麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

大塚某所にて。

2006年05月31日 | 東演
 たまには真面目な話を。。。

 昨夕、雨が降り出し、雷も鳴って、どうやら埼玉の方ではすごい降ってるヨ…ってな時刻に、大塚にある劇団俳小のアトリエに、日本新劇界の重鎮たちが集い、論を交えた。
 僕は、『いちゃりば兄弟』の稽古初日で出席できない横川の代理で参加。末席でヒョコリと椅子に座り、ひたすら先輩達の話を拝聴した。

 メインテーマは助成金について。
 某大阪のとあるカンパニーの不正に端を発して、芸術団体への助成が大きく変わった今年。予想はしていたものの、それにしたって「こりゃ、ますいわナ」と考える人は多く、単に助成を受けるだけではなく、我々側からの発信が大切である・・・というのが、まあ、まとめるとそーゆー話なのだ。

 でもそこはそれ。“芝居”というエンターティメントに携わる面々…これまでの闘いの歴史や苦労の数々を笑い話にかえて、出るわ出るわ・・・僕は遅れて参加したのだけれど、結局23時過ぎまで熱い話は続いた。

 ふだん公演会場では、取置のチケットをお渡ししたり、席にご案内したり、と観客の皆様からすればスーツを着た腰の低い「受付係」的なイメージのある制作者だが、その作品を仕掛けて見えない所で暗躍(?…いや、決して隠れてやっちゃいないですが)し、開場時には笑顔を湛えて(赤字が確定的で、内心滂沱の涙を流してたとしても)お客様をお迎えして半世紀から2~30年の先人たちの一言ひとことに感銘を受けた一夜でした。


今日で5月もおしまい。今朝は、ドイツ戦。
まあ良い仕上がりと言っておきましょう。
加地の捻挫が気掛かりだけど…。

さて今日時点での僕の大胆予想・・・
     オーストラリアに0-1で敗戦。クロアチアのは0-0。
     予選ラウンド、ビリでブラジル戦へ・・・。

     ヒディング豪州は予選突破目前にしてクロアチアに0-1。
     1勝2敗で沈み、逆にクロアチアは1勝1敗1分得失点-1
     で、日本の結果待ち。日本は勝てば、1勝1敗1分ながら
     得失点0以上で予選突破・・・そして2-1で2位抜け!
     能活の奇跡再び☆高原、大黒の得点☆ヒデの統率☆
     何より主力温存もあって、サムライ達はベスト8を目指す!!

  
  
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相撲とレスリングと『尺には尺を』

2006年05月29日 | 鑑賞
女子レスリングが、ワールドカップ3連覇!
   大相撲夏場所、優勝は白鳳。

 ヨーロッパを代表する格闘技で日本が頂点にある一方、我が国の国技では横綱・朝青龍、大関に琴欧州、白鳳、小結・旭天鳳…さらには、露鳳、黒海に把瑠都と外国勢の勢いが止まらない!

 さて先日(5/24)、青年劇場の『尺には尺を』(作/シェイクスピア、訳/小田島雄志、演出/高瀬久雄)を観た。
 シェイクスピアの『夏の夜の夢』で旗揚げした劇団である。ほかに『十二夜』『ロミオとジュリエット』あわせて1000ステージを超す上演とパンフレットにある。高い評価を得てきた歴史を持つ、ということだ。
 青少年に向けた『翼をください』や『愛が聞こえますか』など幅広いレパートリーを誇る青年劇場の『尺~』は、それら伝統を踏まえながら《新しい芝居創り》に果敢に挑み、かつ成功した公演であった! 外部演出の手腕と、それに応えた俳優陣及びスタッフ陣(青年劇場は照明音響大道具等々の座内スタッフも抱える劇団の一つである)の力によるものだが、これこそが、W杯での日本の闘い方に通じると、僕は思う!

