非シス人『広島に原爆を落とす日』が
取り上げられている。
「フリンジ系評判記」というコーナーで
演劇ライター浦崎浩實が
数多ある舞台から五本選んだ中の一遍。
同誌には戯曲が二本掲載されており、
うちひとつが『ディラックの花嫁』。
はせひろいちの新作で、
来月四日から東京公演が幕を開ける
僕が制作協力で入る舞台である。
(会場はザ・スズナリ。
名古屋と大阪公演はすでに終了)
我が家の真下が事務所のPカンパニーの、
かみさんも客演させていただいた
『スパイものがたり』も劇評に載り、
かみさんが昔出演させていただいた
ぼっくすおふぃすの神品正子が
文章を寄せてもいる。
小さな演劇界だから「テアトロ」には
まあ、多かれ少なかれ関わりのある
作品や個人の名前を見つけるのだが、
今回はちょいとたくさんめである。
全てが喜ばしい掲載なら良いのだが、
実は今回は少々異なっており・・・
前号の、とある告発に対する反論が
通巻854号には綴られている。
様々な論争が長い歴史の中で
繰り広げられてきたのだろうけれど。
前述のそれは余り発展的なものでは
残念ながら、ない。
1934年創刊の演劇専門誌。
以前は白水社の「新劇」
(1954年創刊。ひらがな表記時代、
レ・スペックへの改称後92年休刊)
と三大誌を形成していたが、
今は早川書房の「悲劇喜劇」と
発行を続ける老舗で俎上に載った
論争は、これで終結をみるのか、
それとも反論への反論となるのか…。
※※※
話をかえて。
劇団ジャブジャブサーキット
第53回公演『ディラックの花嫁』
(作演出/はせひろいち)
2014年9月5日~7日、ザ・スズナリ。
5(金)14:00、19:30
6(土)14:00、18:00
7(日)14:00
一般前売3,300円、学生前売2,300円
ぺア券5,600円など多数。
(詳しくは公式HP参照ください)
なお看板俳優・栗木己義と荘加真美の
ダブルキャストは、なんと役柄が違い、
従って台詞も異なり、結果、
見る者の作品解釈まで別になる!
という仕掛けの舞台。
両バージョン観劇できるセット券5,000円
もありますよ!!!
全日受付でお待ちしてます。