慶喜

心意気
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各国のコロナ禍の医療観・死生観1

2020年11月03日 | コロナ
🌸各国の対応の背景に見える医療観・死生観

中国の保険制度と医療観
 ☆感染爆発・医療崩壊したのは武漢だけ

 ☆中国の感染者数、死亡者数
 *欧米と比べると100分の1ほど
 *100万人あたりの死亡者数約3人
 (韓国は約6人、日本は約10人)
 *死亡率、同じ病気とは思えないほど各国で違う
 ☆武漢をロックダウンした効果が出てた可能性はある
 ☆中国の医療体制は、まだ脆弱だが、合理的に対応できていた
 ☆医療制度では、中国の病院は公立病院が大半
 ☆医療保険は、皆保険ではない

⛳イタリア人の医療観・死生観
 ☆イタリアでは一時的に「医療崩壊」が起きた
 *100万人あたりの死亡者数が約600人
 *イタリア国内でも地域差がある
 *厳しい状態だったのは北部の一部地域です
 ☆感染者数、死亡者数が増えた要因で「医療崩壊」は副次的だった
 *ウイルスに対し、医療でできることは人工呼吸器やECMOの装着
 *患者自身の免疫力の活躍を待つしかない
 ☆イタリアは「生活の質を重視する医療」の国
 *死亡者のほとんどが高齢者
 ☆高齢者に対する医療を考える際に大切なこと
 *そのベースにある「死生観」を重視する
 ☆ヨーロッパでは、「生活の質を重視する医療」が大半

⛳スウェーデンのプライマリ・ケアと死生観
 ☆独自路線の目的は「集団免疫獲得」できなかった

 *スウェーデンは、「集団免疫」獲得を目指す独自路線をとった国
 *スウェーデンは新型コロナによる死亡率が北欧の中では高かった
 *政府と国民の間に同意がとれた状態で事態が推移した
 *その点が、日本との大きな違いである
 ☆スウェーデンは、病院が「公」として存在するので柔軟に対応できた
 *スウェーデンの病院のほとんどは自治体の運営
 *「公」病院・病床が多いのでの柔軟な運用ができた
 ☆「高齢死者の半数以上が施設入所者」のスウェーデン
 *高齢死亡者の半数以上が高齢者施設で暮らす人々だった
 *施設でのお看取りは日常的におこなわれる
 *日本のように、終末期に高齢者施設から病院に搬送されること少ない
 *日本人との死生観の明確な違いが表れている
 ☆プライマリ・ケアで、一人ひとりの死生観にしっかり触れておくこと
 *ご本人やご家族の満足度の向上
 *救急搬送数の減少や、必要病床数の抑制にも貢献する
 ☆プライマリ・ケアの特徴
 *子どもから高齢者まで、予防から治療まで対応する医師
 *対応できないときは総合病院や専門医を迅速に紹介する
 *治らない病気・人生の終末を迎えたとき
 *ご本人の希望にしっかりと寄り添ってくれる
 *プライマリ・ケアの施設・医師の配置は、諸外国では当たり前

イギリスのプライマリ・ケアと死生観
 ☆多くの高齢者が病院に搬送されず施設内で亡くなっている

 ☆イギリスもプライマリ・ケアが充実した国
 *老衰死として看取ったケースもあったのでは
 *胃ろうや人工呼吸器装着などの延命措置使用しなかった
 ☆プライマリ・ケアを中核とする医療制度はイギリス人の誇り
 *医療がほぼすべて税金で運営されている
 *病院やクリニックで診察を受けても基本的に支払いはない
 ☆心・体だけでなく「社会」も診るのがプライマリ・ケア

日本のプライマリ・ケアの状況
 ☆新型コロナウイルスの被害が軽微だった日本のような国
 ☆生活、経済を制限する社会的被害と感染症による健康被害のバランス
 *地域住民の幸福にとっては何が大事か、判断するのが非常に重要
 *プライマリ・ケア医は、総合的に診て治療する
 ☆感染症はロックダウンでなんとか凌いだ
 *国の経済も国民生活も精神状態もボロボロになってしまった
 *逆に健康被害も死亡者も増えました
 *プライマリ・ケア医の仕事としては不十分です
 ☆日本でプライマリ・ケア医が育ちにくい土壌
 *プライマリ・ケア医には豊富な経験が必要で、日本では5年かかる
                   (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『日本の医療の不都合な真実』


各国のコロナ禍の医療観・死生観
『日本の医療の不都合な真実』記事より画像引用)

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