武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

前原誠司、鳩山由紀夫、小沢一郎の妖怪ゲーム。

2010年04月23日 | 人生の意味

★高村光太郎。
あれは大分前だったが、ひとり青森・十和田湖畔の「乙女の像」を見に行ったことがある。観光地だというのに、十和田湖畔に人は誰もおらず、湖の白波が紅葉の薄陽にキラ輝く静かな日だった。
さて、戦争が日増しにひどくなった年の1945年、岩手・宮沢賢治の実家に高村光太郎は疎開した。しかし終戦間際、8月の花巻空襲で宮沢賢治の実家が焼失し、光太郎は花巻の大田村に掘っ立て小屋を建て、7年間ひとり住んだ。
岩手の冬は凍て付くように寒い。すき間風が入る粗末な小屋で、よく凍死せずに生き永らえたものだ。
戦争協力者としての高村光太郎は余り知られていない。戦争を賛美する詩を世に出し、若者を戦地に追いやった不明を恥じ、その7年間、粗末な小屋に蟄居したといわれる。その間、「暗愚小伝」という詩を書いた。それが自己批判なのか、そうでないかはどうでもいい。
戦後65年、時の流れは速い。しかし時代の慟哭は今も生きている。
高村光太郎の最後の彫刻「乙女の像」は、今日も北の地に立つ。

鳩山由紀夫と勝場啓二。
ルーピー鳩山の公設第1秘書の勝場啓二が有罪判決を受けた。
昨日、ふてぶてしい顔をカメラのフラッシュにさらして東京地裁に入った勝場啓二。禁固2年、執行猶予3年。
一連の事件では会計責任者で元政策秘書、現私設秘書の芳賀大輔が罰金30万円、公民権停止3年が確定した。勝場啓二も起訴内容をすべて認めた。
つまり7年間だけで、12億6千万円の脱税、鳩山家の資産隠しを行っていたというのが真相ではないのか。だから平成の脱税王だと国会で面罵される。

舛添要一
ネズミ男・新党について自民党の伊吹は、「出て行ってもらって清々した」と切って捨てた。一方、橋下徹は、「ぼくは舛添さんとは関係ありませんし、提携もない」。やはり舛添の情報は既に入っていたということ。宮崎の東も同じだ。
さて、参院の改革クラブが揉めているそうな、「政党交付金は、舛添を引き込むための餌だった」と、ある者は語る。
新党というのか、出たり入ったりの妖怪政党だ。カネと虚栄の人気でくっついたグループは、カネと人気がなくなれば空中分解だ。
★金子こと山岡賢次
舛添要一
について、「自民党のエースが夜逃げのように出ていった」と、金子こと山岡賢次は述べたそうだが、このネズミ男が自民党のエースだったら、自民党は妖怪集団だということになる。
それよりも、民主党ルーピーズはドクロ城に巣くう山賊集団ではないのか。

★前原誠司。
民主党というのは奇怪な政党だ。閣議決定した法案を、小沢ガマが鳩山を一喝し、鳩山は顔色を青くして、「見直します」と即座にガマにひれ伏した。
ところが前原誠司、「閣議決定したのだから、見直さない」と突っぱねた。
元々、民主党のマニフェストは高速無料化だったから、どっちに転んでも民主党は滅茶苦茶なことを言っているのだが。
そもそも前原誠司としては、小沢ガマからの命令を受け、千円割引の財源2.5兆円の内、1.4兆円を、新たな道路建設に回せるようにしたのだが(これもマニフェスト違反)、小沢ガマは前原誠司のやることは気に食わない。
これと同じことが昨年の12月にもあった。鳩山と藤井財務大臣は、ガソリン暫定率2.5兆円を廃止しようとしたのだが、小沢ガマのだみ声一喝によって、反故にされた。それが理由で、藤井さんは鳩山に三行半を突きつけ、財務大臣を3ヶ月で放り投げた。
これもマニフェスト違反。民主党ルーピーズはマニフェストと真逆のことをやって恥じない。子供手当てと高校授業料無料化はマニフェスト通りだが、冷静に見てみると、これらは日本解体の序曲であり、韓国朝鮮人向けのバラマキだと分かる。民主党ルーピーズを参院選で、どげんがせんといかん。
★米経済誌フォーブス。
21日発表した2010年の世界有力企業番付によると、昨年3位だったトヨタが360位に大転落した。日本企業では41位のNTTが最高。100位以内に入ったのは三菱商事(78位)、ホンダ(86位)のわずか3社だけで、2009年の11社を大きく下回った。
首位は金融JPモルガン・チェース、2位はGE、3位がバンク・オブ・アメリカの米国勢。また、中国企業は中国工商銀行(ICBC)が5位になり、100位以内に7社が入り、日本を上回った。
民主党ルーピーズは、経済と雇用の落ち込みによって、国民から「ノー」を突きつけられる。民主党というよりキムチ党ということ。

(ムラマサ、鋭く斬る)

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