麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

月光の夏旅日記6~高松編

2005年08月29日 | 東演
朗読劇「月光の夏」の九州・四国巡演の
旅日記もいよいよ大詰め。
今日は、最後の公演地・高松のお話し・・・。
        
革張りの椅子がちょっぴり豪華な風情の「特急ソニック」で
大分→小倉。小倉からは新幹線で岡山へ。
岡山からはマリンライナーで高松へ。
8/20(土)は、大分での公演後、午後は移動に費やした。

激しい雷雨を抜けたかと思えば地面の乾いた街が窓外に広がり、
山を越えれば再び窓に雨が打ち付ける……という
九州の不安定な空を抜け、
本州に入ると、曇ってはいるものの雨はなく、
やがて雲が茜色に染まる頃、瀬戸内海を渡り、
高松着は漆黒の20時過ぎ。
およそ5時間の陸路移動。

駅には、高松市民劇場事務局長・崎山さん、
同丸亀事務所・事務局の三宅さんが迎えてくれた。
またホテルの前には、元劇団員で、舞台版『月光の夏』にも
出演していた松原わたる氏が待ち受けて、
メンバー達を「カレーうどん」の名店へと案内してくれた。
                  
翌朝、小雨
乾いた四国に、せめてもの…と思ったが、昼には上がってしまった。

会場の「サンポートホール高松」は、
港と駅の間の《再開発エリア》全般の総称=“サンポート高松”
・・・四国最大級のホテルや、サンポートスケートパーク、
多目的広場などの真ん中に、四国一の高さを誇る
「高松シンボルタワー」と並立して建つ、
超近代的フォルムのあったらしいホールでした。
大ホールと二つの小ホールを有し、我々は小ホール2を使用。

キャパ308席。補助椅子を出したものの、
やはり後方には立ち見のお客様が出る盛況で、
ツアーの最後を締めくくることができました。

主催は「香川母親大会」・・・午前中から、同建物内の
他の会議室などを使い、平和や健康、子育てなどの分科会を
開催・・・創立五〇周年の記念イベントととして、午後、
「月光の夏」を観劇というプログラムだった。

終演は15時。バラシを約1時間で終え、
高松発16:43のマリンライナーに乗り、
その日のうちに東京着。
5日間で4ステージという短いが濃厚な
旅公演は終わった。






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高円寺の阿波踊りの、隣町で

2005年08月28日 | 身辺雑記
8月26日~28日は、東京は高円寺の阿波踊り。
実は4月から高円寺に住みはじめた…、
勿論開催しているのは知っていたが、実際みたことはなく、
今年もある事情で、チラ見に終わった。
(チラ見でも、その盛り上がりは十二分に感じられた。
   HPによれば延べ100万人が訪れるのだとか・・・

というのも・・・
高円寺の隣(JRの隣の駅にあたる)阿佐ヶ谷にて、
魅力的な2本の芝居が、まさに8/26~28と上演されたため。

まず一本目。
阿佐ヶ谷駅南口のパールセンターを進み、間もなく青梅街道という
あたりで二手に分かれる左側の「すずらん通り」にある
“アートスペース・プロット”という50人も入ればイッパイの
小空間で「KiRaユニット」が上演した『火花みたいに』

岸田戯曲賞を『髪をかきあげる』で受賞した鈴江俊郎さんの
ホンで、演出は青年座の磯村純さん・・・。

役によく合ったキャスティングで、難解な台本ながら、
しっかり引き寄せて、濃密に描いていました。
役者達は皆若く、経験の浅さもストレートに伝わったけれど
そのあたりを誤魔化すことなく、上手に仕上げる手腕は相変わらず
……役者のがんばりと、磯村の演出力の光る清々しい一本でした!

阿佐ヶ谷駅北口、ホームからも、その不思議な外観が印象的な、
でも行くとなると少々迷う……“ザムザ阿佐谷”
キャパは約100席。その客席がとても傾斜のある独特の作りで、
蔵を思わせる造りは、とてもいい雰囲気
映画館(ラピュタ阿佐ヶ谷)とレストラン(山猫軒)も併設の
ユニークな複合施設だ。

もう一本は、そのザムザ阿佐谷との提携公演を行った
「ラヴィニア」による『トムティッド・トッド』

台詞がなく、歌とダンスとマイムでの表現で高い評価を得てきた
ラヴィニアは、今回「童話」をテーマにしたこともあり、
朗読を挿入しての新機軸と、チラシに謳ってはいたが、
朗読以外にも台詞が散りばめられ、
今までで一番わかりやすい構成になっていた。
(ただ解りやすいことと面白さが果たして一致するかは、
また別の話なのだが・・・)
いずれにしろ今回も、
  高いポテンシャルで期待を裏切ることはなかった
特にコーラスは相変わらず高いレベルで作品の要所を締めるが、
ラストの『夜空ノムコウ』は、スマップの数十倍の感動を与える
絶品の仕上がりだ!!!!

