麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

日韓フェス「東京」閉幕

2012年01月31日 | 制作公演関連


第二回日韓演劇フェスティバル
東京あうるすぽっとでの演目は全て終了。

上掲はエンディングセレモニーでの
YМCAの有志の方々による
プンムルノリです。

昨日は勢いあまって「日韓フェス閉幕」
と書きましたが、東京のサテライト企画
『チム』が2月24日から
ブレヒトの芝居小屋での開幕を控えており、
大阪(2/3~)と福岡(2/11)の
オープニングもまもなくです。

     

が、とにもかくにも。
昨夜、あうるすぽっとでは祝杯
運営側、出演者に協力者、観客を交えて
ねぎらいと次回公演への反省と展望を。


まずは、あうるすぽっと館長
松島様からご挨拶。

第一回は共催でしたが、今回は一歩踏み込んで
主催団体のひとつとなり。
また、その言葉の中に「是非、次回も」
と力強い言葉を頂きました。

まだまだ始まったばかり……。
少しずつ積み上げて、より良いフェスに
というのは皆の一致する見解。

      

さ、一息ついて『トンマッコル~』は
大阪と福岡へ旅立ちます。

そうそう。
エンディングセレモニーには高校生も参加。
リーディング『呉将軍の足の爪』に
出演した立教高校演劇部の有志たち。

撤収作業では若さ全快で
大きな力になったことを添えて、
筆をおきます。

ご来場いただいた皆様、
改めまして「ありがとうございました」
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トンマッコル、フルハウスで千秋楽へ…。日韓フェスも閉幕です。

2012年01月30日 | 制作公演関連
昨日『トンマッコルへようこそ』
大入り満員。

超多忙なチャン・ジン氏が
スケジュール調整の末、来日し観劇、
終演後は演出の東氏とアフタートーク。

そんな29日13時の公演だったので、
フェスティバル実行委員の一人として
胸を撫で下ろしました。

それと同じく嬉しいのは、
芝居の評判が実にいいこと。
昨日も書いたけれど。

ちょいととぼけた展開から
最後は滂沱の涙を禁じえない展開を
丁寧に描いて観る者の眼と心を釘付けに。

演出家と出演者たちは、その後
チャン氏と麻布十番の焼肉店へ…。
きっと素敵な交流となったろう

同時刻。あうるすぽっとでは
トークショーが白熱。
こちらは「在日」という難しいテーマに
多彩なパネラー達がそれぞれ背負うものを
率直に語り、ホワイエいっぱいの聴衆と
思索を深める夜となりました。

第二回日韓演劇フェスティバル
東京は、今日閉幕です。

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トンマッコル、東京仲日。そして明日はアフタートーク

2012年01月28日 | 制作公演関連
ついに昨夜
『トンマッコルへようこそ』
作/チャン・ジン、翻訳/洪明花
演出/東憲司(劇団桟敷童子)
幕を開けました。

大盛況で、また反応も大変良く
最高の滑り出しでした。
本日は昼夜2公演。
その18時開演の回が、
早くも仲日を迎えます。

そして。ちょいと気が早いけど
明日は戯曲を書いたチャン・ジン氏が
来日。芝居を観て、そのあと
演出の東さんとのアフタートークあり。

チャン・ジン氏は、演劇のみならず
映像の世界でも活躍しており。。。
例えば『トンマッコル~』を舞台で
作演出し、映画化の際には
シナリオとプロデュースを担当。
。。。そんな立ち位置からか、
日本では「韓国の三谷幸喜」
という紹介のされ方もしています。

トークといえば。
あうるすぽっとのホワイエにて、
映画監督の崔洋一氏、
作家の梁石日氏、
人気声優の朴璐美氏ほか
豪華メンバーでの座談会
「ちゃんそり~在日ってどないやねん?!」
が明日18時から。無料です。

一月最後の日曜日を
東池袋で過ごしませんか?

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マルセ太郎ゲストトーク

2012年01月27日 | 制作公演関連
《マー君結婚!》
のニュースが流れました。
現在は東北楽天のエース、
高校時代は北海道だったけれど。
元々関西なのはよく知られている。

さて関西が生んだ芸人の中で
異彩を放つといえば、やはり
「マルセ太郎」ではないだろうか。

1933年、大阪生まれ。
《スクリーンのない映画館》と謳い
一人で一本の映画を演じきる作品群は
世界的な評価を得、特に『泥の河』は
代表作と呼ばれている。

その全編上映を含み、実娘さんの話等
鬼才マルセ太郎に様々な視点から
光を当てるトークショーが、
本日13:00~16:00、あうるすぽっとの
ホワイエにて(なんと無料

これもまた、
第二回日韓演劇フェスティバル
の企画のひとつである。

日韓フェスに何故彼を取り上げるのか。
日本演出者協会が主催する
(他にも韓国演劇団体や豊島区も主催)
このフェスティバルでは、日本と韓国
二つの国の演劇を中心とした文化の
交流はもとより、在日の問題にも
正面から向き合おうと考えている。

マルセ太郎こと金原正周
(キム・キュンボン※)
は、自ら出自である
在日韓国・朝鮮人の問題と戦った
人物でもあるのだ。

※金均*(*はサンズイに夆)]
 日本名は、きんばらまさのり
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リーディング、トリです。

2012年01月26日 | 制作公演関連
リーディング公演、最後の一本となりました。
『ちゃんぽん』。
第一回日韓演劇フェスティバル
では舞台上演された作品でもあります。



