タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

写真を撮りすぎて

2016年02月29日 | 日々雑感
    

昨日紹介したように節分草を見てきました。

それは良いのですが、写真を撮りすぎて今日一日ではチェックが終わりそうにありません。

デジカメ写真なので気軽にシャッターを押すのはいつものことですが、、、、

白系の花を撮るのが苦手なタカ長としていい出来で、気軽に削除する気になれなくて処理時間が長くなっているのです。

そもそもこの節分草、総領町で見ることができることは知っていましたが、この時期は雪の心配もあってこれまで見に行っていなかったのです。

しかし、昨日はその心配のない天気、その面でもいい一日だったわけです。

というようなことで、写真つきの詳しい紹介は出来ないので、節分草に関心のある人は、、、、

広島県庄原市の道の駅リストアステーションに行って下さい。ここに行けば、徒歩範囲内でたくさんの節分草を見ることが出来ます。

その節分草の情報はここをクリックすれば分かるはずです。

        

タカ長はここでボランティアガイドの人から説明を聞いて、、、、、、といいたいのですが、、、、

本当は先を急いでいたのでチョッとだけ聞きかじりしただけで現地に行きました。

    

これはその説明用の節分草です。

節分草は夏草を刈らなければ咲かない花で、北向きの半陰地の林辺部を好みます。広島県ではほとんど絶滅に近い状態になり、絶滅危惧種に指定されています。

そのようななかで総領町に自生地が残ったのは総領町ならではの事情がありました。

    

総領町では北向きの斜面に沿って農家や墓地があり、自生地の草が刈りつづけられたと考えられています。そのため自生地が残ったというわけです。

もし、総領町が豊な村落で、日当たりの良い南向きに家が建てられていたら、節分草の自生地はなくなっていたかも分からない、ということです。

そのためここでは節分草のことを「貧乏草」といっていたとか、、、、、

そのような説明を聞いて自生地に行くと節分草をより深く見ることが出来るような気がします。

    

節分草はこの時期に咲く、春を告げる花ですが、この時期は雪がふることもめずらしくなく、、、、

ノーマルタイヤしか持たないタカ長は行きにくいのですが、昨日は好天でその心配は不要でした。

この意味でも昨日はラッキーでした。

私たちの団地でも先ほどは雪が降り、今夜は雪の予報もありますから、、、、

その雪があがった水曜日か木曜日がチャンスかも分かりません。

節分草はその頃が見ごろ、関心のある方は庄原市総領町にお出かけください。可憐な花を楽しむことが出来ますよ。