タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

古道を歩いて

2020年02月10日 | 山歩きから
JRのコンピューターがシステム障害を起こして切符が買えなくなったとか、、、

この種の報道も珍しいことではありません。世の中がコンピューターで動いているので、何か問題が起こると影響は多岐にわたります。

それとは次元が違うことですが、わが家のパソコンに「ワード2019」を入れたのが原因かも分かりませんが、昨日はタカ長のパソコンが変なことになりました。

何故かしらタカカノのパソコンの壁紙がタカ長のパソコンに勝手に写っていて、、、、、

それくらいは許せるとしても、広報紙づくりが思い通り出来なくなり、一時は青くなりました。

タカ長のパソコンがシステム障害を起こすと、私たちの団地の広報紙が出来なくなるのです。

JRとはずいぶんレベルは違うようですが、すべてがコンピューターで動いていることを実感した一日でした。

    

昨年の裏山歩きです。

荒谷林道に出てから右へ下りて行きました。いつもとは少し様子の違う向山が見えました。

その道を途中から左に入ります。それが旧河内峠に向かう道です。

    

峠道に入ると倒木が目立ちましたが、道そのものはシッカリとしていて、歩くには問題ありません。

落ち葉に埋もれたところもあります。

    

ほとんどが二次林の中を行く道で、このあたりは「杉並木」と言いたいような雰囲気があります。

もちろん、日光のそれとは比べ物ならないくらい貧弱ですが、わが裏山としてはヨシとしましょう。

    

その峠道ですが、昨日は思いのほか遠く感じました。と言ってもわずかな距離です。

ジャイアントコースを登って、空腹を感じ始めていたので長く思えたのでしょう。

    

    

時間的には丁度良い時間に到着しました。

ここで数枚の写真を撮っただけで引き返しました。峠にはベンチが一つありますが、のんびりするだけの展望はありません。

    
                               画像はネットより借用


広島藩士で絵師としても活躍した岡岷山(おか びんざん)が寛政9年(1797年)に作成した「都志見往来日記」に描かれている、河内峠からの風景です。

目の前の山が窓ヶ山で、右端の山が向山だと思われますが、これは岡岷山の目を通して描かれた風景で、今の風景と比べようがありません。

要するにこの道は広島から都志見(今は広島県北広島町)に向かう岡岷山も歩いた古道、と言うことです。

    

荒谷林道からその古道に向かうときに写した風景です。雑然としていますが、写したかったのは右奥の峰です。

あの峰から旧河内峠に下りる登山道はありません。そのルートを拓きたいという希望を持っているので、その目で旧河内峠を見たくなり寄り道をした、、、、、

と言う側面が昨日の裏山歩きにはあるのです。

その目で旧河内峠を見て、地図の上で大杉山からのルートをイメージすることが出来ました。そのこともあって昨日の裏山歩きは大変満足出来るものになりました。

    冬深し古道を歩く人も無く   鷹蝶