しなければ、信徒への拷問が続けられるという
☆彼らのために棄教すれば
*自らの犠牲によって苦しむ人々を救うということ
*神の教えに従うことになるのではないか
☆ロドリゴは「信仰のジレンマ」に思い悩む
⛳物語に「奇跡」は起きない
☆それは神がいないということではない
☆「神の不在」を通して、遠藤は「神の実在」を印象づける
*神は沈黙したままだったのか
*棄教して民を救うという愛を実践するか
*神は沈黙したままだったのか
*棄教して民を救うという愛を実践するか
*神を信じともに殉教するか
☆当然、普遍的な「正解」などは存在しない
⛳日本人の宗教心への遠藤の思い(WIKIPEDIAより)
☆宣教師たちは、長年の努力でいくらかの信者を集めた
*日本人の信者は、社会・空気が変わるだけで簡単に棄教してしまう
*キリスト教社会にとり、理解しがたい日本人像であった
☆キリスト教の原理を理解し守っていた日本人信者
*現世や来世で単に幸せになりたいだけである
*日本人の信者、キリスト教の神の教えの真の尊さは関係がなかった
(教義を理解していても真の信仰は無かった)
☆日本人の信者、個人・集団としても
*現世・来世に不利益と思えば思想を変更しても構わない
*この原理は、日本人信者に取りあらゆる哲学や宗教原理よりも強い
☆日本人信者や宣教師たち
*日本社会そのものに棄教(『沈黙』)に追い詰められる
*死(『侍』)に追い込まれる
*堕落(『黄色い人』)に追いやられる
☆遠藤は、キリシタン時代に関心を持つのは
*自らが戦争時代に敵性宗教を信じる者として
*差別を受けた経験があったからとする
(敬称略)
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⛳出典、『世界の古典』
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『沈黙』20(生きることを考える)
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