二月晦日。
劇団俳優座『雪の中の三人』は
ステージングの稽古。
冒頭チラシのように今回は楽しい芝居。
創立から77年、概ね社会派の硬質な舞台を
創ってきた新劇団ではありますが、
歌って踊ったこともありました……。
今回「歌い踊る」までは行かないけれど、
ターンテーブルを生かした舞台構成あり。
前回公演『正義の人びと』で、
革命と恋愛のはざまに揺れる闘士を演じた
弊団の荒木真有美がステージングを担当。
(ピンクのシャツが荒木)
上:緑の衣裳は坪井木の実(椅子は田中孝宗)。
下:左手前が安藤みどり、右奥が瑞木和加子
(椅子は山田定世)。
点と線・・・は松本清張の名作タイトルだが、
新型ウイルスの話の中にも、点が線になり
面になってしまうと対応が難しい、などと
専門家が口にしたのを思い出します。
翻って。
俳優座の2020-21ラインナップは、
『心の嘘』『火の殉難』『正義の人びと』と
5行目にも書いた面持ちの作品が続いた。
それを点とすれば、年間4本のバランスで
様々な表情を見せられたら、と。
そして、観ていただいたご感想やご意見を
参考に清張…、もとい成長していこうと!
様々な表情と結んで・・・
前述『正義~』の荒木の役者の顔も一葉。
蛇足ながら、朔日は「みそか」、
或いは「つごもり」等とも読みます。
大晦日、大つごもりだとピンとくる、
月の最後の日。十二月は前の行に。
そう書くと、急にセワシク感じるけれど、
まだ二週間と少し、開幕まである。
最後に残席状況。
(言い方をかえると)初日まで二週間ちょい
になったので、以下残席少となりました。
17、18、19、20昼、21、23、
26、27昼、28。
昼としたのは昼夜あるステージで
実はどちらも12:00開演になります。
他の6ステージは14:00~。
16:00と19:00の回は比較的余裕ございます。