「東都七人衆」または「東都神7」が、
全員1位指名となった一方で、
「高校四天王」は投手のみ支配下指名という
余りにはっきりした結果となった。
はっきりでいえば。〈結果〉というのは
あくまでドラフト2023の結果であって、
今後のことはまるでわからない!
と、きっちり書いてから先に進みたい。
そして何より一番の感想は、
超珍しいリザルトなドラフトだったなぁ~
である。
あ、更にそもそも論になるが、
昨日おこなわれた日本プロ野球機構の
ドラフト会議こと、
正式名称「新人選手選択会議」の話です。
そもそもを重ねることになるけれど……。
七人衆だの四天王だの野球に興味がなければ
「???」だと承知しております。
かくいう筆者も、最近野球ウオッチに関しては
若干ぼんやりしていて、関連の前記事や後記事を参考に
拙い知識を補足しつつ拙文をしたためております
まず四天王。
最後の夏の甲子園に出場したのは野手3人で、
投手の大阪桐蔭・前田悠伍は地区予選で敗退。
だけれども、ドラフトでは唯一1位指名されました。
正直、四天王の中で抜きん出た完成度ですから、
出る出ない、ポジション云々は関係ないけれど
そこはそれ、あるブロッキングをして進行した方が
たぶん面白い……はず。
(しつこいが、前田君がプロで成功するとは限らない)。
前田を指名したソフトバンクが、
育成枠3位に地元の九州国際大付・佐倉侠史朗。
最も注目されていた花巻東高校・佐々木麟太郎は
米国大学進学を表明しドラフト回避。
そして、広陵・真鍋慧は指名なし。
かたや前田同様「最後の夏」に手の届かなかった
山形中央・武田陸玖、享栄・東松快征、
滝川二・坂井陽翔らは指名され、
甲子園組の沖縄尚学・東恩納蒼の名前は
挙がらなかった明と暗。
(本当に何度も申し訳ないが
飽くまでもドラフトの段階で……以下略)
続いて大学の「七人衆」。
ドライチをいの一番に公表した広島が、
籤引きを制して青学大・常広羽也斗の交渉権。
我がヤクルトが指名の国学院・武内夏暉は
三球団が競合して、西武が当たり籤。
外れ一位で燕は専大の右腕・西舘昂を指名。
七人衆にはもう一人、西舘(勇陽・中大)がいて、
巨人と日本ハムがともに一巡でコールし、
新監督阿部(中大卒)との縁かGが当たりを引いた。
中日と千葉は一巡目に社会人No.1度会隆輝
(ENEOS)をともに逃し、
二巡目に亜大・草加勝でまたも競合
軍配はドラゴンズに。
冒頭〈超珍しい〉と書いたが・・・
千葉は三巡目に東洋大学・細野晴希。
西舘勇、前田と続けて外した北海道も細野。
東都の最速サウスポーの交渉権は
ファイターズが引き当て、ロッテは三連敗
・・・これもなかなか無いことだ。
なお青学大・下村海翔は阪神が単独指名。
……みごとな作戦勝ち。
(ドラフトにおいては、とここでも書いておく)
つづく