麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

Die Männer_07~ステージング

2021年02月28日 | 俳優座

 

二月晦日。

劇団俳優座『雪の中の三人』は

ステージングの稽古。

冒頭チラシのように今回は楽しい芝居。

 

創立から77年、概ね社会派の硬質な舞台を

創ってきた新劇団ではありますが、

歌って踊ったこともありました……。

今回「歌い踊る」までは行かないけれど、

ターンテーブルを生かした舞台構成あり。

 

前回公演『正義の人びと』で、

革命と恋愛のはざまに揺れる闘士を演じた

弊団の荒木真有美がステージングを担当。

(ピンクのシャツが荒木)

上:緑の衣裳は坪井木の実(椅子は田中孝宗)。

下:左手前が安藤みどり、右奥が瑞木和加子

(椅子は山田定世)。

 

点と線・・・は松本清張の名作タイトルだが、

新型ウイルスの話の中にも、点が線になり

面になってしまうと対応が難しい、などと

専門家が口にしたのを思い出します。

 

翻って。

俳優座の2020-21ラインナップは、

『心の嘘』『火の殉難』『正義の人びと』と

5行目にも書いた面持ちの作品が続いた。

それを点とすれば、年間4本のバランスで

様々な表情を見せられたら、と。

そして、観ていただいたご感想やご意見を

参考に清張…、もとい成長していこうと!

 

様々な表情と結んで・・・

前述『正義~』の荒木の役者の顔も一葉。

 

蛇足ながら、朔日は「みそか」、

或いは「つごもり」等とも読みます。

大晦日、大つごもりだとピンとくる、

月の最後の日。十二月は前の行に。

 

そう書くと、急にセワシク感じるけれど、

まだ二週間と少し、開幕まである。

 

最後に残席状況。

(言い方をかえると)初日まで二週間ちょい

になったので、以下残席少となりました。

17、18、19、20昼、21、23、

26、27昼、28。

昼としたのは昼夜あるステージで

実はどちらも12:00開演になります。

他の6ステージは14:00~。

16:00と19:00の回は比較的余裕ございます。

 

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中野誠也

2021年02月27日 | スポーツ

フライデーナイトに開幕したJ1に続き、

本日からJ2も2021シーズンが始まった。

 

劇団俳優座の中心俳優の一人に

中野誠也(1938年~)がいる。

 

かたや今季から大宮のオレンジを着る

中野誠也もいる。ともに「なかのせいや」だ。

浜松市出身のフォワードは1995年生まれ。

ジュビロ磐田の下部組織育ちで、U-18時代、

プリンスリーグ東海で得点王に輝いている。

筑波大学に進んだ2016年の全日本大学選手権でも

得点王をゲットするや、圧巻はプロと戦う

第97回天皇杯でもゴールハンターの頂点に

優勝したマリノスのウーゴ・ヴィエイラと並ぶ

戴冠は衝撃的であった!

 

点取り屋として期待され18年から

ジュビロのトップチームに。

しかし期待の背番号16は、

力を十二分には発揮するに至らず

アルディージャに完全移籍となった。

背番号27の躍動なるか?

 

大宮の開幕ゲームは明日。

敵地ケーズデンキスタジアムにて。

 

 

我がジュビロのオープニングゲームも明日。

やはりアウェイで、琉球と

 

昨季。10月にヤットがレンタル加入し、

齢40のベテランミッドフィルダーは

13位だったチームの血流を良くし、

6位フィニッシュの原動力となった。

その遠藤保仁は今季もサックスブルーの

50番を背負い、タクトを振る。

多くの解説者が磐田のリーグ優勝、

すなわちJ1復帰を予想している。

 

ゴン中山がコーチとして帰ってきた、

その効果も大きいと予想者は加える。

 

 

J2の上位に評論家やブロガーが挙げるのは

磐田のほか、山形、京都、長崎の名前。

 

個人的には中野誠也に注目しているので、

チームとしての大宮にも期待しています。

そうそう、アルディージャサポの三田君と

最近没交渉だな~。

とある舞台で彼はジュビロのシャツを着ていた。

再演では演出のはからい(?)で、

大宮に袖を通していたな……。

 

 

あまりスポーツ感のない内容になったかな?

