ほんの少し書いた。
そこにはアッパーな家同士の婚姻も
しばしば見受けられる。
既に政治力を持つ家が財界と結ぶ、
或いは女系の政宅に婿を迎える等々……。
で、そんな御話は、
多くの平民には絵空事、または昔噺。
でもきっと現在もそれは存在する。
多くのフィクションでは、
そこに愛はなく、別のところにある
真実の愛が踏みにじられ、
それが原因で殺人が起き、真犯人は
……てな二時間ドラマ的展開も出現する。
一言で「政略結婚」とも断じられがちだ。
けれど、今時のリアルな男女であれば、
両人の納得ゆえのゴール
(という名のスタート)になっていると
勝手に思ってはいるけれど、はてさて。
長い前段になっちゃった
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高橋愛子は、陸軍大将・黒木為楨
(くろきためもと)の次女である。
幕末の薩摩藩士で、通称は七左衛門。
日露戦争では、ロシア軍から
「クロキンスキー」と恐れられた猛将だ。
個人的に軍隊およびその序列に疎い。
(例えば大佐と大尉の上下など)
黒木は本来なら元帥まで登れた、
という資料には解説として
「名誉職を嫌い、現場の指揮官の
地位のまま退官」とあった。
是清にも通ずる気質。
それが、だるまさんの長男と
クロキンスキーの次女の縁談に
結び付いたのか…と妄想が膨らむ。
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上二枚は今年弊団で上演した
『マクベスの悲劇』から。
三人の魔女のひとりを演じた
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今回は良妻賢母である。
そしてまた。
軍人の娘たる気概も見せたりする
・・・が、それは是非本編で
ご確認くださいませ。
最後に、弊ブログにおいては
まだ記載し忘れていた星取を添えます。
本番は本年11月。
6(金)初日19:00
7(土)・8(日)14:00
9(月)19:00
10(火)・11(水)14:00
12(木)19:00
13(金) 休演日
14(土)~16日(月) 14:00
17日(火) 19:00
11月18日(水)~22日(日)14:00
全16ステージ。