はつか。
今日を20日と勘違いしているわけではない。
昨夜、いやもう27日になっていたから今夜、
でもそう書くと火曜の19~24時に思われるか?
……言いたい一番は「初夏」である。
プ~ンと夏におなじみの音に襲われた。
今年はあったかくて各地の桜も記録的に早く咲いた。
それは春のことがらだから許すとして。
さすがに蚊はいくらなんでも。
と、半世紀以上ボーッと生きていると、
ついそんな風な考えに及ぶわけだけれど。
チカイエカとゆー種類は一年中活動しているらしい。
くだんのプ~ンは、それだったのだろう。
※
はっか。
小さい頃、スーッとするやつは「ハッカ」だったが
ミントと洒落た名前に押されて最近見かけない。
北海道に行くと目にするのだけれど。
これまたボーッと生きてきて違いが曖昧だ。
ミントが総称で薄荷やペパーミントなどの仲間がいる、
とぐぐったら出てきた。
検索ついでにハツカネズミ。
語源は当然、20日くらいで生まれる、だと思っていた。
でも他にもあって・・・
家ネズミの中、ドブネズミなど多種に比べ小さく、
生後20日程の大きさしかないという「はつか」絡みの説。
「僅かネズミ」が転じて「ハツカネズミ」。
小形でちょこまかと動き「はしかい(捷い)ネズミ」から。
古称「甘口鼠(あまくちねずみ)」の書き誤りと見誤りで
「廿日鼠(はつかねずみ)」。
・・・とバラエティーに富んでいる。
※
となると『二十日鼠と人間』につい飛びたくなる。
1937年に発表されたジョン・スタインベックの小説で、
映画化もされているが、彼が最初に演劇を意識して書いた
作品として我々は心に止めている。
ジョン・スタインベックの蛇足。
1940年『怒りの葡萄』ピューリッツァー賞
1962年ノーベル文学賞