いずれにしろ、COVID-19禍のなか、

プロサッカーリーグは開幕しました。

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小さなニュース

2021年02月26日 | 身辺雑記

とても小さなニュースを目にした。

誉めらるものではないが、

ほほえましいものでもある記事だった。

 

    

 

20代の車掌が某駅の休憩所で寝過ごし、

出発が9分遅れたというもの。

 

幾つかの感想を覚えた。

 

まず彼は初乗務日だったということ。

ある意味、大物なのかもしれない。

サッカー少年がプロを目指すように

電車を愛するものが運転士や車掌等の

鉄道員を目指すと普通は考える……。

ルーキーがユニフォームを忘れて来る的な、

「デビュー戦での居眠り」にスケールを感じた。

 

遅れたのは9分。

これを本社広報部が「指導を徹底し、

再発防止に努める」と発表するのは

我が国ならではだろう。

数の問題ではないのだけれど、影響は15人。

時間帯は夕方4時半だったらしい。

少し詳しく書くと、15時38分着の乗務後、

休憩室で寝てしまったと……。

初乗務の緊張から解かれたのだろうか。

 

初めに某駅と紹介した。

明治から昭和に鉄鋼で栄えた街だ。

母恋富士、地球岬といった名所も……

ああ、もう地名を言っているようなものだな。

中二の時、北の大地から転入生がきて、

未だ訪れる機会にないが、記憶に刻まれた地。

別にその娘に心奪われたわけではなく、

あ、でも蘭子の親友とは文通はした。

 

「ぶんつう?」・・・実に昭和だ

 

現代ではlineを交換しあうのだろうか?

つまり転校生が前校の同性の友人と、

転入先の異性を繋げる場合に使うツールの話。

 

あの頃は「写真」を交換するまでに

物理的時間に加え、心理的かけひきもあって、

顔を知る前に互いの好きな曲を

テープレコーダーに録音し、交換したりした。

 

小さなニュースの話で始まったけれど、

今日は2.26事件のあった日である。

85年前の日本・・・昭和11年。

高橋是清らが暗殺された。

 

 

昨年11月、だるまさんこと是清の半生を描いた

『火の殉難』は、その事件にもフォーカス。

 

その舞台に出演したなかの四人が、

今稽古中の『雪の中の三人』にも出演する。

それは明日以降詳しく触れる。

 

最後に某駅を蛇足ながら記して終わる。

北海道の室蘭。

アイヌ語「モ・ルエラニ」に由来する。

意味は「小さな下り路」。

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Die Männer_06~誕生日

2021年02月24日 | 俳優座

昨日は『雪の中の三人』の作者

エーリッヒ・ケストナーの誕生日でした。

ドイツ帝国時代のドレスデンに生まれたのが

1988年2月23日。1974年7月29日に

西ドイツのミュンヘンで没するあいだに

ドイツ語圏で最も重要とされる文学賞

ゲオルク・ビューヒナー賞を1957年、

国際アンデルセン賞を60年に得たケストナー。

 

 

そんな偉人と同じ誕生日の弊団

松本潤子を稽古場でお祝いしました。

上は演出の小山ゆうなさん(上演台本も)と。

下は松本のみ。

 

 

今回は高級リゾートホテルの支配人を支える、

というか、事実上ホテルを切り盛りする

ポルターという人物を演じる松本。

 

 

もとは小説。

ケストナー自身の戯曲も存在するものの

今回は小山の手による構成で上演台本が編まれた。

また、当時でいえばホテルのNo.2は男性。

しかし本作の上演準備段階のオーディションでの

松本の巧みな演技、飄々としたキャラクターを

演出家が捨てがたく……。

また、現代におけるジェンダーを鑑みた上でも、

そのポジションに、性差関係なく配役しようと!

