タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~10月1日

2007年10月01日 | タカの渡り観察
ハチクマの数が3000羽の大台を超えました。

10月1日  晴

観察者   タカ長、トビ吉、御大、ニイノ方、スワロ、カメ吉
観察時間  7:15-17:00

   ハチクマ      240
   サシバ         3
   ノスリ          4
   ツミ      西向き 9
   ハイタカSP 西向き 4
   チゴハヤブサ     2

10月にはいってもハチクマが三桁の日を予測していましたが、早速240をカウントして大台に乗りました。昨日も今日も東日本の天気は思わしくないようなので、この分では一両日中に小さな山がありそうな予感がします。とは言っても渡りの予測は困難なもの、当たる確率はどこかの国の天気予報程度でしょうか?

今日の渡りは観察地の南側を流れるものが多かったようです。特に午後遅い時間になるほどその傾向が顕著だったようです。その時間は北側に黒い雲が出ていたので、その雲を避けていたものと思われます。

渡りの季節が深まるにつれて、彼らの渡りルートが南下すると言うのは御大の説ですが、最近とみにその傾向が顕著になってきているようです。
東日本の天気が回復するともう一山ありそうだと考えていますが、そのときこの観察地で確認できるかどうか心配しています。南側を一気に流れていくと見つけることが困難になるので、明日からは今まで以上に南側に注意を集中する必要がありそうです。

ともあれ今期もハチクマ3000羽をカウントしました。この観察地では真面目にカウントすれば3000羽をクリアできると言うことです。そのことだけは証明されたと思っています。

ハチクマを毎年3000羽以上カウントする観察地は多くは無いので、これからも先ず3000羽を目標に頑張ることにします。