タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

コメヘンにかえて

2013年07月20日 | タカの渡り
大雪をめぐる旅をしている間にコメントを頂きましたが、、、、

人さまの、使いにくい、超スローなパソコンでしかブログが出来ない環境なので、、、、勝手ですが、コメヘンにかえてこの記事を投稿させて頂きます。ご容赦ください。

soraさんおすすめのポイントに行きましたよ。行き当たりばったりの旅ですが、野次馬根性だけはおとろえていませんから、、、、、、。

1939年全線開通した国鉄士幌線は森林資源の枯渇と車社会の到来によって1978年に廃線になりました。

そして鉄道の廃線にともない、鉄道橋としてのアーチ橋の使命もおわりました。そのアーチ橋はいま産業遺跡になっているようです。

士幌線は本格的な山岳鉄道で、その建設費をおさえるため、現地でとれる砂利や砂を使って造ることの出来るアーチ橋をかけることになったようです。

そのアーチ橋は、三国峠に向けて走る車を止めて見ることが出来ます。



画像の整理も何も出来ていませんが、ノートリ、ノー加工の画像をならべてみます。















最後の画像がsoraさんおすすめのタウシュベツ川橋梁です。この橋梁はダム湖の水が少ない1月ころから湖面に姿を現し、水位が上昇する5月ころから沈み始め、夏ころには完全に水没するようです。

私たちが行ったときはご覧のような状態で、それが橋梁であることがハッキリ確認できました。

このようなことをしながら旅をするので、三国峠に着くまでずいぶん時間をとりました。

そのようにして着いた三国峠は工事中で、そのうえ霧もかかり、soraさんの記事にあった三国山やその登山口も確認できなかったのがとても残念です。


カムイ ミンタラ

2013年07月20日 | 旅行のことなど
カムイ ミンタラ(大雪山のこと)をめぐる4泊5日の旅を終え昨日富良野に帰ってきました。今回の北海道旅行の最後の旅、正直言って疲れました。蒸し暑いわが家に帰る日が近づいた、と考えるだけで疲れがドカッと出た感じです。

礼文島で花酔いしたのがちょうど1ヶ月前のことですが、、、、、ずいぶんむかしのことだったように感じています。

さて、今回の旅です。大雪をめぐる旅です。

ご存知のように大雪山と言う山はありません。旭岳を中心にした山の総称で、アイヌの言葉で「カムイ ミンタラ」、神々の遊ぶ庭と言う意味です。その庭を訪ねるのが最大の目的でしたが、、、、、、



予想していた通り、お目当てのお花畑は雪の下でした。この画像は大雪高原から見た高根が原ですが、ご覧のようにベッタリと雪がついています。ここからは見ることが出来ない緑岳のお花畑に行きたいとタカカノが言っていたのですが、、、

登山口にある森林事務所の人に聞くと、第一お花畑も第二お花畑も雪の下、お花畑は見えないと言うことでした。

と言うことでこの予定はあっさりキャンセルしました。

17日は黒岳に登りました。こちらは「大正解」でした。コメント抜きでその日の写真をならべます。

















この日は天気も良くて最高の「花日和」でした。この花景色は仲間たちに見せたかったなぁ。

結果から言えば、仲間たちが来たころが一番天気が悪かったようです。


風に吹かれて

2013年07月15日 | 旅行のことなど
私たちの北海道旅行もあと1週間になりました。22日の深夜北海道を離れます。

今月に入って2週間、積丹で泊まった一日をのぞき、ずっとここで「居候生活」をしています。およそ遠慮と言うことを知らないタカ長たち、気がつけば二週間が過ぎていたと言うわけです。

今日から「最後の旅」にでます。大雪山をめぐる旅、と決めているだけで具体的には、、、、、、風任せです。

昨日は空知川で行われたボート大会を見に行きました。正式な名称も知りませんが、、、、

「北の国から」のころは盛んだったようで、70艇くらいのボートが参加していたようです。しかし、昨日の参加はその1割、チョッと寂しい大会でした。



富良野岳を見ながら空知川の水辺に下りて、新空知川橋の下で待つことしばし、、、、、と言いたいのですが、本当は1時間以上前に行って、空知川の風に吹かれながらぼんやりしていました。昨日は「休養日」なので、それでいいのです。



最初にやって来たボートではギターなど弾きながら私たちの前にやって来ましたが、、、、、





コース取りが悪くて、、、、、

「アッ、お母さんが落ちた」と言う子どもの声が、、、、

落ちたのは「お母さん」だけでなくギターも、、、、、

 

 

次に来たボートも転覆、そのそばを3番目のボートが追い越してゆく、、、、と言うようなドラマをのんびり見物しました。



この大会、北の国からのブームが下火になっているためか、参加するボートも、見物する人も少ない、寂しい大会になっていました。

せめて20艇くらいの参加があると面白く見物できるのですが、、、、、、

大雪山をめぐる旅に出るためしばらく更新ができません

つかれもたまってきているので、本当にのんびり旅をするつもりです。

どこかでイヌワシに会えないかなぁ、、、、、そうしたら元気百倍、、、、になるのですが、、、、、

今日は糠平まで???

