ギャラリーの数もうなぎのぼりです
渡りも最盛期にはいる今日の週末、天気にも恵まれてタカ長観察地のギャラリーの数もうなぎのぼり、観察に熱中していたタカ長はその総数を把握できませんでした。
誠に失礼なことですが、遠く米子市からお出で頂いた二人を含め参加者多数、と言うことにさせて頂きます。たくさんのギャラリーの方に感謝、感謝の一日でした。
朝はご覧のような青空、その後ところどころに白い雲が浮かび、午後には積乱雲が高く上がりました。まだまだ暑い観察地です。
日陰に入れない人はパラソルを広げ、日傘を使って暑さを避けました。と言いたいのですが、日影も結構暑い一日でした。
肝心のハチクマですが観察地の頭上(ここで言う王道コース)を飛んだのは10羽程度で、ほとんどは北側を遠く飛びました。
タカ長の高級カメラで撮れるハチクマは数羽程度、写真を撮る気になったときはかなり高くなっていました。この画面に20羽以上はいるタカ柱が出来るようになると数も増え、渡りも本格化するのですが、その日は何時になるのでしょうか???
今日の結果
9月20日 晴
観察者 カメ吉・タカ長・タカカノ・トビ吉・キョージュ 他多数
観察時間 7:00-17:00
ハチクマ 220
サシバ 1
ツミ 5
今日多く飛んだのは8時から11時過ぎまでです。午後型だった昨日の名残りなのでしょうか?
明日21日はタカ長観察地の特異日ですが、天気予報は良くないですね。今年は明日の天気が回復する22日が最初のヤマになるのでしょうか???
今日の野鳥~サシバ
青空に浮かんだ積乱雲の中から1羽のタカが一直線に流れて来て、観察地の上で帆翔をはじめました。アメ色の羽が青空をバックに弧を描いています。典型的なサシバの帆翔ですが、残念ながらたったの1羽だけです。
サシバ 写真: アニマ君
タカ長観察地で観察されるサシバの数は四国や九州で観察される数とは比較にならないくらい少ないのです。秋の渡りで見れば2005年の160羽が最高で、その次は2004年の70羽。観察条件に違いがあるとしてもここで観察されるのはその程度のものです。春の渡りでは2008年に333羽を記録していますが、その他の年は20羽とか30羽のレベルです。
そのように少ないのです。
サシバ 写真: アニマ君
私は最初、タカ長観察地を渡るサシバは四国⇒九州⇒南西諸島コースの傍流のそのまた傍流になるから少ないのだろう、と考えていました。
しかし、最近は考えを変えています。タカ長観察地を渡るサシバは上記の本流コースを渡るグループとは違う韓半島や大陸と関係あるグループだと考えています。
それを裏付ける観察データは少ないのですが、私たちは2005年5月に5日間のプサンでの調査で南に渡るサシバ52羽を記録しています。また、私たちの山口県角島での調査でも、4月中旬以降韓半島の方向から角島に入って来るサシバを記録しています。
これらのサシバがタカ長観察地を渡るサシバと同じグループではないかと考えているわけです。
サシバ 写真: アニマ君
ダルマギク(花期は10月ー11月)の咲く角島から多くのサシバが韓半島の方向へ(?)渡っていくのを見た、とある本に書かれていました。同時にその本にはサシバが韓国で繁殖することをうかがわせる記述もありました。
上記のように韓半島と日本の間を渡っているであろうサシバに興味を持っているタカ長としては非常に関心のある情報です。早速その本の著者に、具体的に何年何月何日に何羽のサシバが飛んだのか? そして韓国でサシバが繁殖していることを思わせる記述をされた根拠を問い合わせました。
しかし、それから1年が過ぎましたがナシのつぶての状態が続いています。
私が韓国の研究者から得ている情報では、韓国でサシバは繁殖していないのです。そのような情報を持っているのですが、私は意地悪な気持ちで著者に問い合わせたのではないのです。本当のことが知りたくて素直な気持ちで問い合わせたのですが、、、、、。
一つの本を公にされた以上、読者の問合せには誠実に対応して欲しかったのですが、どのような理由かは分かりませんが、先方からまったく反応がありませんでした。残念なことです。
渡りも最盛期にはいる今日の週末、天気にも恵まれてタカ長観察地のギャラリーの数もうなぎのぼり、観察に熱中していたタカ長はその総数を把握できませんでした。
誠に失礼なことですが、遠く米子市からお出で頂いた二人を含め参加者多数、と言うことにさせて頂きます。たくさんのギャラリーの方に感謝、感謝の一日でした。
朝はご覧のような青空、その後ところどころに白い雲が浮かび、午後には積乱雲が高く上がりました。まだまだ暑い観察地です。
日陰に入れない人はパラソルを広げ、日傘を使って暑さを避けました。と言いたいのですが、日影も結構暑い一日でした。
肝心のハチクマですが観察地の頭上(ここで言う王道コース)を飛んだのは10羽程度で、ほとんどは北側を遠く飛びました。
タカ長の高級カメラで撮れるハチクマは数羽程度、写真を撮る気になったときはかなり高くなっていました。この画面に20羽以上はいるタカ柱が出来るようになると数も増え、渡りも本格化するのですが、その日は何時になるのでしょうか???
