麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

月の裏側・前篇

2024年07月05日 | 身辺雑記

月の裏側から、中華人民共和国の

無人月面探査機「嫦娥6号」が

岩石などの試料を、歴史上初めて

地球に持ち帰ったとニュース。

 

僕のラインに、中学の同窓会の

写真が届いたのは、その数日後。

2018年7月に開催されたものが

同窓会副会長の柴ちゃんから。

 

僕は築地本願寺境内にある

ブディストホールという劇場で

本番中だったので欠席だった。

 

嗚呼、まだcovid-19禍の前かぁ

それはさておき。LINEには

出席欠席関わらず100人弱が参加。

 

そんなアラカン世代・・・

毎年開くほど皆ヒマではないが、

未曾有の災禍であいだが空いた

可能性はあるのかもしれない。

 

いずれにしろ前回のスナップが

まとまって送られてきたのは、

「ボチボチ次あるよ」って予告

と受け取るのが尋常だ。

 

さて、欠席した会の

懐かしい顔を眺めながら、

流星みたいに頭をかすめたのが、

月の裏側のニュースだった。

恐らく幹事の顔ぶれの影響で、

僕と同じクラスになったことのない

出席者が多かったから……。

 

改めて気付いたが、

同窓会会長、副会長二人と

三年間一度も一緒になっていない。

 

とはいえ。

川崎のはずれの山あいの、

当時は35人学級を標榜しつつ

高度経済成長期で、

理想にはおっつかずにいたから

教室には40人超。それが8クラス。

 

たかだか350人弱だから

名前と顔は一致した。

いや刻んだ年輪によって解読に

時間を要した者も正直、いたけど。

 

なので、あくまでかすめただけ。

幹事の連絡しやすい面々が

出席率も高いのは必然で、

であれば次は、積極的に自分回りにも

声を掛けよう、と。

 

思った今日は、カーボベルデの

独立記念日である。

 

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しせいしへいとせい

2024年07月03日 | 身辺雑記

【市制/市政】

二日にわたって川崎市制記念日や

川崎革新市政に軽く触れたけれど。

今日7月3日は、盛り上がっているのか

そーでもないのか、いまひとつ不明な

新紙幣の発行日だ。

 

 

【紙幣】

確実に盛り上がっている街のひとつ

東京都北区王子に降り立った日は

カウントダウンの25日前だった。

 

 

渋沢栄一翁のキャラクターが

ラッピングされたバスも走っていた。

 

都知事選の掲示板も立っておらず、

視界良好な街並であった。

 

【都政】

 

 

オモシロメーワクに取り沙汰された

私の目にした都知事選の掲示板は、

空き物件(?)が多く、

クリアファイルを使ったものは

数枚見かけた程度。

 

なので「めいすいくん」と

ちょいちょい出会うことができた。

 

 

2000年4月に誕生した

「選挙のめいすい(明推)くん」。

 

投票箱をモチーフにしたキャラクターは

頭部に用紙挿入口の2ライン、

背中には明るい選挙の実現に向かう羽。

そして、「お父さん」と「お母さん」、

弟「ただしくん」に妹「メイちゃん」と

家族で活躍中・・・なのだそうだ。

 

公益財団法人明るい選挙推進協議会の

「明」と「推」からの命名。

 

と、呑気に紹介したりしていますが……

4日後には日本の首都の首長が決まる。

さて「短冊」に、我々はどんな

《願い事=未来》を書くのだろう。

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川崎の海

2024年07月02日 | 身辺雑記

母や祖母から聞いた。

「昔、川崎で海苔が採れた」と。

 

公害の街カワサキに生まれ、

体の弱かった私を慮って、

市内南部の、まさに臨海地区から

北部の多摩丘陵エリアに転居。

 

つまり川崎区藤崎から

多摩区(現在は麻生区)王禅寺へ。

 

そんな私は、こどもながら

にわかには「川崎の海苔」を

イメージできなかったけれど、

大森の海苔を知る年頃になれば、

かつては美しかった東京湾を

思い描くことができ、

近くの大森で可能なら川崎だって

養殖はできるじゃん、と考えた。

 

    

 

多摩川と鶴見川の河口に挟まれた

「大師の海」と呼ばれた遠浅は

豊富な魚介類に恵まれた漁場だった。

 

海苔業は農閑期の副業として

明治の初期に始まり、

昭和10年頃に最盛期を迎える。

やがて重工業化に舵を切ったことで

埋立地の増加、水質の悪化など

川崎の漁業全般が衰退していく。

 

