慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

「神皇正統論記」「易姓革命」「国体の精華」

2023年08月10日 | 政治
🌸日本は特別な国であるべしとした(1)

 ☆日本の憲法と道徳は天照太神より

日本、中国に学んだ末の「神の国」
 ☆南北朝時代の公家、北畠親房は「神皇正統論記」で書き起こした
 *日本は、天照大神の直系神武天皇の子孫によって統治されている
 *他国では途中で王朝が断絶しているため、そのような例はない
 *それゆえに、日本は神の国であるとした
 *天皇が神の子孫との単純な論理ではない
 ☆日本は、中国の思想を学び、内面化したことで
 *日本は、中国よりも優れていると結論づけた歪んだ自意識だった
 ☆中国には、易姓革命という考え方がある
 *中国の王朝は、天命を受けた家系によって統治される
 *無道な君主があらわれると天命は別の家系に移るとしている
 *王朝交代を理論付け新王朝の支配を正当化するロジックだった
 ☆日本人はこの中国の論理を学び気づいた
 *一度たりとも王朝が変わっていない日本
 *天皇家は、善政を敷きつづけた高徳の家系である
 *天皇家をいただく日本は、世界一の高徳の国である
 ☆上田秋成の『雨月物語』の記述が有名
 *元ネタは明末の随筆『五雑組』である
 ☆ひとつの家系が絶えずに永遠につづく万世一系
 *大きな意味を見出したのが幕末の後期水戸学
 *これを引き継いだ明治の教育勅語、昭和の『国体の本義』

教育勅語の核心は「取り戻すべき」
 ☆帝国議会の開院を控えて、日本固有の倫理観を示し
 *無軌道な自由民権運動を抑制するため
 *教育勅語は、法制局長官の井上毅らによって起草された
 *小学校の儀式では校長によってうやうやしく読み上げられ
 * 一種聖典のように慎重丁寧に扱われた
 ☆教育勅語は、敗戦後衆議院で排除、参議院で失効確認された
 *現在でもしばしば話題にのぼるのは
 *政治家が、教育勅語を部分的に肯定したから
 *教育勅語の喪失が、社会の荒廃と結び付けられること
 ☆戦後の教育勅語
 *戦後の日本人にも受け入れやすいように
 *原義を歪めた「現代語訳」も広く出回っている
 *現在にも通じるような内容ではある
 *しかし、根本的に教育勅語を読み違えている

「国体の精華」のための「忠孝の四角形」
 ☆その構造とは「忠孝の四角形」である
 *天皇の祖先、当代の天皇、臣民の祖先、当代の臣民
 *四者で構成され、それが忠と孝という価値観で固く結びつく
 *忠とは、君主にたいする臣民のまこと
 *孝とは、父にたいする子のまこと
 ☆縦の軸
 *歴代の臣民は、歴代の天皇に忠を尽くしてきた
 *当代の臣民も、当代の天皇に忠を尽くしている
 ☆横の軸
 *これまでの臣民はみずからの祖先にたいして孝を尽くす
 *当代の天皇もまた過去の天皇に孝を尽くしている
 ☆この様な忠孝の四角形は、日本にしか永続していない
 *少なくても、それが教育勅語のの世界観だった
 ☆他国では、君主が倒され、臣民が新しい君主になり、忠が崩壊している
 *日本は忠孝がしっかりしているので、万世一系が保たれているという
 *万世一系が保たれていることを、教育勅語は「国体の精華」と呼ぶ
 ☆教育を行うにあたっても
 *「国体の精華」にもとづかなければならないとしている
                     (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『「戦前」の正体』







「神皇正統論記」「易姓革命」「国体の精華」
(ネットより画像引用)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ChatGPTを日常生活に... | トップ | イスラム教(「死後の世界」... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

政治」カテゴリの最新記事