タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

ひょんなことから感応山

2013年08月03日 | 山歩きから
8月3日は団地の盆踊り大会、タカ長たちは何かと忙しいので予約投稿します。

8月2日は朝まで雨。仲間たちとの裏山歩きはあきらめて、、、、、二階に上がりパソコンのスイッチを入れようとしたら陽が射してきて、、、、、相棒に電話したらいつもの駐車場へ行って、誰か来るかも分からないので8時15分まで待ってみる、とか。

と言うことならタカ長もあとを追う気になってきて、、、、、駐車場へ行ったら相棒が「感応山に行ってみたい」と言い出して、、、、、
その山のことは何も勉強しないで行くことになり、、、、仲間たちの行く日のための下見登山をしてきました。

感応山は広島市の奥座敷湯ノ山温泉の裏にある山であることは知っているのですが、そもそもその湯ノ山温泉にも、さくらに季節に枝垂桜を見に行く程度、このあたりの温泉のことはもちろん山に関しては、タカ長にはまったくの「暗黒地帯」なのです。

その暗黒地帯に光を当てるのも悪くないかな、と思って相棒の提案を受けたわけです。この暑い時期、しかも雨上がり、標高510mの山に登り時期、天気ではなかったのですが、初めてのところに足を踏み入れるのは楽しいもので、小さな山登りを楽しんできました。

その湯ノ山温泉ですが、そこの旅館のホームページには下記のように紹介されています。知らないのはタカ長だけで、歴史もあれば名もある、チョッとした温泉なのです。

       湯の山温泉は今から1200年以上前より沸き続け、
       広島藩主(浅野吉長公)のお殿様も「湯の山のお湯が良い」と湯殿まで建て
       湯治をされた歴史もあり
       療養温泉番付『前頭』にも選ばれた国民保養温泉地でもあり、
       全国に21ヵ所しかない国民保健温泉地です。


その湯ノ山温泉までは車で30分ほどでしょうか、、、、

初めてのところに連れて行かれ、、、、

 

このような階段を上らされ、、、、

 

温泉館の前を通って、なにやら意味がありげな道を登らされ、、、、

 

1時間足らず登って着いた山頂には小さなベンチが設置されていて、そのベンチに座って目の前の写真を撮ってみてもこのようなもので、、何のメリハリもないように見えますが、、、、

     

実はその先は岩峰になっていて、そこに座っておしゃべりするときは岩をつかんでいたいような、、、、、、三方がキレ落ちているのです。

言ってみればこの春に行った、、、、

     

有名な大台ケ原の大蛇のミニミニ判、と言ったところなのです。大台ケ原の大蛇は1000m落ちていますが、このミニミニ判も100m以上は落ちているようで、落ちれば死ぬと言う面では同じようなもの???

     

格好をつけて立っていて、もしふらついたら本当に危ないので、ここは見栄を張らないで、座ったところを撮ってもらいました。

     

ここからはこのような岩壁が何ヶ所か見られ、この向こうの尾根筋には岩登りを強いられるコースも隠されているようですが、タカ長たちの予定はここまで。

     

遠くに天上山の稜線と思われる峰を眺め、東郷山や阿弥陀山を確認して下山しました。

     

浅野公の入った湯と言うのはこのように緑深い秘境で、、、

次回来るときは入浴の支度をして来るべき山でした。ふらりと来たので換えの下着はナシ、それでは下山ご入浴しても快適な気分で帰ることはできません。

このような、半日で行くことの出来る小さな山を探し、私たちの活動範囲を広げたいと相棒と話しながら帰宅しました。