明日はsoraさんが紹介されていた三国峠???

文字通り風任せの旅にでかけます。


アタリでした

2013年07月14日 | 旅行のことなど
12日、仲間たちを新千歳空港に送ったあとタカ長たちは積丹半島に行きました。1泊の予定です。

直前になってその気になったので、ネットで見る限りどこも満室、予約などできません。

前に経験したことがあるのですが、どこの宿泊先もネット予約用に何室か確保しています。その「何室」なはその宿泊設備のすべての部屋ではありません。ネット以外のお客さんに対応するための部屋をキープしています。

だからネットで見て満室だったら直接電話してみればよいのです。運が良ければ予約できます。

今回の場合、連休前の金曜日、宿泊の予約はかなり厳しいと覚悟していました。泊まれそうなところを5件リストアップして、順番に電話したら、、、、、、あっけなく(?)2件目でヒットしました。予約成立です。

そようにして行ったのがここ、、、、



お食事と海鮮の宿「みはらし」です。積丹で、、、美食で有名な美国(びくに)の入り口といえるところにありました。



前は海、背後は山。平地などありません。私たちのように、朝食前に探鳥、と言う人には良いロケイションとは言えませんが、、、、、

ここは海鮮料理を楽しむ宿なのです。その意味ではアタリでした。



食事が準備される部屋は海が見える部屋です。

ネットでは味は分かりませんし、タカ長が下手なコメントをならべると味が悪くなりそうなので写真だけ紹介します。



 

 

すべての料理が紹介できていませんが、、、、、まぁ大体こんなものです。

 

もちろん部屋からも海が見えます。探鳥ができます。

しかし、窓からの探鳥ではこれと言った鳥を見ることができませんでした。ここはあくまで海鮮の宿、ウニなど礼文産に負けない美味しさで、、、、、、、

ついつい買って帰りました。今夜は居候先で豪華な「生うに丼」です。食べに来る????

メロンと言えば

2013年07月12日 | 旅行のことなど
「仲間たちとの富良野」の実質的な最終日は晴れました。大雪山系の山がすべて見えるような天気でした。

最初に「望岳台」に行きました。十勝岳が間近に見えました。チョと歩けば山頂まで行けそうな、、、、、、、

もちろんそのように簡単に登れる山ではありませんが、、、、、それくらい近く見えたということです。

そのあと仲間たちのリクエストで美瑛の丘をめぐりましたが、、、、、どこも観光客が多くて、、、、、、そのような所はタカ長の性にあわない感じがしました。大型の観光バスでやって来る観光客も日に日に増えているようです。





先日のブログで紹介した上富良野の「とんとん亭」に行って、皆でブタ丼を食べました。780円のこのブタ丼、味もボリュームも皆さんを満足させたようです。

そのあとメロン屋さんに行きました。富良野の国道を走るとメロン屋さんの看板が次々と視界に入ってきますが、、、、、

私たちが行ったのは「内芝農園」さんです。私たちが居候している家主さんのお友だちです。その大家さん夫妻に案内して頂いたのは言うまでもないことです。



早速頂いたこのメロンは今が「食べごろ」で、甘かった、、、甘かった、、、、。





仲間たちが注文している間に、メロンが栽培されている温室を見せてもらったり、、、、

メロンの食べころを知る方法を習ったりしましたが、、、、、

「このメロンを両手で持ったとき硬いものを持った感じがするでしょう。こちらはふんわりやわらかく感じるでしょう。このやわらかく感じるときが食べごろです」

と言われても、、、、、タカ長には、、、、、そう言われればそのように感じるように思える、、、、、と言うような程度しか理解できませんでした。



メロンと言えば夕張のものが有名ですが、、、、夕張のものは富良野のものに比べてやわらかいので、使い物にするのは富良野のものが適している、と言うことも聞きました。

メロンと言えば富良野ですよ。何しろタカ長の奥方のいとこの、その友達たちが栽培されれいるのですから、、、、、、。

私たちがいろいろ良くして頂いたのは、、、、

内芝農園
     〒076-0014
     北海道富良野市上五区
     Tel/Fax 0167-23-4490

わが大家さんの友だちだからか、それとも園主の内芝孝行さんの人柄か、、、とにかくお土産までどっさり頂いて帰りました。

富良野のメロンがほしい人は上記に連絡すれば親切に対応してもらえますよ、、、、と言ってもタカ長の名前は何の役に立ちませんが、、、、。

積丹方面に行くため12日、13日の更新は休みます

屋根のあるところを求めて

2013年07月11日 | タカの渡り
6月の北海道と言えば、さわやかに晴れて、、、、と言うようなイメージを持っていましたが、、、、

タカ長たちが北海道に来てから「北海道に三日の晴れナシ」の状態が続いています。今年だけそうなのか、これが例年通りのことなのか、そのようなことはタカ長には分かりません。

