★菅直人。
昨晩(1・5)、古館の報道ステに菅直人が出て、約30分喋った。
小沢問題、小沢の議員辞職は菅による勧告ではなく、小沢本人の問題だとかわした。昨日述べたように、小沢問題は終わった。あとは小沢が最後の仁義なき戦いに、どう落とし前をつけるかだ。菅との刺し違えか、それとも何か秘策は。
消費税とTPP、どちらも半年後の6月まで先送りにした。1月に始まる通常国会で議論せずに、いつやるのか。それまで総理をやっていればの話だが。
眠くて仕方がないなら、総理を辞めてから寝てくれ。
そもそも消費税を上げる前にやることがある。公務員給与2割カットは約束違反。
天下りの為の持参金6兆円はそのまま。
衆院80人、参院40人の定数削減はやらなかった。これから「議論をしたい」というが、ヤルヤル詐欺の見本だ。
子供手当て、来年度の予算が2.9兆円になる。所得制限をかけないから、金持ちは貯金に回し、貧乏人は親のパチンコ代に消える。
派遣労働法の改正、これも「ヤルヤル」と言いながらやるつもりはない。
TPP、張り切って喋った割には、古館の挑発をかわし、菅は「参加する」とは言わなかった。「参加するかどうか議論する」というのは、正論ではあるが、リーダーシップが無い。
菅直人は、農地の集約、大規模化を目指すと述べたが、今の農家戸別補償はそれと真逆のことだ。そもそも、農水大臣と経産大臣はTPPに反対しているぞ。
最後に古館は内閣改造について質したが、菅は言質を与えなかった。やるニュアンスを喋ったが、ここまで来て改造を明言しないのは決断がなく、臆病ということだな。
要は、仙谷の処遇だが、国権の最高機関である参院が問責を突きつけた大臣が、居座るなど許されない。それを否定すれば革命政権になる。もっとも民主党の場合は、権力の正当性を有しない山賊集団ではあるが。
昨晩の菅直人を見て思ったことは、ドン菅でスッカラ菅。
★小沢一郎。
小沢邸の新年会に青木愛は出なかった。はてどうしたものだろう。
小沢の寵愛を一身に受け副幹事長にまでなり、小沢ガールズでも別格の待遇だったが。小沢の政策秘書を自身の政策秘書に略奪したことは、まだ記憶に新しいが、男女の怨念は凄まじい。
★仙谷由人。
権力を握った狸。
昨日、法務大臣として法務省で行った年頭の訓示で、「私も法曹界では(あばずれ)の方でございます」。
下品な奴だな。
★北沢俊美。
10日に韓国を訪問して、自衛隊と韓国軍の役務協定(ACSA)締結を提案するという。
猿の国と同盟を結んで何になるのか。
その前に竹島の領土問題を解決したらどうか。
★シュワルツェネッガー。
昨年、日本に来てJR東日本の新幹線に乗車し、前原誠司が駆けつけたが、あれは何だったのか。
本ページは当時、アメリカのカ州はカネがないから、新幹線を導入するのは無理だと述べたが、シュワは日本で観光旅行を楽しんだということだった。
1月3日、米国カリフォルニア州でシュワは知事を退任し、新知事の就任式が行われた。カ州の財政赤字は280億ドル(約2兆3千億円)に達するという。
LAとベガスを新幹線で繋いだら面白いと思うが、でも米国はやっぱり飛行機と車だよね。
(ムラマサ、鋭く斬る)