 とどのつまり、伝統だとか何だとかにあぐらをかいていては“大相撲”になってしまうということだ。青年劇場は『ケプラー~あこがれの星海航路』に続いて高瀬氏を演出に起用。さらにスタッフに、今波に乗っている伊藤雅子(美術)、今や日本を代表する衣裳家、音響家の前田文子と藤田赤目といった面々を集結させ、ヒロインには入団4年目の大月ひろ美を大抜擢・・・と、非常に前掛かりのサッ、もとい“前向きの芝居創り”が功を奏した!!!

 是非ジーコにも見習ってほしい。いや、前掛かりのサッカーしろってんじゃなく、あることに固執せずに・・・具体的に言えば、アジアでは柳沢や三都主や宮本で通じたが、世界では世界の闘い方があるのだ!ということに気付いて欲しい。あれ???

 それにしても、伊藤雅子の舞台美術は絶好調で、昨日、青年座劇場※で観た『衣裳/薔薇』の2本立ても、見事に二つの世界観を抽出する素晴らしいものだった。
 ウィーンの街や監獄や、セント・ルーク村の農家など奥行ある美術を活かした鷲崎淳一郎の照明もGOOD。そして、またもや藤田赤目の音響だ! とにかくスゴすぎ・・・。衣裳も面白かった。

 今更すじを書くのも何だが・・・侯爵から全権を託された官吏アンジェロが、謹厳な故に陥る「人の心の闇」をシェイクスピアらしい裁きで進めていくのだが、重要なのが、死刑宣告を受けるクローディオの妹・イザベラの存在。
 
 そのアンジェロに現代的なスーツを着せるアイディアや、舞台ほぼ中央の風見鶏が実にこの「芝居」を象徴していながら、どちらももーちょい生かせたのではないか…、でありながら、最後は逆にあざといエンディングだったのが、欲を言えば惜しかった……。  
 東演も伝統を大切にしながらも、アグレッシヴに行きたいと思わされる素敵な舞台でした。
(※青年座のアトリエ=青年座劇場を会場に、
         青年座が制作に当たった作品です)

【文中敬称略】


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王子でアメリカン

2006年05月28日 | 東演
 昨日は、昨年9月、ピアノソナタ「月光」による朗読劇『月光の夏』を例会に取り上げていただいた「城北演劇を観る会」の総会に顔を出させていただいた。
 月光上演時はホールが改装中だった「ほくとピア」の中の会議室・・・5階にあるけど建物の構造上、エレベータで6階に登り、連絡通路で別棟に渡ってひとつ降りた、窓を大きくとった外光満ちた男女共同参画センターの一角。
 二部屋をぶち抜いた空間(ここには窓はありません)はほぼ満席、そこで二時間半にわたり活発な討議が行われた。例会で感じられた家庭的な雰囲気を保ちながらも、具体的な課題へのアプローチが厳しく展開された。

 全国にボコボコ造られた箱物の、ある時期に建ったものは改修の時期を迎えている。城北も昨年それに遭遇した。会にとっての逆風を、むしろチャンスと捕らえて臨んだ05年の総括と、それを受けての06年・・・という流れであった。
 会員ではないのでここで詳しく述べる立場にないが、冒頭書いたような「良い総会」だったと、お世辞ではなく思った。

 ちなみにタイトルは、少し早くついたので、外光溢れる(まぁ残念ながら雨だったけれど)図書コーナーと喫茶コーナーのあいまったスペースで、コーヒーを飲んだから。
 で。まあ偶然といえば偶然だし、その情報を欲してるから目にもついたと言えるのだが、腰掛けたテーブルに一番近いラックにあった雑誌の表紙の《八重山》という文字に反応して手に取った。

     蛇足だが、八重山というのは沖縄の離島。
     石垣島や西表島などのエリアです。

 そう、いよいよ30日から稽古の始まる『いちゃりば兄弟』=沖縄で、ボクの頭はいっぱいなのだ。
 特集は姜信子さんという作家を取り上げていて、彼女の『ナミイ! 八重山のおばあの歌物語』というルポ、それを元にした映画『ナミイと唄えば!』の周辺について語ったものだった(その雑誌名は失念。ごめんなさい)。

 映画『ナビイ!~』は、9才でお座敷に身売りされて以来、歌と三線が人生だった85才のおばあ・ナビイが、旧友と会っては唄い、50年ぶりの台湾でハンセン病療養所を訪ねては唄う……ドキュメンタリー映画だそうだ。

 で、『いちゃりば~』は、女座長のおばあが率いる一座が島々を巡って芝居をする……という、当たらずとも遠からぬ話なのだ!!