一方。メンバーの平均年齢は30代後半に突入・・・
円熟を感じさせつつ、激しいダンスを維持することが可能か、
一抹の不安がなくもない・・・(笑)

どちらも優れた舞台だったので、
  もっと早くインフォメできれば良かったけれど、
  わずか3日の公演で、見て確かめて・・・ついでに
  受付など手伝っているうちに今日になってしまった。

明日からは「月光の夏」旅日記に戻ります。




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月光の夏旅日記5~大分編

2005年08月26日 | 東演
想像以上の猛威をふるった台風11号。
首都圏は圏外となったが、さて北への影響は・・・。
それにしてもニュースの示す降雨量は、
首都圏は真っ赤な大きな柱がニョキニョキ立っているのに、
相変わらず四国はカラカラだ。
こんな小さな国なのに・・・


さて旅日記の続きです。
8/20(土)
大分の公演は、なんと朝の11:30開演
臼杵駅を七時台に乗り、8時50分から仕込み開始…
とはいえ、月光の前に、合唱や作文の表彰などがあり、
舞台は10:10には主催者に明け渡します。
・・・この日の舞台は、大分県生協連合会さんの大会。
戦後六〇年ということで、
地元で活躍するコーラスの方々の「平和」を願う歌声、
小学生の「平和」をテーマにした作文コンクールの表彰と発表
・・・さらに「月光」という式次第。

いくら優秀な「月光班」も、さすがに1時間ちょいでは
仕込みが終わりません。
実は前日、臼杵の仕込みを終えた時点で、原野がひとり大分入り、
東京から照明のプロに一人お越しいただき、
二人である程度の準備を終えて、この日を迎えていたのです。

そんなこんなで、なんとかカントカ無事に幕は開き、
終演は1:15・・・
少しの休息のあと、観光などせず一気に高松へ移動。

が、さあ出発という時に、まさにバケツをひっくり返したような
豪雨が
いやあ~、大分芸術会館から大分駅までの10数分、
タクシーはあたかもウォータースライダーのように、
道路というより水路を、少し尻を振りながら、
走ると云うより流れて行きました!!!
前を走る路線バスの水しぶきは、軽く乗用車の屋根を越える…
そんな、すごいでした・・・

これから向かう四国のことを考えると、
この雨、もちっと東の方へと祈らずにはいられませんでした。

臼杵市も大分県なので、その意味では、まる2日以上の滞在となったが、
大分市でいうと、わずか7時間ほど
・・・あっという間の「大分」だった。
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月光の夏旅日記4~臼杵編のつづき

2005年08月25日 | 東演
昨日は「飲み食い」で終わった臼杵の話。
今日は芝居を中心に行きますヨ

昨日も触れた「看板」。
さらには「街宣車」で宣伝に当たっていただき、
時間をかけて「ああ、8/19は芝居があるな」と
街に浸透させたところへ、
プラス一人ひとりのフェース・トゥ・フェースという試みが
見事功を奏し臼杵でも多くの皆様に観劇いただくことができました。

実はこの日は、盆踊りがあって、
かなり集客には苦しんだとのこと。

・・・臼杵の盆踊りは、踊る前に供養をします。
「星月庵」の和尚さんも、今夜は経を読むとおっしゃっていました。
おそらく全国津々浦々、昔はそうしていたのでしょう。

僕の世代ですら、盆踊り=浴衣着て踊って、綿菓子食べて…
って印象です。田舎に帰ってお墓参りしたり、
きゅうりやなすのフィギア…もとい「胡瓜の馬」「茄子の牛」を
こさえたりすることと、分かれちゃってる。
つまり臼杵には、そういうことがまだちゃんと息づいているのだ。

