アブラヤシのこと
何かと身辺多忙でタイの旅のことが書けません。写真は一応チェックしたのですが、ハッキリ言えば駄作のヤマです。
10月19日の早朝バンコクからチュンポンへ行くバスの中から見て驚いたのがこの乗り合いバス(?)。走行中に撮ったのでブレていますが、このような車が通学中らしい学生や通勤客を乗せて走っているのを何度も見ました。今回のタイ旅行、タカ長は事前勉強ゼロで参加しているので、このようなチョッとしたことにも驚くことになるのです。
タイから何時間も走り、そろそろ目的地のチュンポンが近くなったと思われるころ、私たちは突然大型バスから下ろされ、、、、何と何と私たちがそのトラックの荷台に座るような乗り物に乗せられることになったのです。エンジンの音ばかり大きくて、それにしてはパワーの出ないそのバスは舗装されていない道をしばらく走り農園の真ん中に止まりました。
それで終わりかと思えば、、、、、、
そこから農業用のトラクターみたいなものに乗せられ、、、、、その農園の中にある小高い丘に連れてゆかれました。
その丘に上がると360度の展望。まわりは広大なパームヤシの農園です。
実はこの農園を訪ねるのも今回の目的のひとつなのです。その農園とバーダーがどんな関係になるのか????
なにやら説明されているそばに立っている女性は今回の旅をコーディネイトされたバンコクの旅行社の社長さんで、ガイドさんで、そしてARRCNの会員でもあります。右下の写真に写っているのがこの農園の社長さんで、同じくARRCNの会員です。
その会員に義理を立てて訪問したのではなく、この農園が取り組んでいることを勉強するため立ち寄ったわけです。
このパームヤシ、アブラヤシとも言いますが、その実からヤシ油をとり、それがマーガリン、マヨネーズ、石鹸などの原料になることはご存知の通りです。私たちの口に入るもの、肌に触れるものになる材料をこの農園で生産していると言うことです。
だとしたら一番問題になるのが安全性であり、農薬の問題ですね。この農園には害をもたらすネズミがたくさんいるのです。そのねずみを退治するために殺鼠剤、農薬を使うことは好ましくありませんね。そのためこの農園では農園内でフクロウ(メンフクロウ)を繁殖させ、そのフクロウにネズミを捕ってもらう方法をとっているのです。
その様子を聞きに行った、と言うわけなのです。そのときの話では250の巣箱を設置し、そのうち200箱で繁殖していると言うことでした。ものすごい効率ですね。そして1羽のメンフクロウは年間700匹くらいのネズミを食べるようですから、その効果が大きいことは素人でも分かりますね。
そのようなわけで巣箱を積極的に貸し出してこの方法の普及を図っていると言うことでした。
その丘から西方面を見たところです。アンテナの塔が立っているところがレーダー・ヒルと言うことでした。後日その丘で私たちは大きな渡りを見ることになります。
まわりはこれと言った特徴のない丘や平坦なパームヤシの農園で、同じような地形が延々と続いているようでした。私たちはよく特徴ある山などを目指してタカが渡って行く、と言うようなことを話しますが、ここではそのような話も通用しないような、これと言った特徴のないパームヤシの緑が続いていました。
丘を下りたところでパームヤシの実を採るところを見せてもらいました。と言っても写真ではうまく撮れませんでした。柄の長いカマみたいなもので採るのですが、、、、、要するに肉体労働、かなりきつい労働のように思えました。
画像はネットより借用
このように大きなものを切り落とすのですから、なれた人が行ってもかなりきつい作業ではないでしょうか?