 「沖縄」とひとことで言っても、様々な切り口がある。これは単なる偶然なのか?

 今回もこんな不思議を重ねながら、色んな出逢いに心躍らせ、そして公演を成功させたいと思う・・・今は、日曜日の劇団事務所である。

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二代目はクリスチャン

2006年05月25日 | 東演
つかこうへいの名作『二代目はクリスチャン』

 映画では、あの志穂美の悦っちゃんが主演し、舞台では小西真奈美嬢…悦ちゃんと来たらこっちも「ちゃん」かな?…がパルコ劇場で演じるなどしてますが・・・。

 今回は「少女人形」で一世を風靡した“伊藤つかさちゃん”が主演(Wキャスト)。共演には、無名塾一期生・隆大介さんや、歌手……最近では2時間ドラマでよくお見受けする池田政典さん、さらには若貴のお母さん・藤田憲子さんなど豪華キャストの舞台として蘇る。
 場所は草月ホール。5/24(金)~28(日)の8ステージ。

 この公演に弊団の辰巳次郎が客演いたします。
 つい先日『見果てぬ夢』でユーモラスな画家(?)を演じたばかり…、当初、舞台監督で参加予定でしたが、舞台に厚みを出したいと役者として板に乗ることに・・・(舞監も兼任で務めます)。

 作演出は、つか氏ではなくクレジットによると「脚本=いぐち武志、演出=Ryoma」とある。
 ・・・ム? 僕が東演に入る前、THEATRE THEATER名義でフリーの制作をしてた頃「COOZE」ってユニットで出会っている面々ではないか。Ryoma氏はその名前からも解るように坂本龍馬大好きで、自ら率いる「夢援隊Company」でも永く龍馬を演じていたばかりか、龍馬の逝った33才に自分もなったのを機に「龍馬役」を封印したほど…(そのかわりに芸名をかえたの? ちなみに数年前までは河本くんだったが)。
 ほかにも出演に大槻修治さん、制作プロデューサーに山口美砂さんなど懐かしい名前がズラリだ。

そんなことはどーでもいい。
 “青山の素敵な空間での名作”です! 興味のある方は是非!!

 詳しくは「カートコーポレーション」から検索するのが早いです。
 
 
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横浜アリーナ

2006年05月24日 | 鑑賞
 生まれてから昨年の入籍を機に転居するまでの39年を神奈川県民として暮らしながら、ずっと横アリには踏み入ったことがなかった。横浜スタジアムも日産スタジアム(当時はまだ横浜国際総合競技場)も横浜美術館もドリームランド(現在は閉園)だって行ってるから、格闘技やロック系の音楽に興味がなかっただけの気もするが…。
 で、やっぱデカかった。昨日は音楽会(?)だったのだが、東京ニューシティー管弦楽団のフルオーケストラによる『ハルとナツのテーマ』〈*1〉を作曲者でもある渡辺俊幸氏〈*2〉の指揮で聞いたかと思えば、アカペラで『恋のフーガ』『あの日に帰りたい』『未来予想図Ⅱ』をチキンガーリックステーキ〈*3〉が熱唱・・・みたいな。

 音楽にはウルサくないボクだが、やはり残響がすごくて「音楽通」には辛かったかもですが、それはやる方も聞きに来る方も覚悟の上。
 実は弊団の朗読劇『月光の夏』もピアノとのコラボレーションのため、ピアノに良い空間では役者の声が割れちゃうし、役者にいい所ではピアノが響かないという「アキレス腱」がないではない・・・。
 横浜アリーナでのコンサートに観客として触れて、あの箱でのスタッフの絶大な努力と、またアーティストの持っている技術の全てを注ぎ込んで、できるだけベストなものを・・・という姿勢がビンビン響いて、帰り道フィードバックすることができた。
 つまり『月光の夏』の、全国各地でのそれぞれの条件の中でベストを尽くしてお客様に応える。また客席も温かく(かつ厳しく)受け止めていただくことによって、舞台の役者・演奏者と、裏方達も力をいただく・・・この構図は決して間違っていないのだ!と。