えーと。
盆踊りと重なって苦戦したが、努力の甲斐あって
当日券が多く出て、客席は七割強埋まったという話でしたネ。

会場となった臼杵市民会館は、1000人収用の劇場ながら
以前訪れたN響の方が「日本で五本の指に入る」と云われたのが
確かに頷ける、音の通りの良い小屋でした。

「月光の夏」は本当にシンプルな舞台で、
四人の朗読と、一台のピアノが織りなす“感動”なのですが、
テクニカル的にいうと・・・
演劇専用の劇場だと、役者は嬉しいがピアノが響かない。
音楽ホールだとピアノは最高だが、役者が厳しい。
厳しいと云うのは、まず役者同士のせりふがあわせにくい。
要は「残響」の影響なのだが、同様にお客様にとっても
ウワンウワンと一つの台詞にエコーがかかり、
大変聞きづらくなるという・・・そういう二律背反を
背負っているのです。あくまでハードの面ですが。

臼杵ではその点が問題にならなかった。
実行委員会の皆様のがんばりで、客席の後ろの方も埋まった中、
どの席にも“感動”が届いたことだろう!

ね。今日はわりと真面目に行きました。
さて。この九州~四国ツアーは天気に恵まれたのだが、
   どうやら今日あたり台風上陸のニュース。
   中部・北陸班(山田、古田、小高、能登)は大丈夫だろうか?
   昨日岐阜で公演を済ませ、今日は逃げるように(?)
   高岡へ上るので、なんとか逃れそうではあるが・・・
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月光の夏旅日記3~臼杵編

2005年08月24日 | 東演
東京は風も涼やかで、秋を思わせる午前です
さて、「月光の夏」の旅の話の続きです。
(“の”が随分続いたな…)

8/18(木)
人吉からレンタカーに乗り込み、
高速道路で熊本熊本で降りて阿蘇を抜け、
湯布院をかすめて、再び高速で臼杵へ。

別府-大分で夕立ちに見舞われましたが、
好天の中、阿蘇では絶景を堪能!
韓国からの観光客を多く見かけた…東京や大阪の人たちより
確かに彼らの方が阿蘇に近いんだよな・・・
閑話休題

臼杵の街にワゴン車が入って、
まずビックリしたのは、街の其処此処に立つ
「月光の夏」の看板だった!
翌日の公演に向け、テンションの上がる瞬間だった

そして翌日
13時からの仕込みまで、実行委員会事務局の
奥田富美子さんと愛娘のなっちゃん(5歳)の案内で
臼杵を散策。
映画『なごり雪』の舞台になった街で、
その監督は大林宣彦氏、と云えば
おおよそ街のイメージは浮かぶんじゃないだろうか……。

瓦屋根を抱いた古い家屋と家屋、あるいは由緒ある寺の、
その間を縫うように石畳が敷かれている。
水に恵まれ、醤油味噌のフンドーキンや、
麦焼酎の「常蔵」、清酒「一の井手」など美酒で名高い
久家本店などの大店が栄えた臼杵。
そこが出すアンテナショップでは
味噌アイスやお酒の試飲などが愉しめる(もちろん販売も)。
当然われらは昼前から堪能・・・

さらに昼食は、精進料理
総本山で料理長にあたる役職に就くはずだった僧侶が、
訳あって臼杵に留まり、今なお寺を預かりながら
ランチだけもてなす・・・という。
小高い丘の上に建った、臼杵が一望できるその名も「星月庵」

5000円のコースもあったが、身分をわきまえて
1800円の松花堂をいただく。
・・・いや、これが仰天の美味さでですね
これは長くなるので、別の機会に譲りまして。

初日に続いて“グルメ旅”の続く「月光」ご一行様
公演後の交流会では、郷土料理のもてなしを受けた。

「黄飯(おうはん)」という、色鮮やかな黄色いご飯
・・・クチナシで色づけしたもので味はない。
切支丹大名・大友宗麟の本拠でもあったのでパエリアの影響という
一説もある。大根や牛蒡、豆腐に、えそなどの白身魚をあえた
「かやく」という汁物と一緒に食べるのが、またオツ。

僕の一番のお気に入りは、「きらずまめし」だった
どんな「めし」かと思ったら、[きらず=おから/まめし=まぶす]
・・・一口大の魚を醤油に浸し、すった生のおからと合え、
刻み葱、針生姜をそえ、かぼすを絞って食べるのだ!

