武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

祖母・姉妹惨殺事件の推理

2007年11月22日 | 人間の欲望
祖母と姉妹2人は、既に殺されている。
警察への連絡が遅れ、初動捜査も緊迫感がなく遅れてしまった。
犯人(達)の犯行は「大胆でありずさん」だが、計画性が見える。
犯人は、明確な意思を持って、ためらわずに刺殺しており、3人を拉致したのは、事件を失踪事件に見せ、その実、遺体をセメント詰めにして、海に投げ込んだのではないのか。
これは残された家族に対する強烈なメッセージのような気がする。
事件が起きてすぐに、父親は頭もヒゲもきれいに剃り落とし、海坊主になってしまった。3人の大量の血痕が残されて、拉致されている緊迫の状況で、頭を剃り落としたのは、どのような心の変化なのか。自分の臨戦態勢か、それとも犯人に対するメッセージなのか。
仮の姿を脱いで、犯人が見知っているスキンヘッドへ戻してのファイティングポーズなのだろうか。
58歳という年齢の割には、老けて見える祖母の写真。
昔、水商売でもやっていたような雰囲気を醸しだす暗い目つき、1年前に越してきたらしいが、それまでどこで何をしていたのか、それを洗えば何かが見えてくるはずだ。
犠牲になったのは、罪も無い幼い姉妹達だ。
犯人は、捜査をかく乱するために、失踪偽装を行い、祖母のスニーカー、青い自転車を持ち去ったのではないか、つまり警察捜査の考え方を熟知している者達だ。県警捜査の手法として、この種の初動捜査は失踪事件として取り扱う。つまり平たく言えば、家出事件であるから、緊迫感がない、初動捜査による自動車検問はやらないし、携帯GPSチェックも甘くなる。
そういう県警の考え方を知っている組織(組)の犯行だろう。
祖母の財布は持って行かなかったが、携帯を取ったということは、携帯情報を警察に教えない、あるいは携帯の情報を犯人が知るということだろう。
携帯情報は、いずれ警察によって分かるが、それまでの時間稼ぎであり、仮に犯人が交信していたとしても、身元を割り出せない携帯だろう。
事件から1週間も経とうとしているのに、捜査検事は「これは殺傷事件として扱われることになるだろう」と、のんきな事を言うくらいだから、犯人達の意図は成功している。
坂出は瀬戸大橋の出入口であり、港があり、関西・広島ヤクザにとっては交通の便がいい。3人の死体と青い自転車を積み込むには、建設作業に使われる大型バンだ。
さて、探偵じゅうめい、どうする。
(ムラマサ、鈴のように鳴る)
コメント
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