麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

だるまさんの……娘さん

2020年10月06日 | 俳優座
劇団俳優座No.343『火の殉難』に
関連するblogは「だるまさん」を
冠している・・・主人公の高橋是清が
そう呼ばれていたから・・・ので、
理想は「だるまさんがころんだ」の
語数とリズムに合わせたいわけである。
そういう意味で今回はハマっている。
(10月1日付の「おまごさん」も



さて、ここで言う「娘さん」は、
稀代の財政家の四女・美代子である。

すでに紹介した長男の是賢が1877年
(明治10年)生まれなのに対し、
美代子が生を受けたのは1915年
(大正4年)だから38歳違いの兄妹。
勿論あいだに何人もいて、
かつ母親が違ったり、養子だったり。
……ただこれも、時代の中にあって
特別なことではなかったのだろう。

・・・そんなこんなを出演する役者は
各自調べ、稽古場で意見交換しながら、
芝居に血肉がついている日々だ。



昨日からは立ち稽古になった。
役者たちは台詞をほぼ入れた状態で、
個々のイメージの衣裳もつけて、
また、今や必須のフェイスシールド、
もしくはマウスシールドを着用。
さらに他の感染予防対策も施して進行中。



公演初日まで、ちょうど一ヶ月。
午前に共同通信の取材も入り、
ギアがまた一つ上がった感じだ。

そうそう。
六本木の事務所と飯倉の稽古場を
一日に大概二往復はするのだが……
やけに制服警官や私服SPの姿が多かった。
某国の要人が通るらしい。

そんな空気感をも我々は芝居に生かす。
例えば2.26の頃の緊迫感を、
今日を数十倍高めて想像したり・・・

コメント
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