仲間たちがやって来た8日は良い天気でしたが、9日は雨模様の中の旭岳登山。午後には天気も回復しましたが、昨日は朝から雨。

その雨の中を観光しました。最初の目的地は鹿郷。富良野から最短コースを行くと時間が余るので、いったん上富良野町まで北上して、そこから直線道路を南下して、、、、

 

とにかく屋根のあるところに行きました。最初に行ったのは「ふらのジャム園」(アンパンマンショップ)

アンパンマンと言えばやなせたかし、ですね。





アンパンマンショップの1Fは小さな子どもや孫のいないタカ長には縁のない世界でしたが、2Fは「やなせたかしミュージアム」と言っても良いような素敵な空間でした。

 

そのあと「鹿郷の森」を歩き、、、

         

昼食は蕎麦屋にゆき、、、

昼食が終わるころ予報どおり雨もあがりました。



昼食のあとはすぐそばにある「グラス・フォエストin富良野」へ、、、、、

そのあと富良野に帰り、チーズ工房、六花亭、そして、、、、、、



ワイン工場へ行って試飲し、、、、、、



工場のそばの花を楽しみ、さいごは「フラノマルシェ」に行って買い物。何名かの人は自宅宛にとうもろこしなど送っていました。

ここから送ると商品代と同じくらいの送料がかかりますが、このとうもろこしは甘くて美味しいので、それだけの価値はあると思います。

今日11日は晴れました。登山口めぐりはしても、山に登る予定はありません。

皆さまが帰られころから天気が回復する予報が出ていますが、、、、さてどうなることでしょうか????


旭岳に登りました

2013年07月10日 | 旅行のことなど
仲間たちが北海道にやって来た最大の目的は旭岳に登ることでした。その旭岳に登ることができました。9日午前のことです。

天気予報はあまり良くなかったのですが、そもそもその天気予報がまったくアテにならないのです。少なくともタカ長はほとんど信用していません。

と言うことで、最大の仕事は最初に済ませておきたかったのです。天気予報にふりまわされていたら、最悪の場合山に登れないことになります。



旭岳のふもとに着いても旭岳は見えませんでした。ロープウエイに乗って姿見に上るときに見た黒い雲に嫌なものを感じたのですが、、、、、、。

山は霧の中、花など見ながら歩いたのは最初だけ、、、、





とにかくゆっくり歩いて、、、とにかく頂上に立つことができました。深い霧はやがて小さな雨に変わり、金庫岩の手前から雨具を着ての登山になりましたが、何より嫌な風がほとんどなかったので全員山頂に立つことが出来たのだと思っています。

旭岳温泉まで下りると雨も風もナシ。そのためカメラを持って近くの遊歩道を少し歩いたあと、、、、、、



仲間たちには行く先を告げないでこの「青い池」に行きました。

こちらは旭岳方面より天気が良かったので池の「青」を楽しむことが出来ました。池としてはごく普通の池ですが、、、、、何故か青くて、、、、

それを撮った写真がマイクロソフトの壁紙に採用され、いちやく超有名な観光地になりました。昨日も多くの車がひっきりなしに出入りしていました。大型の観光バスも3台いたようです。



写真的には撮るのが難しくて、、、、、、、気に入った写真は撮れませんでした。



しいて言えば、、、、このように思い切りズームしたものが面白かったようですね。

ともあれ最大の懸案を最初に済ませて安心しました。今日はどこへ行こうかなぁ???


