★長妻昭。
韓国人が554人の子供手当てを申請したことについて、長妻昭はTBSにインタビューされていた。どういうことを言うのかと、注意深く聴いたが、長妻昭の答えは役人の話し方そのもので、野党時代の本質を突いた鋭い応答ではなかった。TBSの聞き手が、子供手当ての支給基準が明確でないのではないか、と質問した。それに対して長妻は、「それは国が判断します。厚労省の局長がやっています」と述べた。長妻昭も虚偽と欺瞞の沼に足を踏み入れたようだ。
たった一行の文言、「親が日本人で、15歳未満の子供に支給する」とだけ入れれば、何の問題も起きない。「養子については日本の法律によって認められた養子縁組」とすればいい。
そもそも国の判断基準が明確でないから、窓口になる役所の担当者は、外国人の不当・不正な請求に対して、混乱をきたしているのだ。
後期高齢医療制度の廃止も嘘、消えた年金の国家プロジェクトも嘘。
長妻昭も騙しの政治家だった民主党ルーピーズ。
★鳩山由紀夫と不起訴。
検察審査会は、故人献金などの偽装について鳩山由紀夫を不起訴とする議決をした。これで事件の幕が引かれた。
さて、本ページの見解、今回の不起訴決定は当然だ。
本ページはこの事件について、鳩山の脱税であり鳩山家の資産隠しであると、鳩山を厳しく批判してきた。しかし、一国の総理を12億円だろうが、120億円だろうが脱税で起訴するなど、あり得ない。
総理大臣というのは不逮捕とか不起訴の特権を持っている。それがなければ国家経営はできない。本ページの見解を批判する方もいるとは思うが、それが今の時代水準の国家なのだ。鳩山がいかに「薄らバカ」であろうが、「愚かな総理」であろうが、総理の在任中は、ノットギルティー(無罪)だ。
但し、田中角栄のように、総理退任後は別件で逮捕もありうる。その罪状は政治資金規正法違反ではなく、「巨額脱税」。
★検察審査会。
くじで選ばれた11人の静かな一般人。これどうみても嘘だろうと言いたくなる。もし本当なら、公開でやればいい。あるいは素人の一般国民ではなく、大学法学部の講師以上から選べばいい。とにかく素人を集めて起訴か不起訴かの審査などできる訳がない。
★前原誠司。
小沢ガマの恫喝に対抗して、前原は恫喝で応えた。
それは、新高速料金システムが今国会で成立しなかった場合、「休日千円」の割引制度を来年3月まで続けるとした。同時に、東京外環道などの建設工事は着手しない。つまり千円割引の財源1.4兆円を高速道路建設に使わないと小沢ガマを恫喝したということ。
早速、小沢ガマは昨日、顔を膨らませて前原誠司を批判していたが、前原誠司も小沢ガマと勝負に出た。高速道路建設費1.4兆円を質にとって、法案を通せということだ。 前原よ、ガマの顔面にストレート一発ぶちかませ。
★事業仕分け。
国から年間1047億円の税金を貰っている独法の理化学研究所、その研究者の秘書6人が自身の奥さんで月給50万円だという。資格は何も無い。そして秘書の任命権は研究者に一任されている。
自分の奥さんを秘書にするなど笑い話だ。そういうことをやりたかったら、自分で会社を作り、奥さんを専務でも秘書でも何にでもすればいい。我々の血税を使って、「秘書でございます」というのは国民をバカにしている。それで仕事が出来ないというのであれば、辞めてもらって結構だ。
腐れ官僚が日本をダメにする。日本は世界第一位の大借金国であるということを、もっと切実に考えなければならない。財務省の発表によると、日本の借金は2011年3月には973兆円になる。このままでは日本は日航と同じ運命だ。つまり国家破産。
★事業仕分け、その2
我らが枝野幸男の顔が暗くなった。本ページは枝野を高く評価しているのだが。
昨年と異なり事業仕分けのインパクトが弱いのは、「見世物ショー」に堕してしまったからだ。
昨年の事業仕分けの結果を実際に検証すると、廃止、縮減はほとんど実行されなかった。つまり枝野チームが結論を出した廃止、縮減は仮の指針であって、決定ではない。最終的な決定権は省庁の大臣が握っているから、枝野チームの決定は民主党の大臣連中にことごとく潰された。だから見世物ショーだと揶揄される。
さらに今の民主党に信がない。信が無いから白けて国民が離反していく。
★中国海軍の艦載ヘリ。
中国軍の武装ヘリが、日本の自衛艦に威嚇してきた接近距離は、発表の90メートルではなく、60メートルであったという。高さは海上から30メートル。
自衛艦から見れば、敵対行動として警告射撃を行っても国際法上、問題ない。
いや、問題ないどころか、海上に向けてでも、警告射撃をするべきなのだ。しかし自衛隊は黙って見ていただけ。実力部隊が舐められたら士気に関わる。この艦長はクビだ。
そして防衛省のコメントは、「間違ってヘリが墜落した場合、日本へ非難が起きるから心配だ。そうならないようにルール作りが必要だ」というのだから、日本の防衛省は「お嬢様学校」なのか。
中国海軍が日本の鼻の先で示威行動を行い、中国の武装ヘリが自衛艦に異常接近したにもかかわらず、中国に一言も文句を言えない鳩山由紀夫と防衛省。
民主党ルーピーズは日本を滅ぼす。
★中国。
中国の無法な飛行機。
25日昼頃、成田空港に着陸直前だった中国・大連発の中国国際航空951便(ボーイング機、乗員乗客155人)は、成田の管制官の着陸許可を得ないまま、B滑走路に着陸したという。管制官は口頭で注意をしたというが、口頭と同時に警告文を出すのが当然だ。そして中国の弁解によっては、飛行停止を警告すればいい。中国の無法行為は大事故を生む。
(ムラマサ、鋭く斬る)