麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

2022年12月30日、金曜日

2022年12月30日 | 身辺雑記

いつもなら、出社に間に合う地下鉄に乗るべく

少し足早に歩く道筋を、随分ゆっくりと、

私的な振込のため駅まで(正確には駅前の銀行まで)。

 

正月飾りで休みの店も多いし、或いはその、

正月休みの客層に応じて開いている商いがあり。

例えば居酒屋

まだ正午前だったが、わりに入っていた。

 

ゆっくり歩いて気づいたのは、

新しくなった自販機や、

ラーメン店を居抜きでカフェバーに。

それから、路地裏のベトナム料理店の、

向かいの雑居ビルにベトナム理髪店が開店。

確かに彼らにとっては有ると便利だろう…。

 

そして少し引いて見れば、多彩な街・池袋の

勢いがさらに加速しているということ。

一見、油そばのチェーンに見えて、

フランチャイズ契約でオーナーは勿論、

従業員もすべて中国籍なんて店舗は珍しくない。

 

立教大学も静かに眠りについていた。

あ、そうそう

予定より一年前倒しで「箱根」出場を決めたのだ。

第99回大会の各校区間エントリーも発表された。

 

エース松山抜きで闘う我が東洋大学は、

花の2区に石田(2年)を起用。

主将の前田が5区山登り。柏が4区、

副将・児玉は三年連続のスターター。

アンカーに清野。以上四人は最上級生。

補欠に力のあるランナーも置き、当日変更は必至。

・・・あ、つい駅伝の話に

 

2022年12月30日金曜日。

いつもより、ゆっくり歩いて、、、空も見上げた。

 

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景気回復へ。

2022年12月29日 | 身辺雑記

「ボーナス300万。300万よ」

「A査定もらったことない、SかSSだけ」

「エース、はっきり言ってエースよ、僕」

 

夜中に腹が減り、我慢していたが無理で、

3時過ぎに、近所の24時間営業の拉麺店へ。

そしたら、レジ後ろのテーブル席から冒頭の声。

ハスキーな押しの強い関西イントネーション。

 

「君はどこ出身?」「岩手です」

「あ、じゃ大泉?」「いや盛岡です」

と後輩社員は言ったのち、言いづらそうな

ほとんど消え入りそうな声で「平泉」とも。

 

海外でもバリバリ仕事をしてきた

その「課長」はMBAを取得していて、

今の会社の経営方針を覆したくて、

飲み会は基本ワリカン。それがフェアだから。

最後の一杯は酒、それが営業の基本。

と、若手に一方的にゲキを飛ばすのであった。

 

わたしのカウンターに運ばれた

ワンタンメンの味がわからないくらいに

「美味しい話」をしてくれる課長なので、

耳はレーダーよろしく完全に後方をロックオン!

 

COVID-19禍はまだ収束には遠そうだけれど、

制限のない、久方ぶりのクリスマス&年末年始

   

年収1000万超の上司が若手と朝まで飲む姿は

景気回復の兆しといえるのだろうか……。

 

「飲む時はワリカンだから。だってフェアじゃないと」

「あれ、食べ物大丈夫? 遠慮しないでよ」

 

多少言い回しは変わったけれど似た内容の話になった。

わたしの入店からは15分ほどでの「再放送」、

ということは、二人の若者にとっては

果たして何回目のループなのだろうか。

 

あ、もしや。

出身を訊くくだりから、岩手の盛岡、

岩手ってほかに何かある的に広がり、

宮沢賢治だの平泉だの流れがあって、

先程の「大泉」になったのかもしれない。

・・・全くの当てずっぽうだが

 

善きにつけ悪しきにつけのノミニケーション。

回復は、飲食店の回復にとどまらず、

さまざまな回復に繋がるだろう。

まずはわたしのお腹が炭水化物で満たされ、

また、この手の「ねた」で満腹になるのも

思えば随分なかった気がする。

 

あの味で1000円は高いけれど、

課長の話がついたとなれば、滅茶安かった。

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舞台美術や衣裳をそろそろ決め、タイワ。

2022年12月28日 | 俳優座

 

としもおしせまりました。

平仮名で書くと切迫感が少し薄れますが、

歳は本当に押し迫って、

今日が仕事納めという方が多いのかしら。

我が座も本日まで。

 

さて、稽古を始めて一週間が過ぎた

劇団俳優座No.352『対話』。

 