 *1:東京ニューシティー管弦楽団=1990年設立。
    音楽監督に内藤彰を擁し、定期演奏会のほか
    オペラ・バレエ、ポップスの演奏まで幅広く活動。
 *2:ハルとナツ=本年3~4月にNHKで放送。
    作は橋田壽賀子、主演に森光子、野際陽子、
    米倉涼子、仲間由紀子。放送80周年記念ドラマ。
 *3:渡辺俊幸=上の音楽のほか、『大地の子』、
    大河ドラマ『利家とまつ』、映画『サトラレ』など
    多くの作品を手掛ける。
    伝説のバンド「赤い鳥」ドラマーでもあった。
 *4:チキンガーリックステーキ=男性6人組の神戸出身の
    アカペラグループ。1990年に結成(当時は5人)。
    メンバー変更を経て99年より現在のメンバー。
    当ブログで紹介した曲を含んだアルバム『Foundation』
    は本年4月発売(フォアレコード)

 あ。ちなみに昨夜は「まさしんぐワールドコンサート」という演し物で、他に吉田雅美氏を招いて「グレープ」が復活したりもした。『精霊流し』『無縁坂』は勿論『残像』などマニアックな曲、さらには新曲(?)まで披露していた・・・。
 まあ、さだまさし、というか彼を支える公式ファンクラブ「まさしんぐワールド」の30周年記念ってことで、賑々しく横アリで(他に大阪城ホール、名古屋レインボーホール)開催。
 それが満席なのにも驚いたが、おばあちゃんから若い10~20代まで幅広い客層にも「へえ~」と思ったりもした。
 得意のトークは短めに、オーケストラとの競演がメインでした。
 最近はついつい制作魂が頭をもたげて、時間オーバーしたらハンパじゃない延長料金だよな…とか、オケをタクシーで帰したら…とか、つい余計なことを考えたりしなかったわけではないが・・・それを超えて、相変わらずサービス精神に富んだ
贅沢な3時間20分であった。
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しずくまち♭『ゆびさきのさき』

2006年05月23日 | 鑑賞
しずくまち♭『ゆびさきのさき』
第2日「うぃずあーと」と第3日「はなものがたり」を観た。
弊団の小池友理香☆客演公演である。
 
5/20(土)夜
小池は幕開けの『霧のヴェール』、1幕最後の『いなびかり』、
2幕3本目の『闇のイカロス』に登場・・・。
5/21(日)夜
この日は2本。『いなびかり』と『向日葵やもののあはれを…』

 東演では、まだまだ中堅格の小池だが、しずくまちのような若い集団ではベテランの域にあって…『闇~』では珍しく老けを担った。
(東演でも『時の筏を漕ぎゆけば…』があったが・・・)
 サスペンス調の『いなびかり』と近代文学調の『向日葵~』は通常の東演の芝居に近い骨格のしっかりした世界観で、多彩なメルヘンが散りばめられた、この短編集の中では異彩を放っていた。
 前者では由田豪氏と“大人の愛”を、後者ではしずくまちの看板女優・岡島仁美氏との“女の確執”を、貫禄をもってしなやかに演じた。
 東演でも「和服といえば小池」との定評を得ているが、鈴木真砂女の句をモチーフとした『向日葵~』での、和服対決は圧巻だった!
 身内の話はこれくらいにして・・・