昭和47年、もう私はすっかり柿生の子、

前年には弟も生まれた西暦なら1972年、

漁業権は放棄された。

 

偶然たが、現川崎市長の生まれた年。

そして当時の市長が、伊藤三郎。

1971年、革新自治の風にも乗り初当選。

25年の多選だった前任を破った。

……のだが、その本人も5期の長期政権を

1989年、任期途中の病気辞任まで続ける。

 

と、ここでやっとこ前回のblog

『川崎の宇宙』に繋がるわけだが

あのまま革新市政が続いていれば、

ブルーインパルスが川崎100年に

飛ぶことはなかっただろう。

 

良い悪いではなく、客観的に。

 

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川崎の空

2024年07月01日 | 身辺雑記

故郷の川崎を離れて随分になる。

離れると言っても多摩川を渡れば

そこはもうふるさとなのだが。

 

そんなに近い距離にありながら

情報を完全には捕らえ切れず。

川崎の空にブルーインパルスが

飛ぶことを知ったのは数日前。

 

しかもニュースではなく、

ある施設の壁に貼られたペライチ。

「港区上空の飛行経路」を描いた図と

注意喚起の広報だった。

 

話が前後してしまったけれど、

航空自衛隊機が等々力競技場上空で

展示飛行するのは、市制100周年

その記念式典『かわさき飛躍祭』

 

ひやくさい=100才…

……どうなんだよ、このセンス

まぁ、それは置いておいて。

 

〈川崎が有するポテンシャルを

結集した祝賀イベント〉と標榜する

「かわさき100フェス」に

川崎総合科学高校・軽音部から

生まれたバンド「SHISHAMO」、

やはり川崎出身の片岡、荒井らの

「sumika」を招き、溝の口にある

洗足学園音大「フロントールズ」が

出演するのは大変ステキな選択だと

素直に思う。

 

それから。

勉強不足で知らなかったけれど、

川崎を舞台にしたテレビアニメ

『ガールズバンドクライ』から

派生した5人組ガールズバンド

「トゲナシトゲアリ」の起用も

素晴らしい。

 

だけれど。

はるばる入間から来る必要は

あったのかしらん、と思う。

 

国防はもちろん被災地支援にも

汗をかいていただいている

自衛隊に云々する気は微塵もない。

それとは別次元で、の話。

 

式典は人の集まりやすい土曜日、

さる6月29日でした。

で。

本日7月1日が市制100年の当日。

学校などはお休みで、スポーツ施設、

美術館など無料でございます。

 

何はともあれ、おめでとうございます。

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味の大関

2024年06月30日 | 身辺雑記

とあるスーパーの店先に

即席麺がど〜んと。

「味の大関・復刻版」だと。

しょうゆ、みそ、しお。

ラーメンの王道の味が揃っている。

「昭和41年発売」とあるから

筆者と同い年なのだが記憶にない。

 

他社の類似商品は勿論い〜っぱい

食べているのだけれど

 

 

ただ調べるとライバル麺よりも

当時お手頃価格だったのが売り!

だったらしいので、

母が我が家の財布と相談して

知らずに口にしていたのやも。

 

「味の大関」とい固有名詞に対する

記憶は、てなわけでラーメンじゃなく

駅前にあった飲食店。

  「久地」という川崎市民ですら

生涯一度も降りないだろう

(ちなみに「くじ」と読みます

渋めの町にかつてあった

冠婚葬祭などにも使う大きな店で、

だから頻繁に使うことはなくて。

 

けれども南武線に乗れば

上り電車なら進行方向右に、

逆なら左の車窓から見えて

精進落としに来たな〜とか、

その時ズボンの尻が破けていて、

それに気づいたあとの料理の味が

まるでしなかったんだよな〜とか、

思い出したりするわけである。

 

ただそう書くと「味の大関」に

深い印象を持つような誤解を

読者に与えちゃいそうな危惧発生。

スーパーの店頭に並んだ

インスタントラーメンの袋を見て、

朽ちかけた筆者の脳味噌の棚の

隅っこからコロリン転がり落ちた

ってのが、本当のところ。

 

でもって、久地といえば

なんたって向山んちの肉屋で、

それからブッチんちには

随分遊びに行ったな〜とかの

あれやこれやが芋蔓式に、

砂時計が永めにクルクルして

やっとファイルが開かれる……

そんな感じなのである。

嗚呼、40年も昔のこと。

 

