過日、普段なかなか訪れることが
難しい場所で2時間ほど過ごした。
〈潜入〉は少々盛りました。
平たく言えば、女子大での
公開講座に参加したのだった。
歴史のある校舎の大教室。
多くの学生がノートPCを持ち、
いまどきのメイクと服装で
プロジェクターを使った講義。
イニシエとイマの融合。
講師は現役の俳優で、
学生参加のシアターゲームあり、
という普通の講義ではないもの。
大教室には複数のクラスが集い、
友人同士ばかりでなく、
「初めまして」で組むチームもあり、
これは良い経験になっただろう。
シャイで親密にならない組も
あったとは思うが
少子化で、大学自体の存亡も課題。
社会人に門戸を開くなど
間口が広がる今日このごろ、
この日は大学OGの舞台俳優が
講師だったけれど、地元の職人さん等
「魅力ある面白講義」の可能性は
無限なんだろうなぁ
勿論、通常より諸々準備は大変だ。
守衛さんとの連係等々含めて。
少し早めに着到したので、
せっかくだから散策。
とても小ぢんまりしたキャンパスで
茗荷谷という土地柄か、
狭いなかアップダウンが割とあった。
これはキャンパス内の話。
茗荷谷駅から正門までは緩やか。
帰りは別の門から護国寺駅へ。
これがなかなかの急な下り坂。
歩きながら、往路をこちらにしたら
「かなりの上りだったぜ、危な」と
胸を撫で下ろした。
めっきり足腰の弱ったアラカンには
それほど厳しい長い急坂だった。
最後に、講義。
こちらは大変穏やかに展開。
「ワーク」にも積極的に参加し、
講師の問い掛けにもサッと挙手。
先輩思いの真面目な学生が多く、
スムーズに進んだ。
さすが、お茶大