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蝕まれる領土(「嫌中」が導く日本の自滅)3

2022年01月05日 | 韓国・中国
🌸蝕まれる領土(「嫌中」が導く日本の自滅)3

尖閣諸島漁船事件がきっかけで
 ☆中国は日本を侮り尖閣の領海に平然と侵入してくるようになる
 ☆日中の外交パワーバランスで中国が日本を凌駕していること
 *明らかになり日本人の誇りが踏みにじられた
 ☆それに耐えきれなくなった日本人
 *中国に対する嫌悪の念を深め、嫌中論が主流になっていった

嫌中を加速させた様々な「嫌中ネタ」
 ☆長年中国を見下してきた日本人の「保守」と呼ばれる人々
 *中国よりも劣っている状況に辛抱ができず
 *中国のアラを探し、中国はダメな国だと信じ込もうと努力し始めた
 ☆中国を嫌悪するために当時積極的に活用されたネタ
 *中国産食品や中国製品の安全問題
 *中国はダメな国だ、という認識を強化し、嫌中意識を駆り立てた
 *他にもコピー商品や海賊版などによる知的財産権の侵害
 *嫌中意識を大いに盛り上げた
 ☆日本に大量に訪れるようになった中国人
 *観光客のマナーの悪さと中国人らによる犯罪の増加
 *劣悪な中国製品や観光客のマナーの悪さを目にすれば、
 *日本人の嫌中感情が生ずることは当然だ
 ☆一層強く中国を嫌悪する心理が激化していくことになった
 *世界中で嫌中意識は高まっているが
 *日本におけるその水準は、「世界一」にまで至っている
 ☆中国をディスる書籍のベストセラー化からも伺い知れる
 ☆TVでも嫌中を前面に押し出し保守系の視聴者を狙った番組
 *高視聴率を取るようになっていった

嫌中は「儲かるビジネス」となった
 ☆「愛国ビジネス」とも呼ばれ、中国をディスる一方
 *「日本ってホントは凄いんだ」というコンテンツ
 *マーケットを流通するようになっていった
 ☆安倍内閣こそ
 *日本の衰退と中国の超大国化を背景とした
 *「愛国世論」の集大成として成立した内閣だった

「嫌中世論」が産み出した安倍内閣
 ☆安倍内閣が誕生した時期
 *尖閣諸島の「中国漁船衝突時件」の結果
 *民主党政権の日中友好の「親中路線」への不満が爆発寸前
 *嫌中の波が大きなうねりとなっていた
 ☆民主党政権は、単なる親中に留まらず、
 *中国に媚びる「媚中」政権として激しく嫌悪されていた
 ☆自民党総裁選で、最も「嫌中」を打ち出したのは安倍氏
 *スローガンは親中・媚中を真っ向から否定するものであった
 ☆安倍氏を当時世論が渇望していた
 *「嫌中」「日本はスゴイ国」の主張の両方を兼ね備えた政治家だった
 *「愛国」路線を、半ば戦略的とも言いうる形でアピールしていった
 *安倍氏はまさに、そんな世論が渇望した選択肢だった
                         (敬称略)                                     
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⛳出典、『日本を喰う中国』










蝕まれる領土(「嫌中」が導く日本の自滅)3
(ネットより画像引用)

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