「味の大関・復刻版」。

その日は手に取らなかったけれど、

実食してみたらば、

麺をすするよーに更なる記憶を

手繰り寄せられる・・・かな

 

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エルジ

2024年06月29日 | 身辺雑記

建設ラッシュが素人目にも止まらない

そんな印象ですが、

過剰による苦戦という噂も耳にします。

あくまでrumorだけども

 

で、中にはL字の土地もあって。

(下の写真、わかりにくいけど、

右後方に向かって逆L字の造成)

 

 

角っこが退けば、造る側は楽チンだし、

全体の価値も上がるし……と、

無責任に思い掛けて、角地側から言えば

好立地を手放す意味がないし、

思い出も一杯あって……など指折り数えて、

ギャー。

そもそも持ち主が角地に居て、

バラバラに貸してたを、前々から

「更地にして一棟のマンションに」

と営業から勧められていた、

という可能性も大きいのでは?

そんな軌道修正も生まれたりする。

 

軌道修正は更なる妄想を生み・・・

 

「ごめんくださ〜い」

「あれ、間柴さ〜ん。お久しぶり。

何よ、今日は私服?」

「ごめんなさい、少し患って入院を。

やっと娑婆に出たのでご挨拶に」

「わっ、それはそれは。大変でしたね」

「経過は良くて……。そいでもって来月に

退社するもんだから治療に専念できます」

「えぇ!」

 

間柴は転職して10年、このエリアを担当。

前任から引き継いでL字の開発に挑んだ。

おっとりした性格で、家主にゴリ押しはせず、

けれどもこまめには顔を出した。

かたや建て替えの気持ちは毛頭ないが、

決して聞く耳持たない頑固爺でもない

この地に生まれ育った三代目。

 

やがて間柴はエリアを巡った足休めに

観光地のお休み処よろしく立ち寄って、

仕事の話はせずに、昨今の不動産業界や

自分の娘が推しにハマって困るだの語り、

一方、家主は地元の情報をもたらした。

 

何なら「担当外だろうけどさ、

駅の反対側の小野寺さんに、

建てるなら間柴さんだよって。

相変わらずZ社がふざけやがって2億、

一方Y社がそれを知って3億だってさ。

どっちもどっちだよ。

デラさん金にゃ困ってないから

2の2で大丈夫。話はできてるから

明日にでも寄りなよ」なんてことも。

 

この日も、真柴の入院エピソード、

次の区議選で保守候補が決まらない、

なんて話を小一時間して……

「また長居しちゃいました。

週明けに後任連れて、会社の真柴として

改めて挨拶に参ります」と頭を下げる。

 

「コウニン? 保守は決まんないのよ。

でもココは真柴さんに決めたからさ。

後任は連れずに一人で来てよ。

退職祝いに判子押すからさ」

湯呑みを盆に乗せながら軽い調子で言う。

 

そこに勝手口の方から声。

「おまちどうさま〜。亀寿司です〜」

「私服だから、お酒なんかも平気でしょ。

って、もう竹が届いちゃった。

松は本契約のとき、カウンターでね」 

 

・・・妄想が長すぎる

 

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上野ショートトリップ

2024年06月23日 | 身辺雑記

ドラマの主人公・金八先生に

「人という字は、ひとりの人が

もうひとりの人を支えている。

人は人によって支えられ、

人の間で人間として磨かれていく」

的な〈名言〉がある。

 

支えあうのは人だけでなく物も。

(物の後ろには当然人有りきですが…)

 

 

上野に行ったらオレオとパンダの

コラボ商品(?!)の広告を目にした。

 

パンダにあやかるのは

ナビスコ社ばかりではなく、

東京ひよ子社からは〈パンダひよ子〉

ややこしいけれど、パッケージがパンダ、

で中身は変わらずにひよ子、らしい。

 

 

新しいアイテムが続々だが、

起き上がりこぼし、ネクタイ等々

上野駅の構内だけでも

数え切れないパンダグッズに遭遇。

 

そんな上野に昨日行ったのは、

お買い物じゃ〜なくて観劇。

 

上野ストアハウス

動物園や美術館のある公園口でも

アメ横でお馴染みの不忍口でもなく、

地味な入谷口から徒歩7分程度。

制作として両手でこぼれるほど、

観客としてはもっと沢山……。

 

昨夜は、9歳から87歳という

超幅広いキャストによる公演でした。

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56

2024年06月22日 | 身辺雑記

いわずもがなは都知事選の

立候補者数である。

 

