大腸ポリープとは？２（分類と画像）

🌸大腸ポリープとはの分類

　☆癌化の可能性がある腫瘍性ポリープ

　＊腺腫と呼ばれる大腸がんになる可能性を持ったポリープ

　＊腺腫は切除することで将来の大腸がんの予防につながる

　☆癌化はしないが出血などの症状を起こす非腫瘍性ポリープ

　＊過形成性ポリープは、ガン化のリスクはほぼない

　＊過形成性ポリープのは大きいものもある

　（赤色で「傷んだイチゴ」のようなポリープ）

　＊上行結腸や横行結腸にできるものはガン化のリスクがある

⛳大腸ポリープの画像

盛り上がった部分がポリープ

サイズは小さくで安全に切除が可能

キノコのように茎があるポリープ

１円玉くらいの大きさのポリープ

ＮＢＩという特殊な光を当ててみると

ポリープがよりはっきり浮かび上がる

腺腫ポリープの種類で将来ガン化する

大きなキノコのような形のポリープ

茎の中に太い血管が走っていることが多い

切除すると出欠のリスクを伴う

家族性大腸腺腫症

すべてを切除することはできない

ポリープがガン化し始め

５０歳くらいまでにはほぼ大腸がんができてしまう

大腸の切除手術が必要

盲腸にできたポリープです

中央の盛り上がった部分がポリープ

青い色素を撒くと、ポリープと正常の粘膜の境界

くっきり浮かび上がる

２０ｍｍ程度の比較的大きなポリープ

結果は、一部ががん化していた

⛳大腸ポリープの主な症状

　☆大腸ポリープは大きさにかかわらず、自覚症状はない

　☆肛門の近くにできた出血のしやすいポリープ

　＊血便として認識できることがる

　☆大腸ポリープは、基本的には無症状

　☆大腸ポリープ検査は、大腸カメラ検査が重要

⛳大腸ポリープの原因は？
　☆大腸ポリープは、遺伝子の異常である

　☆大腸ポリープの外的要因

　＊年齢（５０歳以上）

　＊家族歴（家族に大腸がんを患った人がいる）

　＊肉食傾向、高カロリーな食事、肥満、深酒、喫煙等

⛳当院の大腸ポリープの治療
　☆ポリープの治療は、切除がポイント

　☆少しでも癌を疑うような場合

　＊無理に切除せず、観察だけにとどめ

　＊高度な内視鏡治療が受けられる医療機関へご紹介する

⛳当院で一番多い切除の方法他

　☆「Cold snare Polypectomy（CSP）」

　＊ポリープに金属性のスネアという器具をかけ

　＊ポリープを周囲の粘膜ごと絞り切り取る

　＊ＣＳＰの手技を中心にポリープを切除している

　☆茎の太い有茎性ポリープ

　＊形状にもよりますが１０―１５ｍｍ以上のポリープ

　＊患者様の安全を考慮し、病院へ紹介する

　☆大腸ポリープの対策・対処法
　＊大腸ポリープは大腸カメラ検査を行わなければ見つけられない

　＊４０歳を過ぎたら一度は受けたほうが良い検査の一つ

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