タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~10月13日

2007年10月13日 | タカの渡り観察
観察地もすっかり秋になりました。体を冷やすことを嫌うタカ長はコートを羽織っての観察です。

10月13日 曇
  
観察者  トビ吉 カンヌシ タカ長 御大 カワリ姫 アツ姫 他
観察時間  8:00-16:00

  ハチクマ         3
  ノスリ          16
  ツミ     西向き   8
  ハイタカ   東向き  11
  ハイタカSP 西向き   1
         東向き    1
  オオタカ   東向き   1

 終日曇でハイタカ属の観察には最高の天気でしたが、東向きハイタカが思ったほど出ませんでした。これから本格化するのでしょうか?
 
 東向きハイタカ属の動きを見るときは対馬海峡方面の天気に注目することが必要だと思います。韓半島からの飛び出しを考えるとプサンなど韓国南部の天気を含め、この一帯の天気動向はハイタカ属の渡りに深く関係しているはずです。

 詳細なデータは持っていないのですが、ハイタカ属の渡りは快晴無風の天気では数が出なくて、多少悪天候のほうが出るような印象をタカ長は持っています。しかし、快晴のときは飛ばないのか、青空に吸い込まれて見えないのか、その点が分からないので、単なる印象に過ぎません。根拠となる気象条件も良く分からないのですが、大陸から季節風が吹き出すとハイタカ属の渡りが本格化するような印象を持っています。

 いずれにしてもこれからはハイタカ属の渡りが面白くなります。今しばらくタカの渡りに注目しましょう。

 昨日もお知らせしましたが、タカ長は明日から韓国です。韓半島からハイタカ属のタカを日本に向けて追い出すように頑張りますから(そんなこと出来るかな?)日本での観察をお願いします。