昨日は舞台美術と衣裳の打ち合わせを午前に、

午後から通常の稽古。

 

 

俳優座が挑む「ジャック・マニング三部作」第2部はより緻密な会話劇(コメントあり)

劇団俳優座「対話」が、2月10日から24日まで東京・俳優座スタジオで上演される。

ステージナタリー

 

 

ステージナタリーに公演情報があがり、

今日午前には某大手新聞社の取材が演出の森一にあって、

マニングシリーズ第一弾『面と向かって』も振り返りつつ、

第二弾『対話』への意気込み、役者一人ひとりへの期待など。

年明けにも何社からインタビューのオファーが幾つか。

ありがたいことです。

 

そして肝心の稽古の方は。

「戯曲」との丁寧な「対話」を終えて・・・

簡単にいえば、細かく読み進める稽古が

台本の最初から最後まで行ったということ。

・・・しばしの休息。稽古は4日から再開です。

 

27日を受けて5日に美術・衣裳打合せ再び。

舞台監督も交えて……。

きっと、色々見えてくるだろう。

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かわずかな

2022年12月26日 | 鑑賞

古本屋があった。

しかも店先に100円の棚があるスタイル。

さっと上段から中段まで目を配って、

西加奈子『しずく』を手にした。

気になりながらまだ読めていない作家。

恥ずかしながら……。

 

恥ずかしついでにいえば、足腰が弱って、

下段を見るのにしゃがむのが辛いため

中程までで選択したのだった。

閑話休題。

 

それは芝居を見に行く道すがら。

観たのは、アングラの雄とも評されつつ、

最近は著名な俳優を客演に招き、

新たな地平に踏み出している「桟敷童子」。

 

演劇界の金字塔『どん底』の翻案。

『老いた蛙は海を目指す』

(作/サジキドウジ、演出/東憲司

時/2022年12月15日~27日

於/すみだパークシアター倉)

 

 

さすがの筆力で、かのゴーリキーの『どん底』を

ただの焼き直しではなく、見事に

「桟敷版・どん底」に創りあげていました。

 

帰路。芝居の余韻に浸りながら

黄色い電車内で買ったばかりの文庫本を開いた。

短編集。

二本目『灰皿』にうんこが登場したのだが、

錦糸町の倉庫を改造した小屋の芝居にも、

コネタとしてうんこが出てきたので驚く。

大人の読む小説、大人のみる芝居に

なかなかその三文字は出てこないと思うので。

 

加えて。小説の主人公の女性の姓が蓮田で、

『老いた蛙~』に出演していた川原洋子と筆者が

遠い昔に所属していた僅か四人の劇団

「観音芝居」の主宰が住んでいたのが蓮田だった。

蛇足ながら、埼玉県にある市である。

 

まぁこれはやや無理のある偶然かしら……

では、これはどうかしら?

『どん底』でいえば、木賃宿の大家の女房

ワシリーサにあたる役を藤吉久美子が熱演。

観劇前の朝、たまさかつけたテレビの、

レポーターが太川陽介だった奇遇。

 

【文中敬称略】

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『対話』本格的に始まり、タイワ。

2022年12月22日 | 俳優座

 

劇団俳優座N0.352『対話』

作/デヴィッド・ウィリアムソン

翻訳/佐和田敬司 演出/森一

時/2023年2月10日(金)~24日(金)

於/俳優座スタジオ

2023都民芸術フェスティバル参加作品

 

20日、稽古初日でした。

9人の俳優と、演出、美術デザイナー等のスタッフが

稽古場に集い、はじめの一歩を踏み出しました。

 

一度通して読んだのち、演出からプランが語られ、

制作からスケジュールの確認など。

18時から別件、劇団の集まりもあって17時には終了。

 

そして昨日は、じっくりあたまから。

テーブル稽古は戯曲に細かく当たっていく。

 

22日、本日は翻訳を務めていただき、

またドラマトゥルクとしても我々を支えてくださる

佐和田敬司氏が稽古場へ15時半に到着。

 

「じっくり稽古」を中断し、全編を通して読む。

その後、オーストラリア演劇の第一人者

佐和田氏との質疑応答。

作品理解が一気に深まる1日となった。

 

 

