1日の「花歌マジックトラベラープロデュース」から、昨夜の「動物電気」まで13本。
下北沢演劇祭は実行委員として全作品観ようと張り切ってはみたが、さすがに区民Aと日程が重なるところには手が届かず、結局8本に留まった。でも我ながら健闘したのでは?。と、同時に事務所の快諾を得て、随分マチネに観に行かせて頂いたのが大きかった! 引き算すれば下北沢演劇祭以外が5本。それも含めて、昼の観劇が多かった2月である。
我ながら驚いたのは、「野鳩」や「鉄割アルバトロスケット」など小劇場で話題だったり、あ、名前よく聞くよな!というあたりが、まるでヒットしなかったということ。それは表現側の問題ではなく、明らかに僕の《老い》にあるのだろうと思うし、いよいよ覚悟してそーゆーのから足を洗うしかない、ということだ。
嗚呼、小さい頃は親が止めるのも聞かず、ドリフも見てたし、子供心に「もー志村も峠越したな」とパイプをくゆらせながら(モチ比喩です)、ひょうきん族に移って行った歴史を持つのに・・・。でも嗜好は変わるもんな。子供の舌は苦味を感知しないから、甘いの大好きで、やがて「大人の味」が美味しくなるんだもんな…。って、一体何を何処に向かって慰めてるんだ?!
で、話を「今月の観劇」に戻すと、実は今月は当たりがなく…、それは表現側の問題ではなく、僕が区民上演グループでバタバタしてたからなのだろう。
そんな中、シアター1010の『ベルナルダ・アルバの家』は、さすが大型作品・・・劇場も、となればそれにふさわしい俳優やら道具やらで、必然的に予算も大型作品・・・だけあって、見応えはありました。ホンが、というかホンの発想が面白く、つまり筋自体は、どーってことないので、あとはスペインのパッション!=あの熱くて激しくてドロドロしていながら弾けた(?自分でも書いてて意味不明だ…)が、ガツンと観客の心を突き刺してくれると、それこそスタンディングオベーッションなのだが、そこがネ。でもそれは役者の問題ではなく、日本人には難しいと思う。舞台も広かったから尚更「気」は散漫になるし・・・。
何より、美術と照明が美しく、それで十分に料金分は取れていたし…、或いはまた、あんなに美しくなければ、その分役者が立ったのか?とも。
ありゃりゃ、アルバの話ばっかになったなぁ~。
期待を持っていた「桟敷童子」も、やはり劇場だと力が半減。やっぱテントとか倉庫とか非劇場に限る。ただエース板垣を温存(?いや出演はしていたが主役ではなかった)して、成長著しい外山博美に光を当てようとした試みは良かったし(でもやはり板垣が立ってしまうのだが)、登場人物全てに物語を持たせて話が長くなることをやめた2点には好感を持った!
さて。3月は杉並演劇祭が開幕! こちらも実行委員末席として、出来る限り顔を出したいとは思っている…が、さて???
【今日の反省】文中何度も表現側を
庇って、自分に原因を…って、逆に
嫌みに感じられただろうか?
下北沢演劇祭は実行委員として全作品観ようと張り切ってはみたが、さすがに区民Aと日程が重なるところには手が届かず、結局8本に留まった。でも我ながら健闘したのでは?。と、同時に事務所の快諾を得て、随分マチネに観に行かせて頂いたのが大きかった! 引き算すれば下北沢演劇祭以外が5本。それも含めて、昼の観劇が多かった2月である。
我ながら驚いたのは、「野鳩」や「鉄割アルバトロスケット」など小劇場で話題だったり、あ、名前よく聞くよな!というあたりが、まるでヒットしなかったということ。それは表現側の問題ではなく、明らかに僕の《老い》にあるのだろうと思うし、いよいよ覚悟してそーゆーのから足を洗うしかない、ということだ。
嗚呼、小さい頃は親が止めるのも聞かず、ドリフも見てたし、子供心に「もー志村も峠越したな」とパイプをくゆらせながら(モチ比喩です)、ひょうきん族に移って行った歴史を持つのに・・・。でも嗜好は変わるもんな。子供の舌は苦味を感知しないから、甘いの大好きで、やがて「大人の味」が美味しくなるんだもんな…。って、一体何を何処に向かって慰めてるんだ?!
で、話を「今月の観劇」に戻すと、実は今月は当たりがなく…、それは表現側の問題ではなく、僕が区民上演グループでバタバタしてたからなのだろう。
そんな中、シアター1010の『ベルナルダ・アルバの家』は、さすが大型作品・・・劇場も、となればそれにふさわしい俳優やら道具やらで、必然的に予算も大型作品・・・だけあって、見応えはありました。ホンが、というかホンの発想が面白く、つまり筋自体は、どーってことないので、あとはスペインのパッション!=あの熱くて激しくてドロドロしていながら弾けた(?自分でも書いてて意味不明だ…)が、ガツンと観客の心を突き刺してくれると、それこそスタンディングオベーッションなのだが、そこがネ。でもそれは役者の問題ではなく、日本人には難しいと思う。舞台も広かったから尚更「気」は散漫になるし・・・。
何より、美術と照明が美しく、それで十分に料金分は取れていたし…、或いはまた、あんなに美しくなければ、その分役者が立ったのか?とも。
ありゃりゃ、アルバの話ばっかになったなぁ~。
期待を持っていた「桟敷童子」も、やはり劇場だと力が半減。やっぱテントとか倉庫とか非劇場に限る。ただエース板垣を温存(?いや出演はしていたが主役ではなかった)して、成長著しい外山博美に光を当てようとした試みは良かったし(でもやはり板垣が立ってしまうのだが)、登場人物全てに物語を持たせて話が長くなることをやめた2点には好感を持った!
さて。3月は杉並演劇祭が開幕! こちらも実行委員末席として、出来る限り顔を出したいとは思っている…が、さて???
【今日の反省】文中何度も表現側を
庇って、自分に原因を…って、逆に
嫌みに感じられただろうか?