きのう双子の森田姉妹の活躍などと
弊ブログにあっさり書いたけれど。
その森田姉・香織が昨日、
杜の都でのラストラン
実業団の頂上決戦「クイーンズ駅伝」で
パナソニックのアンカーを務め、
アスリートパークのゴールへ!
チームは4位入賞。
個人順位も7位と上々!!
そんな彼女が都道府県対抗駅伝」の
未だ破られていない大会記録を樹立した
「神奈川」の一員だったのは2013年、
荏田高2年のシーズンだ。
前年と同じ6区で、国際会館前から
飛び出した時は3番手。
兵庫・福田に次ぐ2番目の時計で、
番手もひとつ上げ、妹へ。
保土ヶ谷中2年で代表入りしながら
3年続けて補員だった妹・詩織にとって
初の都大路。順位をさらに一つ上げ、
8区中学生の木下友梨菜(永田中)へ。
仲良くこちらも区間2位だった。
翌年も同じ6、7区で襷を繋いだ双子は
姉区間2位、妹区間3位と好走し、
総合4番手まで順位を引き上げた。
卒業後は地元の強豪パナソニックに
揃って入社。クイーンズ駅伝を制し
日本一に輝くなど活躍する。
妹・詩織は昨季シューズを脱いだ。
姉・香織も前述通り、今シーズンで
長い競技生活にピリオドを打つ!
話を「都道府県」に戻そう。
アンカーの吉川美香(パナソニック)に
トップと1秒差でリレーした神奈川。
夏にロンドン五輪10000mに出場、
06〜10年には日本選手権1500mで
5連覇を成したエース吉川だが、
麻溝中、荏田高、パナソニックと
進みながら計10回走ったこの大会では
28回大会の2区5位が最高成績で
他は二桁順位。25回は1区で40位と
力を発揮できていなかった。
迎えた31回。
前を行く大阪のアンカーとの力をみれば
逆転は容易かった。
むしろ後ろが怖かった。
新谷仁美(千葉)、小林祐梨子(兵庫)ら
各チームのエースの追撃をかわして
優勝テープを切った。
自身も区間2位と過去最高の走り!
2時間14分55秒。
既述の6区、7区、9区のほか2区も
区間2位。8区木下は3位で、
全9区間で区間賞は4区松山祥子
(パナソニック)のみだった。
しかし、5区出水田眞紀(白鵬女)が4位、
1区青山瑠衣(ユニバーサルAC)6位と
一人ひとりが余すことなく力を発揮した
総合力での勝利だった
【後篇へ】