 

念のため蛇足ながら言えば、女性ありきでなく、

フラットにこの役に一番相応しい俳優を選択、

という意味である。

そして、原題はもとより我が国での小説も

『雪の中の三人男』なのだけれど、

劇団俳優座第345回公演としては

『雪の中の三人』と、あえてしたのです。

 

さらに言えば。

国際的スポーツの祭典の準備委員会の長が

失言して騒動になる遥か以前の話。

 

あれれ。

稽古場での誕生日が、えらく大仰になったぞ。

 

ただ不要不急と言われる我々演劇は、

それを「半ば」受け入れつつ、

同時に社会と繋がるように一層の努力をし、

前述したような、題名に男を入れるか否かにも

こだわって活動しているのであります。

 

日々の清掃、手指消毒、うがい等々も。

入念に、しっかりと。

 

 

 

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Die Männer_05~初日まで三週間

2021年02月23日 | 俳優座

初日まで三週間となった劇団俳優座

『雪の中の三人』であります。

(原作/エーリッヒ・ケストナー

上演台本・演出/小山ゆうな)

 

~であります、は舞台監督の石井道隆が

よく使う語尾なのですが、それはおいて。

 

 

冒頭の一葉は国立「新」美術館の外観。

六本木の劇団からミッドタウンを過ぎ、

青山霊園を横断し、南青山のギャラリーへ。

『雪~』のイラスト・山田博之氏の

個展に向かう途中にパシャ

 

 

18日にも紹介した「Cactus 仙人掌」は

いよいよ27日まで。

……私は初日にお邪魔しました。

中央にサボテンのペイント画が8点、

コラージュ作品が10数点。

コラージュは小ぶりながらエネルギッシュ!

 

 

一方、稽古場では芝居はもちろん、

小道具作り等々の作業も進行中であります。

上は22日の風景(以下も同じ日の写真)。

下は小道具など。まだ仮のものが多い。

いわば、プロスポーツのキャンプさながら、

本番に登場するのは一握りになる。

 

 

とても分かりにくいのだけど・・・

奥に貼ってある予定表の下あたりで

音響さんも打合せしております。

そう、音も入りはじめたシニカルコメディ

 

3月16日(火)~30日(火)

俳優座5階稽古場。

お蔭様で18、19、23、26、28は

お席が少なくなっております。

また今回は、学生券3850円に加え、

中学生以下のジュニア券1500円と

親子券6000円もご用意しています。

 

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ジェニファー・ブレイディ

2021年02月22日 | スポーツ

米国ペンシルバニア州出身のプロテニス選手。

1995年4月12日生れ、ということは牡羊座の

ジェニファー・ブレイディ。

WTAランキング最高位は25位(シングル)で

ツアー1勝という成績の彼女は、今回の全豪で

第22シードから勝ち上がってのファイナル。

対戦した大坂なおみとの戦績は0勝1敗。

 

このデータからか、大坂の優勝100%!

という見出しが日本の報道では踊り、

実際、メルボルン・パークで

ダネフ・アクハースト・メモリアル・カップと

コアラのぬいぐるみを手にしたのは、大阪だ。

 

ここでダネフ・アクハーストの解説。

1923年の全豪で、女子複と混複で優勝

翌年には女子シングルも制すると、

最終的にはシングルスとダブルスで5度、

混合ダブルスでは4度、母国大会で女王となった

オーストラリアのプロテニス選手だ。

その栄誉を称えてカップが授与される。

閑話休題。

 

ふと思えば。少し昔は、日本の選手が

4大トーナメントを勝ち進んだとき、

僅かな可能性を膨らませて「勝機はある」と

マスコミをはじめ国中で「鼓舞」していた。

テニスに限らず、そういう傾向はあった。

……競技によっては今もあるのか

 

逆にアメリカでジェニファーに肩入れする

メディアはあったのだろうか?