 Rにふくらんだスペースの中央に青い太い円柱     
 上手奥にピアノ、ヴァイオリン、コントラバスを配し、
 演技エリアは残ったわずかな1階スペースと中2階、
 それをつなぐ階段・・・と、とても小さいけれど、
 そこに“独特の宇宙”を構築し、みている者を
 不思議な世界に誘う公演であった。
スペースUからの客演・泉澤尚子氏の妖艶さと、
      しずくまち女優陣の妖精さ(?)のハーモニーも
      心地よく・・・或いは、
      千田ナナコ氏の処女作=兎のぬいぐるみを用いた
      『あにおとうと』の、ナカヤマカズコ氏の巧みな話術と
      時岡昌史氏の名人芸と呼べる人形遣いなどなど、
      生演奏(ピアノ伊藤奈保子、ヴァイオリン海月たか子、
      コントラバス生形憲市郎)に絵画や花をもフューチャーした
      多角的かつエレガントな作品群・・・
      
 木曜まで休演。週末26-28にあと4ステージございます。
 “短編戯曲集中上演”という企画・・・日替わり公演ながら、重なって上演される作品もある。
 「犀」は、サイのぬいぐるみから触発された戯曲なので絵画やオブジェに触発された作品集「うぃずあーと」と、劇中、薔薇が効果的な意味を持つので「はなものがたり」とで上演……という風にだ! このあたりの並びもなかなか興味深い!!

 詳細は、しずくまち♭公式HPへ。

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月光の夏の季節~土曜の市川の流れで

2006年05月22日 | 東演
 市川での『月光の夏』プレゼンテーションのあと、花と雑貨と喫茶のお店で、反省会や今後の展開をミーティング・・・。
 初めてお会いした人とも「月光」という具体的な作品を通して、日本の未来や世界の平和について熱く語り合うことができた!
 まだまだ、先は長い!! ともに頑張って行きましょう。
 (↑昨日のブログの続きです。5/20(土)のことです)

  東演にはスターがいるわけではなく「泥くさい」とも評される、アンサンブルでみせる劇団と良く言われます。「月光」は映画や絵本などにもなっている名作だが、地味な作品であることは否めない。

 得意の例え話になりますが・・・
 学生スポーツ(甲子園や春高バレー、あるいは箱根駅伝)で全チームを細かく紹介できない場合、校名のみで終わるチームです、言えば。
 けれども、いざ蓋をあければ堅い守りと選手一人ひとりが「つなぎ」を意識した~~野球ならバントや果敢な走塁で、バレーならとにかくボールに食らいつき、落とさない、駅伝はまさしくタスキをつなぐ~~言い方をかえれば、「粘り」のチームとして、優勝候補をなぎ倒し、トーナメントを勝ち上がる(駅伝の場合順位を上げる)タイプです。

 そのような劇団、作品と手を携えて歩んでいただける多くの皆様に、改めて感謝いたします。
 市川以外にも、様々な地域で既に動きは始まっています。そして、東演はこれからも多くの新しい作品を産み出して行くのと並行して『月光の夏』にはこだわって参ります。
 来年も…、5年後……、50年後も?
 
 そんな話を代表の山田と交わしながら、行徳から東西線に乗って、地下に潜る前にザザーッときた。目的地は世田谷は用賀、馬事公苑そばの沼田絵本美術館だ。
小池友理香客演『ゆびさきのさき』・・・の話は、明日。
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市川にてプレゼン

2006年05月21日 | 東演

あすこまで晴れたら、いくら天気予報に「降る」と
言われてもカサ持たないよな・・・
でも、本当に来ましたネ、ドっと

あ、昨日の天気の話です。幸い僕は移動中で
濡れずに済みました。

今年も朗読劇『月光の夏』は全国を駆けめぐります。
 まずは六月、東京女学館を皮切りに・・・でも、これは一般の方にはご覧いただけないので、その意味では七月のひたちなかがスタートと言えましょうか・・・。
 そのひとつ、市川での公演(10/15予定)は、以前にも少し触れましたが「自らが納める市民税の1%を自らが選んだ事業に使える」という制度を活用したユニークな上演形態です。
 その制度にエントリーした各団体のアピールの場に代表の山田と顔を出して来ました。
 主催の「いちかわグリーンネット」は、これまでにも数回にわたる市内各所でのプレゼンテーションで『月光の夏』上演にかける意気込みや意義を訴え、またそれ以外にも駅頭での「1%支援」全体のPRにボランティアで積極的に参加されるなど、とてもエネルギッシュ!!
   全国各地の『月光の夏』への様々な取り組みは
   このブログでも昨年、旅日記で語らせていただきましたが、
   我々劇団員と同じ気持ちで月光を支えてくれる方が
   全国にいる喜びと勇気は何事にも変えられません。

