07年夏秋の全38公演を積みあげて『朗読劇/月光の夏』の上演回数はお陰様で123回となりました。
さて、この時期「月光」ばかりでなく、テレビも改編期でドラマ等番組が最終回を迎えます。
一昨夜『ココリコ ミラクルタイプ』のお尻だけ、ちょいと見た。
“劇団の解散”を扱ったショートドラマの以下のようなシーンだった。
・・・「13年もやって来て、全然目が出ないじゃないか。夢、夢、って言うばかりで何も変わってない。結婚して田舎に帰る」と八嶋智人演じる古株が言う。
現在も劇団(劇団カムカムミニキーナ/ただしマスコミ活動はシス・カンパニー所属)で活躍している彼が、この役を演じているのが何とも面白い…。
と、若手有望の女優役らしい(?何しろ途中から見たので…)山口紗弥加が、他の劇団から声が掛かっているので移りますと、それに乗っかってくる。。。
旗揚げメンバーなのだろう坂井真紀、松下由樹は二人を止める。
シーンは別室に移り、坂井、松下に加え、遠藤章造、田中直樹の4人が顔を寄せ合う。遠藤は劇団の統制が乱れるので「簡単に許すな!」と強く出るが、ずっと無言だった作・演出(?これも推測)の田中は「これを機に一度解散しよう」と重い決断を下す。
嗚呼、本当に、そういう場面を何度か実際見てきているので、胸の痛いものがあった。&、最近のゴールデン枠のドラマより、よほどしっかりした「作品」になっていた・・・。
たまに見せてもらった『ココリコ/ミラクル~』は、田中の長台詞も大きな売りだったが、アンサンブルの効いたドラマ自体が大概ハイレベルだった!
素敵な番組の終焉であった。
あれ、思ったより、余談が長くなったなあ…
【文中敬称略】
話を「月光」に戻しましょう。
今期の公演はおしまいですが、来年は。。。
例えば今年お邪魔できなかった近畿・中国あたりに・・・その一方で、このエリアはアマチュアの劇団さんが、自分たちで『月光の夏』を朗読されるケースが大変多いのだが・・・是非、来年以降は、と考えています。
05年、兵庫県丹波市の中学校の公演は、最初のアプローチから2年を費やして実現したのだが、実際、問い合わせは近畿や中国に限らず、各地から多くあって「宿題」になっているところは沢山ある!
東北は、日本海側ばかりだったから、太平洋側にも広げて行きたいし、と。
《夢》は、無限である。
そうそう《演劇の夢》ってことでバラエティの話を挿入したのであった。。。
本日『恋でいっぱいの森』稽古場には擬闘の菊地竜志さんが登場!
大きな舞台用のアクションを付けてもらいます。