末筆ながら。

<『対話』本格的に始まり、タイワ>はまったく変だ。

言うまでもなく、本格的に始まったのだから

しかし、本作に関してはこのスタイルで行く覚悟。

今後もおかしなタイトルが出てくるだろう。

でもでも出来るだけ、それは避け、タイワ。

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Iwata 3days

2022年12月19日 | 身辺雑記

前回書いたように静岡県磐田市に

土曜日から月曜日まで三日滞在。

 

我がジュビロの本拠地であり、

かつ連れ合いの故郷でもあるが、

しばらくこの地を踏んでいなかった。

言わずもがなCOVID-19禍にあってだ。

 

 

ジュビロといえば、斎場のロビーにも

選手のサインがあって、少し戸惑った。

「こんなところにも…」と

 

故人を送る形は時代とともに変化して、

思い出の写真もメールで斎場に送るのだという。

一方、祭壇に飾った供物をその場で分配する

古くからの風習は残っていて、

それを知らない地域で生きた私には新鮮だった。

 

そうそう。

斎場に向かう道脇の大きな看板にFURISODEと。

「むむ、振袖がローマ字に」 

別に法律で決まっているわけでもないから

表記は自由だし、若者にはフィットするのだろう。

その影響で、ブログタイトルを無駄に横文字にした。

 

あ。少し前まではサッカー、ラグビーともに

ジュビロだったのだけれど、

サッカーはジュビロ磐田たが、

ラグビーは静岡ブルーレヴズに改称。

 

 

なので磐田駅には二つのクラブのマークが、ドン。

そしてドンといえば前段の供物というのは、

いわゆる花輪の形で、式では飾られていて、

閉式後に引出物に混ぜて、参会者に配分されたのだった。

 

お酒とつまみ、ジュースやドレッシングなど

さまざまな組み合わせ。きっと何処にも昔にはあって、

近所付き合いを含む、檀家制の崩壊で失ったところ、

例えば首都圏などは、その一例だろう……。

 

 

斎場は民間だったが、焼き場は市営。

海に近い眺めの良いところだった。

好天ながら、風は強く。けれどそれは恐らく日常で、

駐車場の樹々は、風で斜めにかしげていた。

 

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傘と箸

2022年12月17日 | 身辺雑記

数日前のこと、朝小降りだったので

傘をさして家を出た。

帰りにはやんでいた。

つい事務所に忘れがちになるが

その日はちゃんとピックアップし、

電車の椅子の手摺に掛けて降車という

やりがちなミスもクリアしたのだが、、、

自宅近くのミニスーパーでしでかした。

 

早々と雨がやんでいたので傘立は出ていない。

店の壁に立て掛けて、買い物。

大した時間ではなかったのに傘を忘れた。

 

 

時計を戻して、その日の昼。定食屋さん。

30代の女性が割箸を割ったあと、

箸同士をカサカサっとしごいた。

昔、材質の悪いものもあって、

私より年長者は、わりと多くがしていた行為だ。

あるいは「よし、食べるぞ!」という意志、

もう少し言えば儀式的なものもあったのかしら。

と、今になって考えたりもする。

ただ真似てやっていた時期は無意識だった。

そして、しごかなくなって長い時間が経っている。

だから。

「へぇ若い世代でもやるんだな」と思いながら

運ばれてきたハンバーグに箸を入れた。

 

 

そんなことのあった翌日、21時過ぎ。

ミニスーパーの前を通ると、昨夜のまんま、

もとは深い緑だったが今は色褪せて微妙な、

とくに褪せた部分は黄色にすら近い、

柄が木製で、やや重めの傘が立っていた。

店の人に断りもせず、回収して帰宅。

 

 

てなことを新幹線の中で書く曇天の土曜。

静岡へ。

今月はやたらこの県に縁がある。

上旬は浜松、浜北、藤枝。今日は磐田。

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バザーストに行ってみ、タイワ。

2022年12月15日 | 俳優座

オーストラリアのニューサウスウェールズ州の

内陸部、シドニーの西にある「バザースト」

・・・と、唐突に書いたのは、

オーストラリア大使館に表敬訪問(?)したところから。

 

 

劇団俳優座の次回公演はNo.352『対話』。

オーストラリアを舞台にした作品ゆえ、14日午前に。

 

デヴィッド・ウィリアムソンは豪州を代表する作家。

彼の「ジャック・マニング」シリーズの第一弾

『面と向かって』を昨年上演したのに続き、

第二弾『対話』に挑むことの、ご報告などなど。

 

その中に出てきたのが冒頭の奇遇である。

広報・文化担当の参事官の出身地と、

上の写真右側に写っている出演者のひとり

佐藤あかりの学生時代のホームステイ先が一致!

