麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

しらろじ2024

2024年04月30日 | 鑑賞

「知らない路地の映画祭」

略して「知ら路地」が今年も!!

 

と書いたものの観たのは初めて。

概略をコピペすると・・・

〈美術家・友政麻理子が発起人となり、

2015年度から千住地域を中心に、

一般参加者による自主映画の制作と

その上映会を行なっている

アートプロジェクト。

2018年度からは参加メンバーが

企画運営を引き継ぎ再スタート〉

・・・した実行委員会による

映画を通した新しいコミュニティの

可能性を提案している。

上述のほかワークショップなども。

 

 

4月27日、28日の二日間、学びピア21にて

今年は5本の短編が上映された。

(映画祭は毎年GWの頭に開催だそう)

 

 

私は最終日の午後に。

シアター1010(せんじゅ)には

何度か足を運んでいるがコロナもあり、

北千住に降りたのは久方ぶり。

 

最近、ランキングで上位に顔を出す

理由が頷ける街並みに変わっていて、

往路はのんびり見歩いて会場へ。

 

 

学びピア21は愛称。

中央図書館、放送大学、映画祭の会場の

生涯学習センターなどが入った複合施設で

荒川堤防のすぐ脇に建っていた。

 

 

僅か2時間で、街が好きになっちゃう

バラエティ豊かなラインナップ。

アニメーションにコメディー、SFなど

ジャンルも様々で、またテーマとして

「街に活気の出る反面、喪われるものが」

的なメッセージドラマもあった。

なので復路は、少し違った目線で駅へ……。

下北沢演劇祭や杉並演劇祭などに

関わった経験があるが、

「知ら路地」もとても素敵な活動。

来年も、絶対観に行く。

 

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ある日のベストセラー

2024年04月29日 | 身辺雑記

1位がアメリカンフットボールの

NFLの2024名鑑。

在庫切れでブツがない2位は、

国際線外資系CAが伝える生き方の本

『自由に飛び立つ翼の育て方』。

3位には、ムック本「Gスピリッツ」の

テーマ別アンソロジーの第一巻

『Gスピリッツ選集〜昭和・新日本篇』。

〈格闘技世界一決定戦〉をはじめ、

全日vs新日などを網羅した

プロレスファンには垂涎の一冊。

 

 

と、ベスト3を記したけれど。

あくまで〈スポーツ・ホビー〉の部で、

しかも某書店池袋店の、であり、

さらには最新じゃなく記憶が確かなら

4月19日にフラリと入った時のものだ。

 

過去ついでに綴れば……その翌日の朝

テレビのとあるワイドショー。

古代遺跡と棟方志功、寺山修司を巡る

青森の旅と小田原グルメ

さらに桜満開の弘前城からの生中継。

 

奇しくも父の故郷と

私の出身地神奈川が映し出された。

 

神奈川ゆうても、横浜・湘南・箱根

などなどあって、私は川崎だが

さておき。

小田原の頑張りが目を引くこの頃だ。

市の広報か観光課かは知らないが

他にも幾つかの番組で紹介された。

 

青森の五所川原

(父のまさに生まれたまち)に

相撲を愛するちびっこ外国人が

向かう番組を見たのは22日だ。

 

・・・と綴っている今日は、

木葉採月も押し迫った29日。

 

末筆にトーハンの週間ランキング

(月に2回発表。23日付最新)は

↓↓

1位『成瀬は天下を取りにいく』

(著/宮島未奈、新潮社)

2位『変な家2 〜11の間取り図』

(著/雨穴、飛鳥新社)

3位『成瀬は信じた道をいく』

(著/宮島未奈、新潮社)

 

雨穴の「変な」シリーズは

5位に『〜家』、7位に『〜絵』。

何かと話題な大谷翔平の絵本が8位。

 

あたまの順位とは当たり前だが

まるで違う。総合ランキングだもの。

ついでに、蛇足ながら10数行前の

4月の異名は「このはとりつき」。

 

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候補はベリンガム

2024年04月28日 | スポーツ

ジュード・ヴィクター・

ウィリアム・ベリンガムは

弱冠20歳のフットボール選手。

英国バーミンガム近郊に、警察官ながら

セミプロ選手だった父を持って生まれ、

幼い頃にはラーションやボウヤーに憧れた。

彼らもプレーした「バーミンガム」で

キャリアをスタート。

2019年にトップチームに昇格するや、

クラブ最年少出場記録、同得点記録を

ともに更新。翌年には「ドルトムント」へ。

ドイツの名門BVBでも22番※を背負うと、

イングランド史上最年少で

UEFAチャンピオンズリーグ出場を果たす。

(※バーミンガムは22を永久欠番に!)

