タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~10月3日

2007年10月03日 | タカの渡り観察

今日の観察地、潮が引いたように静かになりました。
最盛期には雨模様の日でも、鳥見の人の車が10台以上並んだ駐車場もご覧のように空っぽ。本当に本当に静かになりました。タカの渡りも静かな一日でした。

10月3日  曇時々晴

観察者   タカ長 トビ吉
観察時間  7:15-16:00

  ハチクマ     31
  ノスリ       1
  ツミ   西向き 1

時々あることですが、今日は鳥の動きが少なくて「鳥休日」かな、と思いたくなるような一日でした。その中でハチクマ31羽を記録したのは上出来でしょうか。

俳句をされている人が来られました。観察がヒマなのでゆっくりと鳥談義、タカ談義を楽しみました。わが社の社長室で鳥談義をするのは、渡りが低調になってくるこれからがチャンスかも分かりませんよ。遠慮なくおいで下さい。いつでも歓迎します。差し入れがあればなおなお歓迎します。

【今日の話題】

ある人に聞いた話です。

関西の某観察地でタカの渡りを取材した某新聞の記事に、タカが親子で越冬地を目指すと言う記述があった由、その観察地でタカの渡りの観察会を主催していたのは野鳥の会の某県支部と言うことでした。

 帰宅して私もネットで検索し、その記事が紹介されているブログを探し出して読みました。確かにタカが「親子で」渡る旨の事が書かれていました。

 タカの渡りを見ている私だけの認識ではありませんが、タカが親子で渡ると言うことを考えているホークウォッチャーはいないはずです。そのレベルは皆卒業していると考えていましたが、まだまだそのような話が、地方紙とはいえれっきとした新聞に載るのですね。そのニュースソースが野鳥の会の某県支部とは。何かの間違いかも分かりませんが、そのような記事が掲載されていたことは事実です。

 タカの渡りの世界は分からないことだらけで、タカ長としても偉そうなことは言えませんが、しかし、このレベルの話は卒業しても良いのではないでしょうか。ブログを執筆しているタカ長としても自戒しています。
 タカの観察をしているもの同士の話なら、お互い自分なりの観察経験を持っているので、ある面気楽に話すことが出来ます。しかし、一般の人はそのまま鵜呑みにするので、一般の人へのコメントには十分注意する必要があると考えています。

 このブログは味も素っ気も無いものかも分かりませんが、私に出来うる限り誠実な情報提供を心がけたいと考えています。