フクロウを使ってネズミを捕る、そのことでまわりの生態系が乱れているようなことはないという説明でした。言ってみればタイ版の「アイガモ農法」と言うことなのでしょう。
農薬漬けの状態で生産されたヤシ油でつくった物を食べたくはないので、この農法の更なる普及を願いたいですね。
何かと身辺多忙でタイの旅のことが書けません。写真は一応チェックしたのですが、ハッキリ言えば駄作のヤマです。
10月19日の早朝バンコクからチュンポンへ行くバスの中から見て驚いたのがこの乗り合いバス(?)。走行中に撮ったのでブレていますが、このような車が通学中らしい学生や通勤客を乗せて走っているのを何度も見ました。今回のタイ旅行、タカ長は事前勉強ゼロで参加しているので、このようなチョッとしたことにも驚くことになるのです。
タイから何時間も走り、そろそろ目的地のチュンポンが近くなったと思われるころ、私たちは突然大型バスから下ろされ、、、、何と何と私たちがそのトラックの荷台に座るような乗り物に乗せられることになったのです。エンジンの音ばかり大きくて、それにしてはパワーの出ないそのバスは舗装されていない道をしばらく走り農園の真ん中に止まりました。
それで終わりかと思えば、、、、、、
そこから農業用のトラクターみたいなものに乗せられ、、、、、その農園の中にある小高い丘に連れてゆかれました。
その丘に上がると360度の展望。まわりは広大なパームヤシの農園です。
実はこの農園を訪ねるのも今回の目的のひとつなのです。その農園とバーダーがどんな関係になるのか????
なにやら説明されているそばに立っている女性は今回の旅をコーディネイトされたバンコクの旅行社の社長さんで、ガイドさんで、そしてARRCNの会員でもあります。右下の写真に写っているのがこの農園の社長さんで、同じくARRCNの会員です。
その会員に義理を立てて訪問したのではなく、この農園が取り組んでいることを勉強するため立ち寄ったわけです。
このパームヤシ、アブラヤシとも言いますが、その実からヤシ油をとり、それがマーガリン、マヨネーズ、石鹸などの原料になることはご存知の通りです。私たちの口に入るもの、肌に触れるものになる材料をこの農園で生産していると言うことです。
だとしたら一番問題になるのが安全性であり、農薬の問題ですね。この農園には害をもたらすネズミがたくさんいるのです。そのねずみを退治するために殺鼠剤、農薬を使うことは好ましくありませんね。そのためこの農園では農園内でフクロウ(メンフクロウ)を繁殖させ、そのフクロウにネズミを捕ってもらう方法をとっているのです。
その様子を聞きに行った、と言うわけなのです。そのときの話では250の巣箱を設置し、そのうち200箱で繁殖していると言うことでした。ものすごい効率ですね。そして1羽のメンフクロウは年間700匹くらいのネズミを食べるようですから、その効果が大きいことは素人でも分かりますね。
そのようなわけで巣箱を積極的に貸し出してこの方法の普及を図っていると言うことでした。
その丘から西方面を見たところです。アンテナの塔が立っているところがレーダー・ヒルと言うことでした。後日その丘で私たちは大きな渡りを見ることになります。
まわりはこれと言った特徴のない丘や平坦なパームヤシの農園で、同じような地形が延々と続いているようでした。私たちはよく特徴ある山などを目指してタカが渡って行く、と言うようなことを話しますが、ここではそのような話も通用しないような、これと言った特徴のないパームヤシの緑が続いていました。
丘を下りたところでパームヤシの実を採るところを見せてもらいました。と言っても写真ではうまく撮れませんでした。柄の長いカマみたいなもので採るのですが、、、、、要するに肉体労働、かなりきつい労働のように思えました。
画像はネットより借用
このように大きなものを切り落とすのですから、なれた人が行ってもかなりきつい作業ではないでしょうか?
フクロウを使ってネズミを捕る、そのことでまわりの生態系が乱れているようなことはないという説明でした。言ってみればタイ版の「アイガモ農法」と言うことなのでしょう。
農薬漬けの状態で生産されたヤシ油でつくった物を食べたくはないので、この農法の更なる普及を願いたいですね。