テンション下がるなぁと思う

都民(に限らず多くの国民)が、

100パー超えじゃなかろうか。

 

我がスワローズの56番は

皆様もご存知のとおり坂本拓己。

北海道は奥尻島出身で、

阪急(のちオリックス)で165勝の

佐藤義則以来46年ぶりの

プロ野球選手だ。

22年のドラフト4位のサウスポー。

 

左投手で56番を背負うといえば、

『MAJOR』茂野吾郎が思い浮かぶ。

……彼は漫画の主人公だが。

てか

東京都知事選が、完全にマンガ

 

話が行ったり来たりするけれど、

56人のうちの、いわゆる泡沫候補の

タチが悪すぎる。

全員ではないけれども。高率甚だしい。

 

ご当人らはマジなのかもしれませんが。

法の隙間をつく遣り口なんぞ、

まるで品性がなくて

 

さて、現在は区に26市5町8村の

東京都ですが、かつては東京府で、

明治11年は15区6郡。

麹町・神田・日本橋・京橋・芝・

麻布・赤坂・四谷・牛込・小石川

・本郷・下谷・浅草・本所・深川

各区と、荏原・南豊島・北豊島・

東多摩・南足立・南葛飾の郡でした。

 

東京市の誕生が明治22年。

範囲は前述の15区全域。

あぁわたしが今住んでいる池袋は

市外だったのね

 

・・・この調子で書き進めると

エライことになるのでハショります。

 

そして、ブーたれるをコラえて、

目を凝らし、清き一票を投じないと。

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えんぱく界隈ショートトリップ

2024年06月20日 | 身辺雑記

早稲田大学のキャンパス内に

演劇博物館があることは

どのくらい知られているのかな。

 

と、書いている本人が

実は入館したことが一度もない。

 

開かれたワセダの構内を

別の目的で歩いて(例えば……

なにがしかの講習だったり、

芝居を観に行ったり)偶然

エンパクの前に出たことはある。

 

エンパクは演劇博物館の略称。

 

 

エンパクに行くので会わないかと、

先週知人から連絡があり、

私の住む池袋まで来るという。

こちらは夜、下北沢に行く予定で

知人の移動時間分が無駄だから

都電に乗り、裏から入る感じで

エンパク前で待ち合わせた。

 

 

少し早く着いたので、初めて建物内に。

いきなりシェイクスピアが居て、

(一枚目の像)と、スマホが鳴った。

初エンパクは秒で終わった。

するとあろうことか

「え、お久しぶり。何で?」と

私を認めて声が掛かる。

役者でもある〈ツジ〉だった。

今、エンパクで働いているという。

 

世の中狭い

或いは演劇界が狭いのか

 

無政府主義者・大杉栄とともに獄死した

伊藤野枝を演じたこともある彼女と

最初に会ったのは、2013年6月だから

丸11年になるのか……。

 

アトリエ・センターフォワードの公演。

私は制作で、彼女は受付のサポート。

全日ではなく数日のお手伝い。

 

女優として一緒に仕事をしたのは、

日韓演劇交流センターのリーディング。

18年〜19年にかけてだから、

渋谷のギャラリーでの出会いから5年。

 

あらら、話が逸れた。

 

早稲田大学坪内博士記念

演劇博物館があることは

どのくらい知られているのかな。

 

想像以上に多岐にわたる事業を

展開しているらしい、です。

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改題

2024年06月19日 | 身辺雑記

このブログを書き始めて7000日。

何となく区切りが良いから、

心機一転タイトルを変えた。

 

 

キリンが好きで

それは哺乳綱偶蹄目の、主にアフリカ、

それから動物園にもいる首の長い動物も

中国神話の、伝説上の瑞獣の一種もだ。

当然ビールはじめ飲料のKIRINもご贔屓。

 

というわけで新しいタイトルに。

 

もともとある劇団の制作担当として、

その作品や活動の宣伝として始まり、

なのでその公式ホームページとも

リンクが貼られていたから、

退団を機に2009年から

『敏腕Pの新たな旅立ち』に

一度転居して、2011年1月まで。

で、こちらに舞い戻って……、

つまり一等最初の2005年4月から

数えて7000日。

指折り数えてはいないが、

goo編集ページに記されたので。

特に8000日だの10000日だの

目標にすることもなく、

引き続き呑気に身辺雑記を

 

あ。

琳は、美しい玉。

あるいは玉が触れ合って鳴る音の形容。

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