 

それにしても、強いな、大坂。

そんな彼女が幼い頃にラケットを振ったのが

大阪市西区の「靭テニスセンター」。

 

靭は「ウツボ」と読み、矢を収める細長い箱。

また前述のように地名でもあり、苗字としてもある。

 

そして、俳優座の制作にもいる。

結婚して礒野姓になったけれど旧姓が靭。

現在「制作ネーム」としてイソノウツボを用い、

今年正月の公演『正義の人びと』を担当した。

 

ん? なんのなはし???

 

世界ランキング1位、2位が準々決勝で

姿を消した全豪女子。・・・次は全仏。

赤土でも大坂の強さは発揮されるのか?

 

強さといえば、池江璃花子。

小さな大会ながら好タイムでの優勝。

こういう頑張りをみると、つい

五輪開催……させてあげたいと思っちゃう。

けれど、それはまた別の話。

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広尾のお寺で

2021年02月21日 | 鑑賞

 

COVID-19禍、演劇はもとより様々な

「表現活動」の配信が盛んになっております。

 

2月20日には遊戯空間主宰の篠本賢一が、

そのカンパニーでも振付に招く石川弘美、

演奏で招く丸山剛弘とコラボレーション。

 

世阿弥の夢幻能の傑作を

〈演劇×舞踏×音楽による『井筒』〉

と題してライブ配信を行った。

今日からはアーカイブでも視聴可能だそう。

しかも、無料。

 

 

リハーサル風景を二枚。

篠本と、チェロを弾く丸山(一枚目)。

舞台奥に石川、カメラは宮内勝(二枚目)。

下は、本堂の大太鼓。

 

 

場所は渋谷区広尾。

臨済宗大徳寺派の妙高山東江寺。

駅から続く商店街・広尾散歩通りが

一度突き当たるところに、祥雲寺の門。

それをくぐった右手にあるのは、

那須にあった東江寺が合寺して、

この地に移転したため(現在は独立)。

 

そんな禅寺の本堂でのパフォーマンス。

フリー時代にレギュラー制作として

遊戯空間にはお世話になったので、

バラシ要員として参戦した。

 

この企画は、カンパニーの公演ではなく、

篠本のプライベートユニットとのことだが…。

いずれにしろ、挑戦的な企みで面白かった。

これまでも、古典を現代に融合させる試みで

高く評価されてきた「篠さん」の面目躍如だ。

 

 

さて、大徳寺の総本山は京都にある。

北区紫野大徳寺町と住所にもなっていて、

恐らくそこから来ているのであろう、

派の機関誌は「紫野」で、玄関脇に置いてあった。

「むらさきの」と読むわけだが「しの」とも読める。

これも何かの「えにし」だろうか?

 

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森は生きている

2021年02月20日 | 鑑賞

『森は生きている』は、児童文学の金字塔。

ロシアのマルシャークが1943年ものし、

日本では53年、湯浅芳子の翻訳により

岩波少年文庫から出版されている。

原題は『十二月』で十二の月の精が

活躍する物語である。

 

演劇界では劇団仲間の代表作として知られ、

1959年以来、全国に届けられたのは

2000回を超え、今尚つづいている。。

その原点が俳優座にある。

54年の日本初演は、青山杉作演出で、

千田是也、東野英治郎、岸輝子など

創立メンバーを主に上演された。

衛星劇団(※)のひとつ「仲間」が

それを引き継いだかたちである。

 

※衛星劇団は他に青年座、三期会

(現東京演劇アンサンブル)、

新人会(現新人会と朋友)、

俳優小劇場(現俳小)など。

 

