江古田駅(西武池袋線)を降りたら、
駅前の「べべ」が閉店していた。
驚きはしたが、見た目はいつ終わっても
不思議のない佇まいではあった。
知らない人も多いだろうから
改めて紹介すれば、正式名称は
「ファッションパークべべ江古田店」。
さる2月20日、営業終了。
40年に渡り江古田の顔だった
地上3階地下1階の……なんとゆうか
昭和の匂い満載の、小ぶりな百貨店?
でした。
公式SNSによれば
「最終日の閉店時、強風で寒い中を
大勢のお客様に見守っていただき、
従業員一同胸が熱くなりました。
皆様の温かいお気持ちに
心より御礼申し上げます。
本当に有難うございました」と
千秋楽の様子を綴っている。
最近はイトーヨーカドー各店で
ジモティーが別れを惜しむ絵を
よく目にするけれど、
それが「べべ」でも起きたようだ。
江古田は稀に用事で訪れる程度。
けれども待ち合わせや開演より
早く着いた時にふらりと寄るのが、
「べべ」だった。
それでも古き良き時代を
否が応でも想起させる品揃えは、
インパクト大だった。
たぶん片手から少し余る程度の
べべ体験しかない私ですら
「えっ!!」と心が少震したのだから、
親しんだ人々の心中たるや
ただ前述の某大手スーパーの
業績不振という理由ではなくて
建物老朽化によるようで、
あ
此処しか知らなかったけれど
「江古田店」って言うからには
他でも展開しているのでしょうね
いずれにしろ「お疲れ様でした」
健康診断での江古田行だった今回。
総合病院への道すがら、
電信柱のチラシにも目が行った。
「辛いもん対カラクナイもん」の
〈江古田カラフェス2025〉って、
じゃ、対象は全部じゃね?と
間髪なくツッコミたくなるけれど。
べべにしろフェスにしろ
縁の薄い者にすると
〈とても江古田っぽい〉のである。
何故だろう。
日藝もあるせいか、変な…
もとい個性的な人々が多いから?
よく知る「劇団一の会」も
良い意味で〈本格的に妙〉だしな〜