22-23シーズンのブンデスリーガMVP、

23年にはゴールデン・ボーイ賞と

コパ・トロフィーの二冠を手にし、

バロンドールにもノミネートされた。

「ゴールデン〜」は2003年、

欧州のクラブで最も活躍した

21歳以下のプレーヤーに与えられ、

遅れて2018年にスタートした

「コパ〜」は同年齢対象ながら、

ヨーロッパ外のエリアからも選出。

そして「バロンドール」は、

世界年間最優秀選手に贈られる賞。

選考対象は、長年欧州のみだったが、

2007年から全世界に拡大している。

ベリンガムの躍進は止まらない。

2023年6月14日、〈銀河系軍団〉

レアル・マドリードに移籍。

フランスの、いや世界の英雄「ジズー」

ことジネディーヌ・ジダン。

レアルの元監督でもある彼と同じ

背番号「5」に袖を通す。

 

・・・そんな彼が今季の

バロンドールの最有力候補、

らしい……です。

 

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よるのすめる

2024年04月27日 | 身辺雑記

smell(スメル)は名詞では香や匂い。

他動詞、自動詞としても使われる

いうまでもないが英語

 

一昨日に朝の香、昨日は昼の匂い……

ときて夜のスメル。

語呂からは少し大人なムードが、

なきにしもあらず。

香水とか……となると、

銀座や六本木あたりを連想する。

 

 

短いあいだ六本木に通勤したけれど、

安い居酒屋やファストフード店が専らで

綺麗なお姉さんのいる処には

ついぞ立ち入らずに終わったな〜

 

一番お世話になったバーキンは閉店。

しばらく空店舗だったけれど、

久しぶりに六本木に降りたら

マクドナルドになっていました。

 

念の為だが、数行前の「バーキン」は

1837年フランスに成ったブランド

Hermèsのバッグではなく、

「ワッパー」でお馴染みのバーガー店。

こちらはフロリダ州マイアミに1954年誕生。

およそ100の国に約18000店舗だそうな。

 

 

 

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ひるのにをひ

2024年04月26日 | 身辺雑記

駅前の銀行に行ったあと、

少し遅いランチをと思い路地に入る。

 

西洋料理の店が居抜きで、

ガチ中華になったところ。

 

 

奥で鍋を振る料理人や

フロアを仕切る3人の姑姑(グーグ/

中国語でおばさんの意)は勿論、

客の大半も中国人。

左右からプートンファ(標準語)、

斜め後ろからは南訛りが聞こえてきて、

もはや観光旅行に来た感じだ。

 

「二人です。入れますか?」と

階段を降りてきたOLの

おずおずと訊ねる日本語が

かえって中国感を高めたりする

 

右隣でBランチを食べていた眼鏡の女性が

「我早上工作很累(午前の仕事、疲れたね)」

などと同僚と話していたのに、突然

「はい、呉です」とスマホを取ると、

「ああ、それは主任に伝えたよ。

夕方までに向こう、処理、電話くる」

と滑らかに日本語で。

これもまた上海のバンド辺りを思い出す。

 

 

そんな池袋は日々表情を変える。

長らく西口五差路の顔だった

立ち食いそば君塚が暖簾を下ろして

もうじき一年になる。

後釜が決まったのだろうか、

工事が始まっている。

 

果たしてどんな店が入るのか?

そして、どんな匂いが立ち昇るのだろう。

かつおの出汁の芳醇な香にかわって。

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あさのかおり

2024年04月25日 | 身辺雑記

東海エリアの喫茶店文化

というか、過激なモーニングは

つとに有名である。

 

かたや首都圏……朝、といっても

9時は過ぎた頃、僕より先輩世代で

チェーンのカフェが賑わっていた。

 

なるほど、そのすぐ近くに

個人経営の喫茶店はあったのだが、

まだ開いてはいなかった。

 

普段歩かないところだから、

昔からなのか、昨今の様々な要因で

営業時間を変えたのかは知らない。

兎に角、先輩連は大手D或いはSで

朝の会話に華やいでいた。

 