しかもかなり「渋いまち」という驚き。

いやはや事実は小説より奇なりだ。

 

その稽古が、いよいよ20日からスタート。

2月10日の開幕へ向け、稽古場に集います。

千秋楽は24日。俳優座スタジオにて。

 

 

日本の侯爵の屋敷跡に建った大使館の、中庭で記念撮影。

左から演出・森一、出演・佐藤、

そして中央が参事官トム・ウィルソン氏、

文化・広報部ディレクター徳氏、同担当官・三瓶氏。

 

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闘いは終わっていない。

2022年12月09日 | スポーツ

FIFAワールドカップ2022

ベスト8が出揃いました。

日本の戦いは終わったけれど、

いうまでもなくW杯はまだまだ続きます。

 

対ドイツ(11/23)

東京にいたので自宅観戦。

滅多におこらないから「ジャイキリ」、

ということは連続はないと冷静に考える御仁もいて。

僕も正直、重心はそちら。引き分け上等、

の一方で勝利を熱望もしていた。

二律背反 結果はジャイアントキリング!!

いや、こりゃマジで強いぞ森保ジャパン

 

対コスタリカ(11/27)

J1の清水と磐田がJ2に降格し、

国内最高峰のカテゴリーに県勢0という衝撃。

しかし、藤枝がJ3からJ2に!

3クラブが同じカテゴリーで鎬を削ることになった

「王国」静岡にいたのだが、外せない会議があり、

ホテルに帰ったら試合は終わっていた

 

対スペイン(12/2)

独戦を思わせる逆転劇で、無敵艦隊を破り首位通過!

友情秘話も大きく取り上げられた「ミトマの1ミリ」

・・・三苫薫・田中碧の「鷺沼」がクローズアップ

某ワイドショーでは同じく川崎出身のヒガシが

「鷺沼といえばプール」とコメント。

彼は市南部の人間だが、私はまさに北部、

宮前区の隣の麻生区。鷺沼で毎年泳いだぜ!

 

対クロアチア(12/6)

エース・モドリッチがピッチを去った時、

2018のパロンドールを退けたサムライブルーに

賛辞を送った人が多かったろう……。

私は咄嗟に「PKは避けたい」と思った。

これまでことごとくエースがPKを外してきたから。

あくまで、あくまで結果論だけれど(あえて強調)

10番を背負った南野が、今大会一番輝いた三苫、

そしてキャプテンが・・・

 

優勝予想

予想というより願望は、ポルトガルの優勝

番狂わせも多く、また日本のGL突破のなかみも

漫画チックだったことを飲み込んで、

一番コミックなピリオドは、C.ロナが世界一

FIFAワールドカップ2022の閉幕。

・・・ないとは思いますが、願います。

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チケット先行発売し、タイワ。

2022年12月05日 | 俳優座

 

本日12月5日は、劇団俳優座No.352『対話』の、

俳優座後援会員先行発売日でした。

 

作/デヴィッド・ウィリアムソン、

翻訳/佐和田敬司、演出/森一

於/俳優座スタジオ、時/2023年2月10日~24日

出演/山本順子、河内浩、佐藤あかり、安藤みどり、

斉藤淳、八柳豪、天明屋渚、辻井亮人・(声)山田貢央

 

オーストラリアの人気作家の一人、Ⅾ・ウィリアムソンの

「ジャック・マニング」シリーズの第二弾!

昨年の『面と向かって』に続き、佐和田訳・森演出で再び!!

 

ジャック・マニングは、まだ日本では馴染みの薄い

「修復的司法」にかかわる調停人だ。

『面と~』では企業内での傷害事件を解決してみせたが、

今回は既に結審したレイプ殺人の加害者と被害者の、

両家族らのはざまで耳を傾ける。

 

・・・一般発売は来週の月曜日12日。

なお、2023都民芸術フェスティバルにも参加。

 

2023 都民芸術フェスティバル 公式サイト

「都民芸術フェスティバル」は東京の新春を彩る舞台芸術の祭典。1月から3月までの3ヵ月間にわたり選りすぐりの作品を上演します。

 

偶然、フェスのチラシと同じ色味になっています。

 

『対話』初回につき、まずは・・・

 

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