ただいまリハーサル中。
オーラスを飾るに相応しく(?)
賑やかに舞台を飾り、
上演時間も四本中最長の
1時間45~50分。

作/ユン・ジョンファン
翻訳/津川泉、演出/広田豹

出演/佐川大輔、木咲樹音、
二宮敦、桂ゆめ、小野了、
伊澤勉、河晴美、松熊つる松
広田豹。
なんだか三文字の人が多い。

坂本朗による生演奏も見所の一つ。

韓国で一番美しい季節、五月。
1980年の光州の中華料理店。

このところ、ほぼ一日劇場中。
買い物に近所のスーパーに
時折買い物に行く程度・・・

店には節分の豆や、気ぜわしく
バレンタインのチョコが並んでて
びっくり
そうか、1月ももうじき終わりか…。」

【文中敬称略】
コメント (2)
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昼と夜のあいだ

2012年01月25日 | 制作公演関連
『トンマッコルへようこそ』、
順調に仕込み進行中の、
1月25日のあうるすぽっと。

第二回日韓演劇フェスティバル
は会期9日目。ホワイエでは
韓国戯曲ドラマ・リーディング
『こんな歌』の昼公演が終わり、
19時開演の夜公演の合間の時間です。

作/チョン・ポックン、翻訳/石川樹里、
演出/夏井孝裕。

スタイリッシュな演出でした。
白いシャツに黒いパンツで揃えた
六人の演者は、譜面台に戯曲を置き、
読み終えた頁をサッと投げ捨てる。
舞台奥のチマチョゴリと相まって
舞った白い紙が「舞台美術」に。

演出自ら、舞台脇にあつらえた
ブースに陣取り音響効果も担当したが
夏井氏は「DJ」の顔も持つ男だった。

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さあ!トンマッコル劇場入りです。

2012年01月25日 | 制作公演関連
零時を回りました。
いよいよ明けて9時
『トンマッコルへようこそ』チーム
あうるすぽっとに小屋入りです。

で、初日は27日。
東京公演を30日まで。
その後、大阪、福岡巡演いたします。

      

一昨日詳しく書いたホワイエ企画。
24日はシンポジウム
「韓国現代演劇の魅力
~日韓演劇センターの活動から」
と、字面が硬く、またパネラーも
著名な演劇評論家
大笹吉雄氏と西堂公行人氏※
かなりまじめなイメージが漂います。

実際、時系列で日本と韓国の
演劇交流を紐解き、またその中での
「日韓演劇交流センター」の
位置付けが語られ・・・
わっ……もうこの時点で
小難しいっすね。
でも、非常に面白かったのです。

こうゆうのもお祭りン中に一つくらい
あっていいのでは・・・。

東京はあっという間に雪溶け。
日韓、二国間がより親密な関係になれたら
と、展望を持てるシンポジウムでした。

※大笹氏は日韓演劇交流センターの
会長、西堂氏は同センター副会長
・・・でもあります。
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トークとか座談会とか。

2012年01月23日 | 制作公演関連
日韓演劇フェスティバル
は、文字通り「演劇のお祭り」
なんだけれども。
劇場での舞台公演にとどまらず、
ホワイエを利用した
韓国戯曲ドラマリーディングや
日韓文化祭「おいでよ、マダン!」
など、てんこ盛りの内容です

本日はいよいよ幕開きとなる
劇団太陽族『異郷の涙』の
開演前の16時から
「韓国演劇留学よもやま話」。
題名通り、留学経験のある
演劇人らのフリートークもその一つ。

トークイベントは。。。

1/19=「韓国演劇事情」(終了)
1/23=本日、タイトル前述
1/24=日韓演劇センター活動報告
1/27=マルセ太郎回顧展
1/29=ちゃんそり~在日って!?

。。。と劇場公演の合間を縫う
リーディング公演の、さらに
間隙を縫って催されます。
しかも全て無料

こちらにも是非お運びください。
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若人のリーディング

2012年01月22日 | 制作公演関連
第二回日韓演劇フェスティバル
開幕から六日、最初の日曜日。

劇場は本日も劇団太陽族が準備中。

そしてホワイエでは
十文字中学・高等学校と
立教池袋中学校・高等学校
両校演劇部員が韓国戯曲に挑戦。

第一回でも企画された
プロの演出家と若人による作品創り。
(13:00と17:00)

今回は文学座の中野志朗が「先生」に。
いや、昨日のリハーサルなど覗いても
本当に「先生ぽかった」

『呉将軍の足の爪』
作/パク・ジョヨル、翻訳/石川樹里

本編は実は上演禁止処分14年と、
テーマは戦争を描いた重い作品だ。

26名による、行進あり匍匐前進ありの
動きも取り入れた見やすい構成が
戯曲の本質を鮮やかに提示してもいた。

今後も続けて欲しい、様々な意味で
「未来」を感じる公演でした。
叶うなら、もっと多くの
中高生が参加でしたら、尚良し。
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大阪から太陽族もやって来た。

2012年01月22日 | 制作公演関連

昨日の「おいでよ、マダン」で
大トリを務めた卑弥呼の演奏です。

日韓の文化交流を意識して、
また一月でもあるので、獅子舞を
舞台に登場させてくれました。

第二回日韓演劇フェスティバル
あうるすぽっとの大きなホワイエで
「お祭り」を開催しましたが、
劇場では、大阪からやって来た
劇団太陽族が仕込みを行っていました。

公演は明日23日から。
23日19時、24日15時。
作品名は『異郷の涙』
作・演出/岩崎正裕

日本人と韓国人、さらにロシア人。
三か国の俳優が同じ舞台に立つ
共同制作作品です。

高度経済成長時代の大阪を舞台に
プロレスの興行権を巡る人々の
悲喜こもごも・・・。

東京のあとは福岡、大阪と
巡演する舞台です。

ちなみに本日は、
ホワイエでリーディング。
中高校生による『呉将軍の足の爪』。

詳細はのちほど・・・
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