そう臼杵はかぼすも・・・と長くなったので続きは明日

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月光の夏旅日記2~人吉編のつづき

2005年08月23日 | 東演
大成功に終わった人吉公演
実行委員会の事務局長を務めたのが東千恵さん。

実行委員会には、地元で良い映画を上演する会の方々、
憲法九条を守る会の方々など
沢山のバックボーンを持った人が集まっていましたが、
「月光の夏」が芝居ということもあり、
その中核は「ひとよし・くま市民劇場」の面々であった。
(このブログにもよく登場する全国演鑑連のひとつ)
その事務局長が東由海さん。

つまり二人とも事務局長は「東さん」・・・
それもそのはず、二人は義姉妹なのだ。

由海さんのお兄さんと千恵さんがご夫婦。
昨日のブログにさんざん登場した居酒屋の大将と由海さんは、
素敵に年の離れたご夫婦なので、千恵さんからすると
「大層年上の義弟」になるのだとか・・・。

ややこしくって何だか面白い!
そんなこたぁともかく。とにかくベテラン男性陣(?)の
多い実行委員会にあって、若いこの美人義姉妹が、
機動力を生かして頑張ってくれたことに、本当に感謝したい

最後になったが、実行委員会の委員長は、
オン年八十ウン歳の坂口信子さん・・・
「最後のご奉公」だと人吉のために大役を受けたと云うが、
全然若い…。きっと来年の「ひとよし・くま市民劇場」40周年でも
大きな力を発揮されることだろう。

戦後の引き揚げから人吉での闇市を綴った
坂口さんの本をいただいた。
早速読んで、近くこのブログでも紹介できたらと思う。



明日は、大分県臼杵編だよ。
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月光の夏旅日記1~人吉編

2005年08月22日 | 東演
蝉の鳴き声に力がなくなってきた…
秋が近づいてるのだなぁ。

そんな夏の終わりに『朗読劇「月光の夏」』の、
この夏の巡演、その第一章が終わりました(8/17~21)。
数日にわたり、その模様をシリーズでお伝えします。

お伝えしてる間…、実は明日からはもう中部北陸への旅公演
(「月光の夏」夏の巡演第二章)が早くもスタート致します

8/17(水)
羽田に6:40集合。7:20のスカイマークで飛び立てば、
朝九時には、南の南…鹿児島に到着だ。

タラップを渡る人々の口から、今日は長くなるネって言葉が
そこここに聞かれた。・・・確かにネ!

ジャンボタクシーで岸並、江上、南保、森のキャスト陣
照明・鵜飼、舞台監督兼音響・辰巳、舞監助手・原野に
制作・高橋とゆー“オール劇団員”一行は
熊本県人吉に移動!
球磨川の豊かな水に育まれた「人吉」から、この巡演はスタートだ。
(ピアノの植田さんは佐賀から別ルートで人吉入り)

実行委員会による公演。
地元の方々が一人ひとりに声を掛け、チケットを売ってくれた上に
成り立つ舞台・・・人口三万の小さな都市で、はたして・・・。

売れ行きがちょっと…と曇った顔をみせていたが、
結局、当日券が飛ぶように売れて、
ホールの手摺り後方にズラリと立ち見が並んだ
実行委員の皆様のたゆまぬ努力が、
浸透していた結果だ!!!

10行くらい前に「球磨川」って文字を書いたから、
ピーンと来てる人は来ていることでしょう。
球磨川と云えば「球磨焼酎」
終演後の交流会は大いに盛り上がりました。

翌日は移動日で公演はないけれど、
まだまだツアーは始まったばかり
…当然役者達は無理をしません。
皆、その日のうちにはホテルに戻りました。

店のご主人のお母さんしか採れないという珍しい山菜、
強烈なバイタリティのご主人が、川に潜って採った天然の鮎、
・・・さらには名物の地鶏に、
なんといってもご主人ご推奨の球磨焼酎「文蔵」

旅初日から贅沢に「地の味」を味わいました。
料理以上に熱いご主人の熱弁をサカナに、
ついつい飲んだくれは三時過ぎまで盃を酌み交わしました

それを見つめる若妻が、実はこの公演を成功に導いた
大きな力なのだが、それは明日・・・
「姉妹が支えてた公演成功秘話(?)」とでも題して語ります。





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ジャニーズのように…?

2005年08月16日 | 東演
8月15日、終戦記念日。
12時の時報とともに開幕した『月光の夏』、
15時からはシンポジウム…そして18時半から『月光の夏』
・・・と一日で3つのステージを届けた。

まるでジャニーズのコンサートのような1日3回転。
お客様を送り出して、数分後には次の演目の当日券を販売…
という、まさに休む間もない一日でした。

ロビーには東演の劇団員は勿論、
青年座『明日』のキャストの皆様にもお立ちいただき、
いつも以上に華やかな受付となった・・・
合同公演ならでは!