その他、多くのカンパニーが上演。

オペラ『森は生きている』は92年に生まれた

オペラシアターこんにゃく座のレパートリー。

同座の音楽監督でもある巨匠・林光が

台本と作曲を手掛けた。

そして、劇団創立50周年記念公演の

第一弾として、世田谷パブリックシアターで

19日開幕したが、その演出を弊団の

眞鍋卓嗣が務めている。

岡村晴彦、高瀬久男、大石哲史が担ってきた

仕事を巡りめぐって、眞鍋の仕事に。

 

ちなみに俳優座の『森~』の劇音楽も林。

22歳の若き天才は、子供たちが

♪もえろもえろあざやかに♬

と歌いながら劇場を出ていく姿を見て、

音楽を一生の仕事に決めた・・・と

チラシ裏面に綴ってあった。

 

24日まで東京公演。

そののち岐阜、福岡、広島と巡る。

 

 

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Die Männer_04~スタッフワーク

2021年02月18日 | 俳優座

 

2月8日、顔合わせ前にテーブルを囲む。

美術の乘峯雅寛氏、衣裳の大島広子氏と

演出の小山ゆうな氏、俳優座の舞台監督

石井に加え、制作部の狩野と私で打合せ。

既に決めている方向性を再確認。

 

同12日、乘峯氏、大島氏。

稽古の流れから変更点などをさらう。

 

同14日も二氏は顔を見せ、チェック。

この日は照明の阪口美和氏も来団。

 

同15日。大道具会社ウィーズ社と打合せ。

図面をもとに具体的な造り勝手等。

音響の尾崎弘征氏、稽古場下見及び稽古見学。

 

17日、ヘアメイクの高村マドカ氏、

大島氏とともに来団、打合せ。

衣裳と連動した髪型及び化粧について

演出、舞台監督ふくめテーブルを囲む。

 

と、各セクションの動きも活発化する

劇団俳優座No.345『雪の中の三人』。

 

 

上は、集合写真を写す制作を、パシャの図。

下は稽古初日の採寸。

 

 

今回はスタッフの動きをまとめてみました。

その流れに乗って、最後に宣伝。

冒頭のフライヤーのイラストを描いていただいた

山田博之氏の個展が本日より。

詳細は下記。

山田博之個展 「Cactus 仙人掌」 | 山田博之ニュース |【東京イラストレーターズ・ソサエティ(TIS)】Tokyo Illustrators Society

第一線で活躍する東京イラストレーターズ・ソサエティ(TIS)会員山田博之のニュースページです。展覧会情報や近況をご覧いただけます。

 

 

 

 

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ろじ

2021年02月17日 | 身辺雑記

車一台通るのがやっとの狭い道。

家の近くの路地に、新規出店が続いている。

COVID-19禍、暖簾をおろす店も多いが、

新たに歩み出す商いもあるのだ。

 

その路地。越してきた頃は、

小さなお肉屋さんと煙草屋さんと

カラオケスナック程度しかなくて。

 

精肉店はほどなく閉まって、暫く空いていたが

フレンチのテイクアウト店として根付いている。

その隣。

一時期の八百屋さんを経て、美容院になった。

いま、開店祝いの花に覆われている。

 

 

変わらずにある煙草屋とカラオケ。

その一軒先に数ヶ月前、ワインバーが

やはり花に囲まれてオープンした。

 

その斜め先にはフリースペース。

時に展示会、講演会……あ、公演もあった。

ここは老舗と新参の間くらい、路地に居る。

 

 

こんな路地が池袋に……いや東京に、

日本に、世界に・・・なんなら宇宙の

生命体のある星々にもあるわけだから、

まさに天文学的な数あるわけだ。

が、その全てがオンリーワン。

あれ、話が大袈裟になったな……。

 

 

刻とかいて「トキ」と読む美容院ができて、

この50m圏内に5軒が乱立することになった。

決してオシャレじゃないエリアなんだけれど、

ただ、ミッション系の大学に近くはある。

それで出店しているのかしらん。

 

最後の一枚は、ギャラリーの隣の公園。

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