 さて。行徳文化ホールI&I大会議室には、福祉や環境のNPOをはじめフットサル連盟、青色申告会など本当に様々な団体が集まりました。
 持ち時間5分の中で、おそろいのTシャツで登場したり、パワーポイントを用いたり、小型のソーラーパラボナの実物を出してきたりと、工夫も団体の数だけ・・・。

 我々「グリーンネットワーク」+東演チームは、ピアノソナタ「月光」を効果的に、会場の照明を落とす演出で独自のパフォーマンスを展開しました!!!

 〆切はいよいよ5/26(金)。
 これをご覧の市川の方、市川に知人のいらっしゃる方はその方に働きかけていただいて・・・団体番号47=ピアノソナタ「月光」による朗読劇『月光の夏』上演に、清き一票を

 市川公演への取り組みは、ブログ【ピアノソナタ「月光」による朗読劇『月光の夏』を上演するまで】に詳しいです。そちらも是非
                              
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髪を切りに・・・

2006年05月19日 | 東演
 なんだかもう梅雨のようだなぁ…。
 毎日ぐずついてる。

 昨日は委員会。
 まぁ東演の国会にあたる(?)会議がありました。

 ・いちゃりば兄弟の現況報告
 ・見果てぬ夢の収支報告
 ・50周年に向けての取り組み

 などを話し合いまして…。

 いちゃりばの稽古は5月30日スタートが確認され、既発表のキャストに加え、二人が新たに書き足されたことが制作担当から報告されると、巻選出に近いどよめきが起こった・・・
         しまった!
            自分で厭なネタを振ってしまった

 もとい。いちゃりばの台本は初稿から改稿を重ねてどんどん面白くなっていて、間もなく最終稿があがる。演出や制作も知恵を出しながらの「練る」作業から生まれたサプライズ。

 そのあたり…公式HPの『いちゃりば兄弟』情報が遅れておりますが、今しばらくお待ちを!!

 追記。
 表題の「髪を切りに…」の話がまるでないけれど、これは切りに行って、そこの親爺が面白かったとかじゃなく、切りに行きたいなあ~ってだけなのです。

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静かな事務所

2006年05月17日 | 東演
 月曜で演技部演出部の面々の仕事はきれいに終了したので、昨日(火曜)はとても静かな一日でした。制作部もローテーションで代休をとっているのでたった二人。
『見果てぬ夢』の残務処理と『いちゃりば兄弟』の準備を並行して・・・。
 スタッフへの支払いのため、銀行を回っていると同業者と道でばったり。むこうも銀行まわりだったとか・・・。
 そういう「お金関係」をすべて終えて、制作はようやく公演の幕を引くのだ。
 公演の収支の算出~~チケット入金の有無のチェックや細々とした領収書の集計……とっても地味な仕事で、少々苦手でもあるが避けて通れない。18日の会議までに粗くでも出さねば・・・。

 今日は僕が半休。午後からの出社。
 そんな机の片隅にはこの後に公演を控える劇団のチラシ群・・・ああ、そういえば今月まだ一本も芝居を観ていないではないか!!!
 『見果てぬ夢』とかぶった公演。福田雅美が客演していたfake『リサイクル』にも顔を出せなかった……。
 いよいよ19日からは小池友理香またまた客演の、しずくまち♭『ゆびさきのさき』が開幕。沼田美術館で21日まで。翌週末26日~28日と変則的な公演です。
 興味のある方、是非。

 ちなみに沼田美術館は群馬ではなく、世田谷は用賀にあるのでお気軽に・・・。
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