カナディアンワールド

2013年07月08日 | 旅行のことなど
カナディアンワールドに行きました。

現地に着いても、、、、、どこが入場口か分からない状態で、、、、

「管理事務所」と言う看板を見つけて行ってみると、、、、、

「遠くから来ていただいて、、、」「寂れてしまって、、、、」などと遠来の私たちが同情される始末。

物置のような建物の二階で簡単な案内図をもらって園内を歩きました。気のきいたパンフレットのようなものはナシ。

と言うことで写真だけの紹介です。









ここは、小説「赤毛のアン」の舞台、19世紀のカナダ、プリンスエドワード島のアンの家やその村を再現したテーマパークです。



赤毛のアンが暮らした19世紀の美しいカナダの村アヴォンリー、どの地図にものっていない架空の村がここに再現されています。

ケンジントン駅からセントジョン(時計台)を通り、メインストリートを行くと郵便局、そこを左折してリンド婦人の家を過ぎるとアンの家「グリーン・ゲイブルズ」につきます。







そのアンの家やアンの部屋などです。

私たちはその案内のように歩いたわけではありませんが、、、

小説の舞台となったプリンス・エドワード島と地形も似ているのでここにつくられたと聞いたことがありますが、そのテーマパークをくまなく歩いているのは私たちだけ。

メインの駐車場も多い時で数台の車が見られただけです。



それにしてもこの寂れよう、、、、、何とかならないのでしょうか?

ここは多くの観光客がやって来る富良野から約30km、30kmと言えばこちらでは「近所」なのです。ブタ丼を食べるためにすぐそこの、20kmくらい離れたとことに行く土地なのです。

すぐ近所に観光客がワンサカやって来る町があるのに、、、、、

知恵を出せばこれほど寂れることもなかったのでは、、、と残念な思いがしたタカ長です。


たかが「裏山」ですが、、、、、

2013年07月07日 | 旅行のことなど
昨7月6日、わが大家さんの「裏山」とも言える富良野西岳に登りました。と言うことにしておきますが、、、、、、。

結論から言うと、思ったより時間もかかる山でした。道草をしながら歩いたとは言え、3時間かけても山頂につけるかどうかあやしくなってきたので、山頂を目の前にしてひき返してきました。

昼過ぎには山を下りて、下のホテルで昼食にするつもりだったので、持っていたのはおにぎりが1個(二人で)とお菓子が少々。それと、山を下りたあと「風のガーデン」に行ったり「森の時計」でコーヒーを楽しむ予定もあったのです。

それに、、、、、頑張って山頂に立っても、自慢の視界はゼロの状態でしたから、山頂をあきらめるのは簡単でした。



山は朝から深い霧の中、昨夜からの雨がやっと上がったばかりでした。ロープウエイを下りて、自分たちの進む方向もわからない状態で、ロープウエイの職員に道を確かめてから出発しました。

尾根までの登りは完全な「無風」で、そのうえ湿度100%と思える霧の中、、、

この登りで汗がドカッと出て、、、、、そのうえ狭い道なので、、、、ささをかき分けて(?)登るようなところもあって、ズボンもシャツもびっしょり、、、、



花を見たり鳥を見たりしながら行くので時間がかかるのも仕方ありませんね。





霧がかかった状態は、花の写真を撮るには良いのでしょうか、いつもより色あざやかに撮れたようです。しかし、、、、、





鳥はダメですね。上のツツドリは良く撮れたほうで、下のウソはご覧のようにその色を見るのも難しいですね。



思いもよらなかったことですが、登山道には残雪もありました。山頂近くでは小さな雪渓を横断するところもあり、、、



最後(?)の雪渓を登り切ったところでひき返すことにしたわけです。ここまできてやっと山頂がぼんやり見えました。

下山して残雪の話をしたら、タカカノのいとこたちや、その話を伝えた町内会長もビックリされていたようです。

思ったより時間がかかったと、ロープウエイの人に話すと、、、、、

「皆さんそう言っています」と言うことでした。

下から見ても、、、、、地図を見ても、、、、それほど時間のかかる山には見えないのですが、、、、、






今日はこれですよ、、、

2013年07月05日 | 旅行のことなど
旭岳の下見登山をすませました。

6時15分のロープウエイで姿見に上り、、、、、それから先はタカカノの膝と相談しながらの行動。

          

登りはじめてみると、思ったより登山道の状態が良くて、最初の道草ペースを含めて、2時間と8分で頂上に立つことができました。
天気と体調に問題がなければ、わが裏山より楽なくらいです。





と言うことで本日は登山の話題はナシ。

写真は下山してから姿見で撮った旭岳の姿です。ご覧のように残雪は例年より多いです。



今日の話題は鳥のことです。と言ってもこのノゴマではありませんよ。



ギンザンマシコと言います。鳥屋さんあこがれの鳥で、今回の北海道旅行の目玉の一つでもあります。それを写真に撮れる距離で見ただけでなく、、、、



メスまで見ちゃいました。赤いのがオスで、まったく違った鳥に見えるのがメスなのです。

メスは短時間しか姿を見せなかったので、あせりました。安物のカメラではファインダーにゲットするのが難しいのです。



下山して「ビジターセンター」に行ってそのことを話したら、、、、

「それはラッキーでしたね。見ることが出来ないまま帰る人も多いようですよ」

と言うことでした。タカ長たちはラッキーだったようですね。