タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

両城の200回段を下りる

2020年02月17日 | 山歩きから
15日の小さな山旅は地元の歌姫さんと、その歌姫さん以上に暮れの山を知っているganchanさんがいいプランを立てて下さり、最高の山歩きになりました。

300メートル級の低山歩きですが、何より良かったのは、このコースに杉とか檜の人工林が無かったことです。

その点が私たちの裏山とは違い、とてもいい雰囲気の中で登山をすすめることが出来ました。展望を楽しむところの少ない山歩きでしたが、今のタカ長にはこのような山が最高です。

その様な山を下りてからの楽しみもありました。その一つがこれです。

    

両城200回段です。これはその階段を下りたところにあるものです。

お二人はこの階段を下りるようプランされました。

    

ganchanさんの後をついて人家の間の狭い道を行きます。すると、、、、

    

このような案内板があり、それに従って右折すると、、、、

    

呉市の町が一望できます。このような風景を見ながら、、、、、

    

お二人が先に下りて行きます。傾斜がきつくて、階段のけり出しも短い、小さな階段です。

不用意に足を置いたらかかとが当たり、体が前に投げ出されるかも分かりません。そのため慎重に下ります。

    

地元の人が自転車を押して下りてきました。

下まで下りるのではなくて、途中にお住いの人でした。この階段の両側には何軒かの人家がありました。

    

空き地には梅の花がありました。

しかし、タカ長には足もと第一です。観梅気分ではありません。

    

健脚のganchanさんはスイスイと下りて行きます。しかし、、、、、

    

タナタカさんは慎重に、慎重に下りてきます。

この手すりが低くて、持ちにくいと言えば持ちにくいのですが、とにかく、手すりのそばを下りてきます。

    

ganchanさん撮影のタカ長です。おっかなびっくりで下りています。

この階段は映画「海猿」のロケに使われて有名になったようですが、タカ長はその映画を見ていないので、俳優さんたちがどのように上り下りしたのか分かりません。

    

とにかく、タカ長も無事に下りてきました。

怖くて足が震えるような階段ではありませんが、旅の想い出づくりには最高の階段でした。

呉駅からも近いので、まだの方は是非行ってみて下さい。面白いですよ。

   

下の案内板にはこのように書かれています。

呉市は軍港として発展してきた町です。海軍ですから海に近いところに軍の施設が集中します。

そのため人家は山の上に押し上げられて、急傾斜の町が出来ていった、と言うことになったようですね。

呉にはこの「両城200階段」の兄弟分のような階段はあちこちにあるそうです。

      花曇り階段町へ逆落とし  鷹蝶