🌸織田信長の「天下布武」が意味すること
⛳「天下布武」を掲げた織田信長の真意
☆天下布武「自分の武力を持って天下を統一する」という意味
⛳「天下布武」を掲げた織田信長の真意
☆天下布武「自分の武力を持って天下を統一する」という意味
☆信長は、尾張を統一した後、清州城に居を構えた
*美濃を落とすことを次の目標に据えた
*美濃の近くの小牧山に城を作り、美濃の攻略を考えた
*信長は美濃の稲葉山城を落とした
☆信長は、稲葉山城に拠点を移し、「岐阜城」と名前を変えた
☆信長は、この時から「天下布武」のハンコを使い始めた
⛳信長は、尋常なスピードで「石高150万石」を手に入れる
⛳信長は、尋常なスピードで「石高150万石」を手に入れる
☆信長は尾張と美濃の2国を手中に収めた
☆2国で”天下統一″は時期尚早すぎる疑問があるが?
*一人の戦国大名が尾張と美濃両国を手にするのは凄い事
*一人の戦国大名が尾張と美濃両国を手にするのは凄い事
*尾張と美濃は、各々六十万石の石高がある場所
*信長は、2国を手に入れた時点で、120万石の経済力を持った
(信長は全部で150石ほどの石高を有していた)
☆石高150万石を、兵士の数に換算すると4万人を動かせる力
(信長は全部で150石ほどの石高を有していた)
☆石高150万石を、兵士の数に換算すると4万人を動かせる力
*尾張や美濃、伊勢という国々は豊かだった
*それだけの兵を抱えることができた
☆当時、4万人もの軍勢を動かせる戦国大名
*信長のほかにいませんでした
*甲斐の武田信玄の石高は、20年掛けて60万石
*甲斐の武田信玄の石高は、20年掛けて60万石
(兵力にして2万人が限度)
☆信長は、30代半ばで4万人の軍勢を持つ戦国大名へと成長
*信長は、凄いスピードで巨大な力を得た
☆信長は、30代半ばで4万人の軍勢を持つ戦国大名へと成長
*信長は、凄いスピードで巨大な力を得た
☆信長が「日本列島全体を武力で統一するのだ」と言っても
*ちっとも絵空事とは思えない
⛳「岐阜」という名前は、周の文王に由来するもの
☆周の文王とは、中国殷代末期の人物
⛳「岐阜」という名前は、周の文王に由来するもの
☆周の文王とは、中国殷代末期の人物
*儒家の孔子が「理想的な君主」と称し、生涯尊敬し続けた
☆文王は、君主への礼を重んじる儒学の教えを守り
*家臣として紺王に仕え続けた
☆信長が新たに名付けた「岐阜」の「阜」
*小高い山、小さな山を表す
*周の文王の起点「岐山」と信長が美濃の「岐阜」同じ意味を持つ
*周の文王の起点「岐山」と信長が美濃の「岐阜」同じ意味を持つ
☆信長は「岐阜」という名前を城につけたことで
*「俺こそが現代の文王だ」と主張している
⛳「天下=畿内」説の論者たち
☆近年「信長は日本列島の統一を目指した」定説をひっくり返し
⛳「天下=畿内」説の論者たち
☆近年「信長は日本列島の統一を目指した」定説をひっくり返し
*「信長が統一は、日本列島ではなく畿内」とする研究者が多い
☆「天下=京都」説を掲げる研究者たちが言うのは
*室町幕府の再興が、信長の本当の狙いだった説
☆しかし、信長の「天下布武」は日本列島全体を意味していたと思う
☆室町幕府を再興したのはあくまで方便の一つに過ぎない
⛳頼朝が使用した「天下」という言葉の意味
☆「天皇」という単語
⛳頼朝が使用した「天下」という言葉の意味
☆「天皇」という単語
*「天の下しらしめす大君」を意味し、「天の下」は天下です
☆「天下=京都」なら、天皇は京都だけを支配したことになる
*少なくとも天皇は、日本列島全体の王様であった
☆「天の下」は京都や奈良だけでなく、日本全体を意味している
☆源頼朝は後白河上皇に対抗する際に、
☆源頼朝は後白河上皇に対抗する際に、
*「天下草創」という言葉を用いて、貴族に手紙を書いている
*この言葉が「天下=京都」だと考えるのであれば
*頼朝は鎌倉にいるので、大きな矛盾が生じる
☆室町時代にも「天下」という言葉は使われていた
*この際も「京都」ではなくて「日本全体」を指して使われていた
☆信長の時代だけが、「天下=畿内」とおかしな話
☆「天下=日本全体」を意味すると捉えるほうが自然
(敬称略)
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⛳出典、『日本史の論点』
織田信長の「天下布武」が意味すること(1)
(ネットより画像引用)
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