今日の結果
9月20日 晴
観察者 カメ吉・タカ長・タカカノ・トビ吉・キョージュ 他多数
観察時間 7:00-17:00
ハチクマ 220
サシバ 1
ツミ 5
今日多く飛んだのは8時から11時過ぎまでです。午後型だった昨日の名残りなのでしょうか?
明日21日はタカ長観察地の特異日ですが、天気予報は良くないですね。今年は明日の天気が回復する22日が最初のヤマになるのでしょうか???
今日の野鳥~サシバ
青空に浮かんだ積乱雲の中から1羽のタカが一直線に流れて来て、観察地の上で帆翔をはじめました。アメ色の羽が青空をバックに弧を描いています。典型的なサシバの帆翔ですが、残念ながらたったの1羽だけです。
サシバ 写真: アニマ君
タカ長観察地で観察されるサシバの数は四国や九州で観察される数とは比較にならないくらい少ないのです。秋の渡りで見れば2005年の160羽が最高で、その次は2004年の70羽。観察条件に違いがあるとしてもここで観察されるのはその程度のものです。春の渡りでは2008年に333羽を記録していますが、その他の年は20羽とか30羽のレベルです。
そのように少ないのです。
サシバ 写真: アニマ君
私は最初、タカ長観察地を渡るサシバは四国⇒九州⇒南西諸島コースの傍流のそのまた傍流になるから少ないのだろう、と考えていました。
しかし、最近は考えを変えています。タカ長観察地を渡るサシバは上記の本流コースを渡るグループとは違う韓半島や大陸と関係あるグループだと考えています。
それを裏付ける観察データは少ないのですが、私たちは2005年5月に5日間のプサンでの調査で南に渡るサシバ52羽を記録しています。また、私たちの山口県角島での調査でも、4月中旬以降韓半島の方向から角島に入って来るサシバを記録しています。
これらのサシバがタカ長観察地を渡るサシバと同じグループではないかと考えているわけです。
サシバ 写真: アニマ君
ダルマギク(花期は10月ー11月)の咲く角島から多くのサシバが韓半島の方向へ(?)渡っていくのを見た、とある本に書かれていました。同時にその本にはサシバが韓国で繁殖することをうかがわせる記述もありました。
上記のように韓半島と日本の間を渡っているであろうサシバに興味を持っているタカ長としては非常に関心のある情報です。早速その本の著者に、具体的に何年何月何日に何羽のサシバが飛んだのか? そして韓国でサシバが繁殖していることを思わせる記述をされた根拠を問い合わせました。
しかし、それから1年が過ぎましたがナシのつぶての状態が続いています。
私が韓国の研究者から得ている情報では、韓国でサシバは繁殖していないのです。そのような情報を持っているのですが、私は意地悪な気持ちで著者に問い合わせたのではないのです。本当のことが知りたくて素直な気持ちで問い合わせたのですが、、、、、。
一つの本を公にされた以上、読者の問合せには誠実に対応して欲しかったのですが、どのような理由かは分かりませんが、先方からまったく反応がありませんでした。残念なことです。