店内に入ったわけでないから

「今度の選挙、酒屋の倅は出ないの?」

「そりゃ今の風向きじゃ無理よ、

前回ほんとギリだったじゃないよぉ」

「あぁ、後ろ盾の正膳寺も亡くなって、

あっこの娘も婿様も非自民だもんね」

「なんでかね。単なる正膳寺への

反発なんかね、ありゃ」とか

地元の政局を論じたかと思えば、

「大谷きのうも打ったね」

「打ったね〜。でもバスケの、

なんだ山本だかは帰ってくるね」

「渡辺よ、わたなべ。…どっちも

ありがちな名字だけどさ〜」

「あら失礼。けど、あんたスポーツも

詳しいのねぇ」と内容が変わるのを

聞いた訳では決してない。

 

そんな〈表情〉でコーヒーを飲む姿を

チラ見したということ。

 

そして信号が赤。

横断歩道で待つ女性のリュックには

つば九郎のキーホルダーが二個、

後ろと右に大小ぶら下がっていた。

青になって、向こうから来る女性は

FC東京の青赤のレプリカを着ていた。

 

桜はすっかり緑。

東京は初夏。朝の目覚めも良い気温。

コーヒーの香りが心地よい。

 

 

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SVリーグ〜スパイクの章

2024年04月24日 | スポーツ

 

凝りもせずバレーボールの

SVリーグに絡む話が続いております。

男女24チームも紹介……あ

忘れずに書かなきゃな事があった。

 

男子10チームは4/20に記したけど、

もうひとつ、クボタスピアーズにも

ライセンスが交付されたのだ。

でも奇数は運営にデメリットだから、

初年度は下部のVリーグで闘うことに。

闘球ファン並びにスポーツ通は、

ラグビーの最高峰・リーグワン所属の

「クボタスピアーズ船橋・東京ベイ」を

すぐに想起するはずだ。

 

22-23シーズンのリーグ戦を2位で終え、

プレーオフでワイルドナイツ(1位通過)

を撃破 歓喜の頂点に立った

「オレンジアーミー」を。

 

一方、バレー部は1957年結成と

歴史は持つがVへの本格参入は

20-21年のディビジョン3(V3)。

翌季、V2昇格を早々に果たしたけれど、

僅か一年で降格。

奮起の22-23年、V3で準優勝。

入替戦を制して再びV2という

戦績からの「SV」交付。

……いきなりトップリーグより

むしろ良いのかもしれない。

 

ただライセンスの条件は

施設、組織など広範に及んでいて、

寧ろその要素が大きいことは……

賢明な読者に説明するまでもないか。

 

さて。

クボタのように複数競技を網羅する

〈総合型地域スポーツクラブ〉に

日本でいち早く取り組んだのは

新潟アルビレックスだろう。

サッカー男女、バスケ男女、

スキー、野球、陸上、さらには

モータースポーツにチアまでを所持。

 

ドイツではVerein(フェライン)

と呼ばれるシステムは世界各地に

当たり前に存在し、国も推進中だ。

 

日本でも是非ぜひ根付いて欲しい。

否、根付かねばならない。

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SVリーグ〜トスの章

2024年04月23日 | スポーツ

サーブ、レシーブときてトスの章

・・・とくれば、鳥栖を拠点にする

「SAGA久光スプリングス」から

話を始めねばならないだろう。

 

高校三冠(東九州龍谷)達成や

セリエAのイコモ入団など、

左腕から繰り出す強烈なスパイクで

道を切り拓いた長岡望悠(みゆ)。

彼女も大きな期待を背負いながら

怪我に泣いたプレーヤーの一人だ。

 

代表で首に提げたメダルは

意外にもグラチャン2013の銅のみ。

久光の背番号1は現在32歳。

ベテランとなった。

 

「東龍」三冠をともに成し遂げた相棒

同級生セッターの栄絵里香や、

父、弟もバレーボーラーで、

かつ全員が全日本を経験の

キャプテン大竹里歩、

2021、22年の春高連覇の原動力

「最強ツインズ」の姉・深澤めぐみ

(同大会、個人では2年連続MVP)

らを擁するチームのキャラクターは

「ハルちゃん」

 

スプリングスの春に加えて、

久光の看板商品サロンパスの

〈貼る〉の意もまとった

春告鳥のメジロがモチーフ。

 

 

構想としては、サッカーより早く

プロリーグ化に踏み出したバレーボール。

残念ながら、そのチャレンジは何度も頓挫し、

次々と他の競技に先を越されてしまった。

 

だが、関係者の努力で漸く船は港に着いた。

まだ岸を離れていないし、漕ぎ出しても尚、

波は決して低くないだろう。

だがだが! 海外の高いブロックを

撃ち抜いてきたように新リーグも

と、昔々バレーボールを囓った初老は

強く、願う。

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SVリーグ〜レシーブの章

2024年04月22日 | スポーツ

○昨日のつづき○

 

