★大塚耕平。
昨日(2・6)のフジ報道番組に出ていた。
民主党の参院議員で厚労副大臣。
元日銀マンだが、胡散臭い男だ。
社会保障、年金問題を喋っていたが、論理のすり替えと詭弁を弄する術はたいしたものだ。自民と公明から攻撃されていたのは当然としても、社民の阿部知子からさえ、「大塚さんと議論をするのは初めてだが、話を拡散して喋るのは止めて下さい」。
つまり、大塚のすり替え詭弁術とは議論が噛み合わないのだ。
この大塚耕平を評すれば、「取り繕いが上手な(おりこうさん)」。
頭の回転は速いし弁も立つが、誠実味がない。
こういう手合いに政治を任せるわけにはいかぬ。
しかし、こういうのが民主党には多いな。
★名古屋市長選と愛知県知事選。
河村たかしが66万票を取り大勝した。
民主の石田芳弘はその三分の一にも届かず21万票。
そして惨敗が決まった瞬間、石田芳弘は涙を流した。こうなることは始めから分かっていたことだが、民主党の政治家というのは恐るべき鈍感さだ。そういえば党首はドン菅という名前だった。
どうだ思い知ったか民主党。
愛知知事選、
自民党を脱藩した大村秀章が150万票の大勝利。対する自民候補は54万票、そして政権党の民主は何と3位、たった48万票というからお笑いだ。
河村たかしは市会議員の報酬を半減するという。つまり、年俸を800万円にするというが、それまで1600万円も市議は貰っていたということか。驚きだな。
★民主党の石井一。
コワモテの選対委員長の石井一、彼は田中角栄の秘書だった。
その石井、民主が大敗したことについて、「政党同士の戦いというより、特異な名古屋で起こったこと。民主党が打撃を受けることはない」。
おいおい、大敗とか打撃とかいう甘い形容ではなく、民主党は壊滅だぞ、石井さん。
★岩手県の陸前高田市長選。
小沢一郎が支援した民主系候補は討ち死に。
民主壊滅の大噴火だな。
★ホテル並みの刑務所を増設。
半官半民の「PFI方式」という刑務所施設がある。
その刑務所は館内自由行動であり、服役者が入る独居房内には個人用テレビまで設置されている。ちょっと見た目には、ビジネスホテルのシングルルームと変わりない。そして新たに28億円かけて女子収容棟を増設する工事が始まり今年9月に完成するという。しかし一方、服役者の定員割れが続いている。受刑者の伸びが想定を下回ったためだが、今のところ収容率は72〜90%にとどまる。
新たに女子刑務所が増設されるのは、山口県美祢市にあるビジネスホテル型の刑務所施設。
しかし28億円の金額では納まらない。法務省は運営を警備会社などでつくる「社会復帰サポート美祢」に委託している。このため増設分の運営委託料として計117億円が追加され、建設費と合わせた国の支出総額は何と145億円に達する。
官僚役人はこういう建設利権と天下り利権を増殖させて、国の借金1000兆円を作ってきた。
犯罪の罪を償うべき受刑者の個室は、テレビ付き、ベッド付き、テーブル付き、三食付き、そして施錠されておらず、行動自由というのだから、犯罪を助長するのが法務官僚の仕事ということか。
(ムラマサ、鋭く斬る)