「風の旅人13号」(隔月刊/ユーラシア旅行社)
の川本三郎さんのエッセイの中に
“一つ目小町”という言葉が出てくる。
「いまからもう二十年以上前に」あった言葉で、
「大きな盛り場の隣り、電車でいえば、一つ目のところに、
思いがけない、いい町があるという意味」
だそうだ。
例として渋谷の隣りの代官山などを挙げている。
エッセイの主題は表通りに対する裏通りの良さ。
川本氏はさらに、
「下北沢など町全体が裏通りといっていい」と書いているが、
とすれば、シモキタのはずれ、
パラータのある代田1丁目は「裏通りのさらに一つ目小町」
=“二つ目小町”だ!
パラータの真ん前には、
「邪宗門」という喫茶店があり、ここがなかなか有名だ。
よくテレビや雑誌に登場する。
国立の「邪宗門」から暖簾分けした
おいしいコーヒーに加え、
マスターの手品と、奥さんのひばりグッズ……
時には東演の会議室、応接室にもなる。
邪宗門の隣にはインド音楽の教室がある。
その向かいにはダーツバーがあったが今は閉じた。
「一つ目小町」なんて言葉を知らない頃から
パラータ周辺が面白くなればなあ、と思っていた。
ダーツバーの2軒隣に、立体アートのアトリエがあった時、
こーゆーの増えたらソーホーっぽくなるよな、
なんて夢想を描いた。
演劇、音楽、美術などなど
若いアーティストが沢山いて、
バーやカフェがあって……
東演の芝居を観たお客様が、帰りに立ち寄っては、
新たな出会いが生まれる・・・みたいな。
今日は「今年」の折り返し点、
僕自身、人生の裏通りを歩きながら、
さて「人生」の方は折り返したのかなあ・・・
なんて、ようやく明るくなってきた空を見上げる。
そうか、「真打ち/敏腕」にはまだまだの、
「二つ目」ってトコロだな、うん。

の川本三郎さんのエッセイの中に
“一つ目小町”という言葉が出てくる。
「いまからもう二十年以上前に」あった言葉で、
「大きな盛り場の隣り、電車でいえば、一つ目のところに、
思いがけない、いい町があるという意味」
だそうだ。
例として渋谷の隣りの代官山などを挙げている。
エッセイの主題は表通りに対する裏通りの良さ。
川本氏はさらに、
「下北沢など町全体が裏通りといっていい」と書いているが、
とすれば、シモキタのはずれ、
パラータのある代田1丁目は「裏通りのさらに一つ目小町」
=“二つ目小町”だ!
パラータの真ん前には、
「邪宗門」という喫茶店があり、ここがなかなか有名だ。
よくテレビや雑誌に登場する。
国立の「邪宗門」から暖簾分けした
おいしいコーヒーに加え、
マスターの手品と、奥さんのひばりグッズ……
時には東演の会議室、応接室にもなる。
邪宗門の隣にはインド音楽の教室がある。
その向かいにはダーツバーがあったが今は閉じた。
「一つ目小町」なんて言葉を知らない頃から
パラータ周辺が面白くなればなあ、と思っていた。
ダーツバーの2軒隣に、立体アートのアトリエがあった時、
こーゆーの増えたらソーホーっぽくなるよな、
なんて夢想を描いた。
演劇、音楽、美術などなど
若いアーティストが沢山いて、
バーやカフェがあって……
東演の芝居を観たお客様が、帰りに立ち寄っては、
新たな出会いが生まれる・・・みたいな。
今日は「今年」の折り返し点、
僕自身、人生の裏通りを歩きながら、
さて「人生」の方は折り返したのかなあ・・・
なんて、ようやく明るくなってきた空を見上げる。
そうか、「真打ち/敏腕」にはまだまだの、
「二つ目」ってトコロだな、うん。
