名作の題名のパロディ作品で
面白いものにお目にかかるのは
昨晩の仲秋の名月を拝むより難しい。
のだけれど、今夜拝見した
劇団一の会vol.53.5番外公演
~祈り~は、
大変上質の舞台であった。
『千羽鶴』作/四方田直樹
『長崎は明日も晴れだった』
作/太田善也
ふたつの短編からなる70分の公演。
前者は不条理劇の匂いのある
ライトな物語。
後者は広島に原爆が落ち、
長崎にはまだ落ちる前の「時間」を
切り取った作品。
どちらも反戦を真っ向から語らず、
けれどもまさに~祈り~に立脚した
「演劇」として観客をとらまえる70分。
明日が千秋楽。
その明日もあと数時間に迫っているから
とやかくいわずにアップするけれど、
時間のある方は、江古田へ!
16時の大楽が狙い目らしい。
余談。
早めに江古田についたので、
ネット検索して高評価のラーメン店へ。
「お客様が最後です」と。
直後に券売機前に立った
いかにもラーメン好きな中年男性は
「ごめんなさい、スープ切れです」と
断られて渋々退散。
それから。
観劇後に、東長崎まで歩いて、
ふらりと入った居酒屋も当たりで
三打数三安打一本塁打
もちろんホームランは一の会。
追記
二枚目の写真は西武池袋線
東長崎駅のオブジェ。