武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

亡霊たちの民主党

2007年11月08日 | 人生の意味
田中派・竹下軍団の亡霊をみているような今回の茶番劇。
渡部恒三、羽田孜、石井一、藤井らが墓場から這い出し、そして鳩山、岡田、原口らが盛んに小沢擁護の太鼓を叩いていたが。
もう冬も近いというのに、季節はずれの怪談話か、それともゲゲゲの鬼太郎か。
感情一つで独裁型の政治を強引に突っ張ろうとする男、小沢一郎。
この男が日本の次の総理大臣に近いと思うとぞっとする。
情緒不安定で独善的に動く大将では、下の者は安心して仕えることもできないだろう。
昨日の会見で、「プッツンしてしまった」と述べていた小沢。
今まで、多くの有能な政治家が、側近として仕えた後に、なぜ政治生命を失っていったのか分かるような気がする。
ダンプで潰されたような顔を冷酷に変え、ドスの効いた声で独善の理屈を言いつのり、相手を執念深く叱責するのだという。
先のシーファー大使との傲慢会談を見ればあの通りだ。
民主党・中堅若手の活躍をいいことに、その内実は、自民党・田中派の亡霊たちが巣くっていた民主党。
枝野、長妻よ、小沢に食い殺される前に、脱党して新党を立ち上げたほうがいい。
割れた茶碗を糊でくっつけても、もう使えない。

次は、割れた茶碗ではなく、崩壊する高層マンションの話し。
千葉県の市川駅前に建設中の45階建ての超高層マンションで、計128本の鉄筋が不足していることが明らかになり大騒ぎだという。
大手ゼネコンの清水建設(社長・宮本洋一)は、施工ミスを認めているが、ミスというより、コスト大幅削減のための鉄筋偽装と疑られてもしようがない。
検査機関が工事中の30階部分を検査した際、鉄筋の不足を見つけ、詳しく調べたところ、25~29階にある計310本の柱は、かなりの本数が抜かれていたという。
コンクリで隠してしまえば、後は永久に分からない。地震で倒れても、そこまで追求するかどうか疑問だ。
阪神大地震では、同じ設計、同じ建設会社のビルが、ことごとく崩壊したのを、当時の建設省の役人は、その異常性に驚愕したと漏れ聞こえてくるが、役人はそういう学習をしない。なぜなら、仕事をしないツケがばれない内に、2~3年で責任者は人事異動になるからだ。 エイズ、薬害肝炎と同じ役人体質だ。
鉄筋を抜くということは、鉄筋のコストはもちろん、工期が大幅に短縮するため、大きなコスト削減につながる。これは姉歯の耐震偽装の施行版だ。つまり耐震偽装の設計は出来にくくなったため、設計は正しく行うが、実際の施工で偽装を行う。
清水建設はこういうやり方で、儲けを生み出していたのではないか。
そして、この高層マンションは、官民共同企業体であるから、そのズサンさが分かるというものだ。
(ムラマサ、鋭く一閃)
コメント
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