🌸死の壁(養老孟司 )
☆人間の死亡率は100パーセントなのだが
☆現代社会では、身近で「死」と遭遇する事少ない
*核家族生活で、身内と同居する世帯以前に比べ少ない
*多くの死は、病院、介護施設等で起きている
☆現代社会、死が身近なものではなくなってしまっている?
⛳「なぜ人を殺してはいけないのか」から始る本書
☆養老さんは蠅を例に挙げる
*そんなもの、殺したら二度と作れねえよ
*蠅だってどういうわけか知らないけれど現にいるんだ
*無闇に壊したら取り返しがつかない
☆人間は殺してだめだが、牛や豚ならいいかの考えに対し
*仏教の説く「無闇な殺生を戒める」としている
*誰もがそういう罪深い存在であるという思い
*持っているべきだと述べられている
⛳著者は解剖学者として、多くの死体と向き合う
☆「死とはなにか」との抽象的なことについて考える場合
*「死体とはなにか」と考えてみて気付かれたこと
☆人事にせよ、死にせよ「なかったことにする」ことは出来ない
*死は回復不能で、一度殺した蠅を生き返らせることは出来きない
☆だから人を殺してはいけないし、安易に自殺してはいけない
☆だから人を殺してはいけないし、安易に自殺してはいけない
*死を簡単に考えないほうがよい
⛳無常観
☆人生のあらゆる行為に回復不能な面はある
*死に関わっていない場合には、そういう面が強く感じられない
☆日常生活を送っているとあまり感じないだけ
☆日常生活を送っているとあまり感じないだけ
*実は毎日が取り返しがつかない日なのです
*今日という日は明日には無くなる
☆人生のあらゆる行為は取り返しがつかない
*死くらい、それが歴然と示しているものはない
☆人生のあらゆる行為は取り返しがつかない
*死くらい、それが歴然と示しているものはない
⛳死とはどういう状態?
☆死には3種類あるのではとのユニークな発想になる
*「自分(一人称)の死体」「親しい人(二人称)の死体」
*「他人(三人称)の死体」
☆死について考えるときに「一人称の死」ばかりに目が行く
☆「二人称・三人称の死」から目を逸らしてはいないか?
☆ 自分の死なん実態のない抽象的な概念でしかない
*全ての死が「一人称の死」されているのでは?
(敬称略)
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⛳出典、『死の壁』新潮社、中田敦彦ユーチューブ大学
死の壁(養老孟司)
(ネットより画像引用)
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