シンポジウムには、今日初日を迎える
関西芸術座のキャスト・スタッフも到着し、
(一部は青年座の公演も観劇)
いよいよ


地震だ
随分長く揺れた・・・被害の小さいことを祈るしかない。

話を戻そう。
いよいよ3劇団が揃い「六十年目の夏」は
掉尾を飾る『少年H』の幕を開ける。

企画の立ち上げから、三つの劇団が力をあわせて
取り組んだ企画・・・おかげさまで大きな反響を得ることができた。
節目の年に、少しでも平和について考える一助になれただろうか…。
それは『少年H』を無事終えてから、ゆっくり振り返ろう。

気が付けば世界陸上も終わり、甲子園では熱戦が続いている。
そして今夜は、いよいよサッカーW杯アジア最終予選の
ファイナルだ!

そのあたりも含めて・・・
夏休み明け23日頃にいろいろ語りたいと思います。




では、
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行楽電車とブログの夏休み

2005年08月14日 | 東演
お盆ですね。

最近はズラして休むのが当たり前だからか…
この合同公演の始まったあたりから、小田急線はほぼ行楽電車
・・・僕が朝に利用するのが新宿-下北沢の下り路線なこともあり、
車内では朝からビールを飲む人、おにぎりを頬張る人、
床に座って友達と連絡取る者…
まぁ、そーゆーおギョウギの悪い人ばかりじゃないけど
とにかく皆、格好が「海」です。
                     
湘南を海と思わない神奈川県民
(この四月から訳あって都民になったが
気はいつまでも神奈川県民だ)にとって羨ましくはないけれど、
でも休みは欲しいです

休みと言えば、当ブログは間もなく「夏休み」に入ります。
17日~22日旅公演で九州-四国を回る間、
たぶんブログ書くことができないと思いますので……。


ってなインフォメしつつ、
いよいよ本日、『月光の夏』初日です!
昨夜、無事通り雨を逃れて『明日』から『月光の夏』への
入れ替えを済ませ、本日朝から仕込んで
夕方4時には幕を開けます。
天気も上々!

今年も3ステージともバラエティ豊かに
すべて異なる配役でお届けします…
まずは矢野、安田、能登、南保という四人が先陣を務めます。

矢野、安田は今年が二度目の夏、
能登、南保は、これまでの役とは別の役
(能登は男2→男1、南保は男1→男2)に挑みます。

ピアノは西川麻里子さん。
昨年に続いての登場・・・実は昨日までの『明日』でも
 ピアノを務めていて、紀伊國屋四日連続の登場となります。
 西川さんの「優しい音色」は、本当に心を安らかにしてくれます

それこそ、小田急で海に向かう人々とは真逆に、
鎌倉から毎日新宿へ・・・。
かたじけない

あの優しい音色は、そんなガッツに裏付けされた、
きっと音色なんだろうなあ……。

  


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『明日』閉幕

2005年08月13日 | 東演
『明日』3ステージが終わり、
先程事務所に戻りました。
千秋楽も大入り満員
そのため少々開演が遅れ、
   お客様には申し訳ないことをしました。
    想定外の客足に、テンテコマイ・・・反省。
さて、遠雷から一気に土砂降り
 実は多くのスタッフは今劇場で待機中。
 書店の四階が劇場となっているため、搬出は閉店後になります。
今は収まっているけど、まだゴロゴロは言っている…。
是非その時間だけは、雨には遠慮願いたい。

そうそう。すっかり曜日感覚がなくなっていましたが、
朝から浴衣姿を多く見掛けました。
週末で、花火大会やお祭りなど…催されてるのでしょうか・・・
お出かけの皆様も、雨は避けたいことでしょう。
そうか。
曜日というより、日本中がお盆なのだな・・・。

そんな中、いよいよ明日、『月光の夏』開幕です。
二日間での3ステージ・・・。
そして17日には、熊本県の人吉へ旅立ちます。

岸並万里子、江上梨乃、南保大樹、森良之の四人。
 人吉には、『浄瑠璃の庭』の作者藤井貴里彦さんも
 駆けつけてくれる予定ダ!
 観客に感動を届けることが第一だが、
 藤井さんとの再会も楽しみのひとつです。


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