タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

ノスリの渡りはまだ続いているようですね

2012年11月21日 | タカの渡り
    

 昨日、足立山山頂で昼食を採っているときに撮ったノスリのコンデジ写真です。デジイチのようには撮れませんが、一応ノスリと分かる証拠写真は撮れました。

 この日11時30分から12時15分まで足立山の山頂にいました。昼食を採ったり、記念写真を撮ったりで、真面目に観察していたわけではありませんん。しかし、その間に、明らかに渡りと思われるノスリを7羽見ました。

 山頂の東側で帆翔して高度を上げ、私たちの頭上を西に流れていったもの

 山頂の海側をほぼ目線の高さで一気に流れていったもの、、、、、そのなかの1羽は距離も近くで、私たちのメンバーからは思わず大きな拍手が出たくらいです。

 東方向に風師山、西方向には皿倉山が見える足立山は渡りのルートになっていることは間違いないでしょうが、、、、、一度に3羽帆翔したのをはじめ、合計7羽見ることが出来たのはラッキーでした。

 他にはハイタカが1羽山頂のすぐ上に現れましたが、これは渡る個体かどうか判断できませんでした。

 チョッとだけ嬉しいご褒美があった昨日の登山でした。

足立山に登って、、、、

2012年11月21日 | 山歩きから
裏山歩きってすごいなぁ、、、

 まずこれをご覧下さい。昨日歩いた北九州市の足立山、戸の上山の軌跡です。

     

     

 スタート地点は標高約100mの足立公園、ゴール地点はJR門司駅。累計で言うと1118m登り1215m下りた山行きです。タカ長の万歩計は27300歩を記録していました。

 タカ長がそれだけ歩くのは、やせても枯れてもリーダーですから珍しくありませんが、昨日のメンバーの中には山を始めてあまり日がたっていない人もいました。その間これと言った山経験もなくて、ただ私たちと裏山歩きを続けてきただけです。そのような人も昨日の山を立派にこなしたのです。

 チョッと手前味噌を言わせて頂くと、、、、、誰と歩いてもそのようなことが出来るとは思えません。歩き方、ペースづくりが大きくものを言う部分もありますから、このような山行きの場合はリーダーの存在が大きくものを言います。しかし、いくらリーダーが心をくばろうが、山を歩くのはメンバー一人ひとりなのです。

 私たちのメンバーは裏山を歩きながらいつの間にかその程度の力をつけているのです。私たちが歩いた昨日のコースなど、山を歩く人にとっては特筆することでもない、ごく普通の山歩きのはずです。しかし、ひと歳もふた歳もひろった人が、私たちのグループと出遭い、いつの間にかそのような力をつけているのを見ると、リーダーとしては自分たちがやっていることに手ごたえを感じ、感動するのです。

       

       

 昨日は北九州市の町を眼下に見ながらの山歩きでした。実際に山に入ってみると、事前にガイドブックなどから得た感じとは違って、思った以上に時間のかかる山になることが想定されました。幸い天気は問題なかったので、許された一日の時間を目いっぱい使って山を歩くことを想定して、その中でペースづくりをしました。

       

       

 この2枚は戸の上山の手前、大台ケ原と言われているところで撮ったものです。陽はかなり西に傾き、私たちの影が長くなっています。しかし、トラブルさえ起こさなければ問題なく下山できる時間でした。そのため予定通り戸の上山の頂上を踏んで、記念写真も撮って下山しました。

    

 結果は想定どおり、と言えるのでしょうか?山を下りて住宅地にかかる頃には陽も傾いていました。

       

 先ほどまでいた戸の上山を背後に見ながら、車道を道なりに下って、チャーターしたマイクロバスを待たせている下関駅に着いた頃は、、、、、、

       

 日没直前でした。してやったり。一日の時間を目いっぱい使って、怪我もなく、、、、トラブルもなく、予定通り門司駅到着。

 このような時の達成感は何とも言えません。チョッとでも何かあると山の中で暗くなり苦労することになりますが、そのようなことは避けながら、特に鞭を打つこともなく、全員そろってバスに乗り込む。このときの気持ちはリーダーだけが感じる達成感かも分かりませんね。

 私たちがそのような山歩きが出来る、、、、、そのベースになっているのは裏山歩きであることは間違いありません。一年に100回くらいの山行きをしている私たちですが、その7割くらいは半日の裏山歩きなのですから。

 健康のための山歩きはこの程度が最適なようです。われながら良いことをはじめたとひとり悦に入っているタカ長です。