タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~9月29日

2008年09月29日 | タカの渡り観察
ハチクマの観察がこんなに寒いなんて、、、、、

 ハチクマを見始めて、それからノスリ、ハイタカ属の観察へとタカにはまり込んでいきました。ハチクマを見ている時はただ暑いだけ、ノスリやハイタカ属を見始めて初めて「タカの観察がこんなに寒いなんて」と思ったものです。

 しかし、今日の観察地、午後ドアーをあけた車の中の気温が17.9℃。風がないので我慢が出来ますが、それにしてもこんなに寒い思いをしてハチクマをみたのは初めての経験です。



 先日から何度かタカ長観察地を訪ねて下さった蜘蛛博士(?)に敬意を表して観察地の前で撮影しました。もちろんこれが何かタカ長にはまったく分かりません。



 観察地の前のセイタカアワダチソウの色も日に日に鮮やかになってきています。セイタカアワダチソウが完全に開花する頃ハチクマの渡りが終わるのでしょうか?



 もしそうだとすれば今しばらく待って欲しいですね。

     それにしてもこの寒さは何時まで続くのでしょうか?

       

 その寒い中を数少ないハチクマが羽ばたきながら渡ってきて、観察地の上でゆっくりと帆翔して高度を上げ山を越えていきました。

 伊達に傘をさしているのではないのですよ。このときは小さな雨が降っていました。そのような天気で風もないのに微妙な上昇気流があるのでしょう、ハチクマは翼を広げたまま高度を上げていきました。

 本当はゴミなのかも分かりませんが、ファインダーの中でハチクマが見えたのは事実なのです。ファインダーで見えても写真にピントが来ている、と言うことはないと考えるほうが自然ですね。でもまぁ、あまりかたいことは言わないでください。

 普通なら負け惜しみ半分で「雨の日の観察も楽しいものです」と言うのですが、今日ばかりは寒くて、小雨が振り出したのを機に早めに観察修了としました。

今日の結果

   9月29日   曇時々弱雨

     観察者   タカ長 トビ吉 実習生
     観察時間   7:30-14:00

        ハチクマ          4

 以上がすべてです。カラスは飛びましたがトビは見ていません。

少し古いデータを紹介します

 字が小さいので少し読みにくいでしょうが、古いデータをそのまま紹介します。



 これはタカ長観察地で観察されたハチクマの数です。このデータで見る限り10月にはいると多くを期待できません。

 台風が去り、天気が回復した後どの程度飛ぶのでしょうか?

 気になるところです。