SVリーグ女子の「Astemoリヴァーレ」は

1980年発足の日立製作所佐和工場の

バレーボール部が前身で、

江上由美、三屋裕子、中田久美、大林素子ら

スター選手を輩出した「日立」とは異なる。

1964年日立武蔵に始まり、75年に日立、

90年日立ベルフィーユとなった強豪は

2001年、リストラ対策の一環により

歴史に幕をおろした。

 

ライバルのユニチカも同じ頃に廃部。

故大松博文監督のもと日紡貝塚として

1954年誕生。59年から8年間負け知らずの

258連勝というとてつもない記録を打ち立て、

69年、日本レイヨンとの合併によりユニチカ。

チーム名はユニチカ貝塚に。

77年からユニチカ。この時代に活躍したのが

「ジュリスマイル」横山樹理、

サウスポー水原理枝子、そして広瀬美代子。

ブロックアウトなど巧みなスパイクと

超絶のレシーブで沸かせた小兵だった。

 

91年からユニチカ・フェニックス。

それから10年しない2000年活動休止。

しかしチームは東レに移籍となった。

その系譜が今秋から始まるSVリーグ参戦の

「東レアローズ滋賀」。

 

 

2チームを取り上げたけれど……。

バレーボールの一等最初のリーグ戦に

名を連ねた・・・日本鋼管、松下電器、

富士フィルム、専売広島、住友金属、

八幡製鐵(以上男子)

日立武蔵、ニチボー貝塚、全鐘紡、

ヤシカ、 東洋紡守口、林兼産業

(以上女子)・・・の12チーム中、

SVに参戦するのは男子の松下

(現パナソニック)、専売(現JT)、

八幡製鐵(現堺)の僅か3つ。

まさに時代が反映されている。

 

若い世代にとっては、カメラメーカーの

「ヤシカ」を知らないだろうし、

「林兼産業」に至っては世代に関わらず

読み方からして分らない人が多いやも

 

「はやしかねさんぎょう」の代表は

中部哲二と書けば「あ、もしや」と

ピンと来るのは野球ファンだろうか。

 

マルハニチロ=旧大洋漁業の創業者

中部幾次郎(なかべいくじろう)に連なり、

その次男謙吉は、横浜ベイスターズの前身

大洋ホエールズのオーナー。

つまり、山口県下関市に本社を置く

マルハとは兄弟会社。

 

レシーブの章の最後に、再びヤシカ。

1967年の世界選手権では、

同チーム主体で優勝するなど、

日立、ユニチカと日本リーグで拮抗。

76年モントリオール五輪金メダル

キャプテン飯田高子もヤシカの選手。

しかしチームは77年実業団リーグに降格。

さらに会社本体の経営破綻により翌年廃部。

チームは日本電気バレーボール部に移籍。

現在のNECレッドロケッツである。

 

●さらに続く●

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SVリーグ〜サーブの章

2024年04月21日 | スポーツ

アランマーレ山形

(山形県天童市)

デンソーエアリービーズ

(福島県郡山市)

Astemoリヴァーレ

(茨城県ひたちなか市)

群馬グリーンウイングス

(群馬県前橋市)

埼玉上尾メディックス

(埼玉県上尾市)

NECレッドロケッツ川崎

(神奈川県川崎市)

KUROBEアクアフェアリーズ

(富山県黒部市)

PFUブルーキャッツ

(石川県かほく市)

クインシーズ刈谷

(愛知県刈谷市)

東レアローズ滋賀

(滋賀県大津市)

大阪マーヴェラス

(大阪府大阪市)

ヴィクトリーナ姫路

(兵庫県姫路市)

岡山シーガルズ

(岡山県岡山市)

SAGA久光スプリングス

(佐賀県鳥栖市)

 

 

4月20日の弊ブログにSVリーグの

男子を紹介したからには女子も。

 

今年10月に産声をあげる

日本バレーボールのトップリーグ

「SV」の14チームで、括弧内は

そのホームタウンなわけだが、

果たして2027年の〈完全プロ化〉は

実現できるのだろうか……。

 

それはそれとして。

筆者が熱中していた遠い昔、

日立やユニチカが強かった時代とは

まるで顔触れが違います。

 

他の多くの競技同様、企業スポーツゆえ

「本業」が堅調でなければ成り立たず、

世の経済とリンクするのは言わずもがな。

そのあたりの変遷は、明日に。

 

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