タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

嬉しい話ーKS研究員鳥学会で発表

2007年11月20日 | タカの渡り観察
 昨夜、韓国の鳥類研究センターのKS研究員から電話が入りました。しばらくぶりの電話です。事情を尋ねると、今週末群山で行われる韓国の鳥学会の準備に忙殺されていると言うことでした。



 韓半島の西、黄海上の離島紅島のこの小さな事務所で準備しているのでしょうか。学会の成功を祈ってやみません。

 嬉しい話と言うのは、その学会でKS研究員自身がハチクマの渡りについて発表することです。韓国ではタカの渡りを観察している人も少なく、KS研究員も私たちのように継続調査できるような環境にはいません。そのためにどのような発表になるのか、タカ長にはまったく想像できません。ハッキリ言ってしまえば、内容的に大きなことを期待できる状況ではないように思えます。

 でも、それでも良いのです。私は韓国の鳥学会のことはまったく知りませんが、おそらくタカの渡りについて発表されることはあまりないはずです。KS研究員の発表が韓国でのタカの渡り研究が加速するきっかけになってくれれば良いのです。

 タカの渡り、特にハチクマの春の渡りを考えるとき韓国は重要な位置にあり、韓国での観察データは重要です。今現在韓国でタカの渡りの観察体制ができているとは考えられないので、僭越にもタカ長自身が韓国の乗り込んでプレゼンテーションをする機会を模索していた矢先なので、KS研究員からの電話が嬉しかったのです。

 彼の発表が終わったらその要旨を送ってもらうことになっています。チョッと興味があるので皆様にも紹介するつもりです。しばらくお待ちください。