タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

ナクトンガン(洛東江)河口エコセンター

2007年10月28日 | 韓国情報
 最初に告白しますが、私はパソコンのことが分かっていないのです。このブログも思い通りに作成することが出来ずただいま勉強中、いや正確に言えば友達に勉強してもらって彼から手ほどきを受けようとしているのです。
 今回の韓国旅行だけではないのですが、紹介したい情報はあっても思い通りのブログが作れないのです。しかし、勉強が進むまで待ってはいられないので、とにかく少しずつでも紹介することにします。断片的なものになるでしょうがご容赦ください。

 これは韓国南部プサン市のナクトンガン河口に最近作られた、ナクトンガン河口エコセンターの観察室です。広い観察室の南側には大きな遊水地があり、カモなどの水鳥を観察することが出来ます。

 ナクドンガン河口は韓国でも、いやおそらく東アジアでも有数の渡り鳥飛来地で、特に冬鳥シーズンには多くの鳥を見ることが出来ます。と言いたいのですが河口はあまりにも広大で、フラットなのでその多くの鳥を観察するは案外難しいのです。その面で言えば河口にこのような施設が出来、人工の(?)の遊水地とは言え、高い目線から観察することが出来るのはバーダーにとって大変うれしいことなのです。

 もちろんこの施設は遊水池を観察するためだけに作られているのではありません。展示室には野鳥をはじめ魚など水中動物から葦原の生きものなど、河口の自然を立体的に理解できるよう造られているように感じました。

 韓国ではいまこのような施設がほかにも作られています。その施設、その箱物は日本のものよりはるかに大きいのですが、ソフト面ではこれからで、私たちが訪ねると助言を求められることが多いのです。

 バードウォッチングの面で言えば韓国はこれからの国、間違いなく発展途上国です。日本からも多くのバーダーが訪れ、交流を深めて切磋琢磨することが出来るよう願っています。

山口県羅漢高原

2007年10月28日 | タカの渡り観察
山口県東部・広島県境の羅漢高原。

 紅葉とススキの高原で10時頃から3時間以上空に注目していましたが、タカの渡りは確認できませんでした。

 トビが1羽
 カラスが数羽
 
 ハイタカは3羽、もしくは3回(一度に2羽見ましたが、、、、)見ましたが、その動きからして渡り固体とは思えませんでした。小鳥類の渡りも確認できませんでした。
 この時期はまだまだ渡りが続いているはずなのですが、、、、、

 何年か前、広島県の内黒峠での観察を思い出しました。その日の峠は渡りの最盛期だったのか、峠の頂上に信号機を取り付けたいくらい鳥の動きが盛んでした。北から南へ、南から北へ、西から東へアトリやカシラダカ、そのほか私には種名を確認できない多くの小鳥たちが渡って行きました。

 もちろんハイタカ属の渡りも盛ん。紅葉の山上では何度もノスリが帆翔していました。
 
 あの日のことは夢か幻だったのでしょうか?場所が違うとは言え、あまりにも低調だった今日の羅漢高原。紅葉の山とさわやかな風、一日の清遊としては最高の一日でしたが、タカの渡りについて言えばお世辞にも良い日だったとは言えない状況でした。