★菅直人と米国。
菅直人の訪米を当初予定の5月から6月下旬に先送りするという。
5月と決めた予定を今から先送りするということは、菅直人の訪米は限りなく無理ということだな。
米国の日本に対する要求は大きく3点ある。
1点は辺野古に米軍の新基地を作ること、2点目はTPPに日本が参加すること、3点目は日米韓の3国軍事同盟化だ。
まず辺野古問題、本ページは当初から指摘しているが、米軍の核心的本音は辺野古に米軍将校用の高級リゾートを作ることだ。そしてついでにV字滑走路の送迎用飛行場を建設する。しかもすべて日本の費用で。
沖縄の人々を犠牲にしてこんなことが許されるわけがない。我々は辺野古に米軍基地を作る事を絶対に許さない。
次にTPP、農業問題がクローズアップされているが、全部で24のアジェンダに関して日米の間で事前ワークショップが動いている。
核心的には人、物、サービスの完全自由化なのだ。サービスとはマック・ハンバーガーのサービス充実化ではない。その多くは秘密のベールに隠されているが、米国の狙いは日本を米国の一つの州、あるいは米国自治領にするくらいの戦略を立てているだろう。
菅直人なる薄らバカは、壊れたテープレコーダーのように「平成の開国」というが、それを言うなら、TPPの真実を明らかにしなければならない。平成の開国ではなく、日本が米国の51番目の州に隷属するかどうかの瀬戸際ではないのか。
3点目の日米韓3国軍事同盟化、本ページは一貫して日米軍事同盟支持だが、韓国の猿とは御免こうむる。
★菅直人とダボス。
スイスのダボス会議に出席した。
菅は、明治維新と戦後に続く第3の開国が、「今、求められている」と述べたそうな。
本ページは基本的にはTPPに賛成だが、その全容がまだ明らかになっていない。
農業問題についていえば、TPPによって日本の農業は逆に発展するのではないのか。農家の人たちは言う、「今、農家の主力は65歳以上だ。これから10年、やっていく自信はあるが、それ以上は何も見えない」。
対策を具体的に一言えば、平成の農地解放、具体的には農業の株式会社化という企業の参入だ。
★エジプト。
菅直人とか前原誠司は甘い。
菅政権は、チャーター機をカイロからローマまで3往復させ、日本人旅行客らを搬送するという。
現在、カイロ空港や周辺のホテルには約600人の日本人が足止めされているそうな。しかしエジプトで戦争をやっている訳ではあるまい。現にホテルに日本人はいる。その責任は自己責任であり、旅行会社が手配するべきものだ。
そして30日には日本行きの便が一部再開するという。我々の税金を使ってチャーター機を手配するなど本末転倒だ。旅行保険会社が負担するものではないか。
商店の略奪はあってもほんの一部であり、日本人観光客を襲うことはありえない。
襲われたら? それは交通事故と同じこと。
ホテルにいなさい。
★2月6日投開票の愛知県知事選と名古屋市長選。
知事選ではムラムラ連合の大村秀章が独走に入った。
民主の御園慎一郎は、はるか遠くに周回遅れ。
名古屋市長選、河村たかしの圧勝になる。民主の石田芳弘は惨敗。
民主王国の愛知名古屋で、菅民主党がまたまた敗残の辛苦を舐める。
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(ムラマサ、鋭く斬る)