武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

ブレア首相の泥沼

2006年11月20日 | 国際外交の真実

 

<アルジャジーラ テレビの画像より>

 

英国の名門オックスフォード出のトニー・ブレア首相、53歳。 若い。 
イラク戦争を始めたときは、49歳、やはり若かった。
個人的な印象であるが、当時ブッシュ大統領とイラク戦争開戦を話し合ったときのブレア首相は、何かに取り憑かれたように人相が悪かった。
これは、あくまでも私の主観であるが。

ブレア首相は17日、中東のテレビ、アルジャジーラの番組で、イラクへの侵攻はイラクに「disaster」を与えたと認めた。つまり英米軍のイラク侵攻はイラクに多大なる損害と混沌を与え大失敗になってしまった、と認める発言である。但し、同時に、ブレア首相は、責任は、戦争を望むアルカイダとスンニ派武装組織、そしてイランから支援されているシーア派民兵にあると非難した。 ブレア首相は弁護士だそうだが、オックスフォードのロースクールでは、このような辻褄があわない子供のような論理を教えるのだろうか。

まもなく辞任するブレアさんは、イラクの泥沼に首までつかって、まるで逃げるがごとくである。
与党労働党にも対イラク戦略への批判は広がっている。ある閣僚は、首相のイラク戦争は、大きな誤りであったと語った。また、英軍はイラクに7000人、アフガニスタンに4000人以上を派遣しているが、英軍の参謀総長が、英軍のイラク駐留長期化によりかえって治安が悪化していると発言するほど戦争が泥沼化している。


誰がこの悪魔の戦争を望んだのか、誰が膨大な利益を得たのか。 
英米とイスラムの新100年戦争はまだ始まったばかりである。 終幕のカーテンを降ろすには早すぎる。
ブッシュとブレアさんは特別指定席にて、カーテンコールまで座っていなければならない運命のようだ。デデンデン<o:p></o:p>



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不思議な自然の贈り物

2006年11月19日 | 人生の意味

                       

これは友人から送られた写真です。
今年収穫された大根の中にあったそうです。
何ともいえない自然の妙を感じます。

日曜日のリラックスにご鑑賞下さい。

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外務省はいらない

2006年11月18日 | 人間の欲望

アメリカの日本研究所は日本をどのように見ているかというと、官僚国家であると分析し、しかも機能不全に陥っていると見ている。
今回、発覚した事はまさしくこの現れにすぎない。

役人の、腐敗体質は救いようが無い。
以前、外務省職員が、機密費という名の下に、不正に膨大なお金(国民の税金)をプールしていた。
その不正なお金で競馬の競走馬を何頭も所有していた外務省職員が逮捕されたが、それでも今もって不正体質は直らない。

何と領収書のいらない「人脈構築経費」なるものが海外の日本大使館の外交官職員全員に無条件で支給されているのだそうな。
人脈構築経費とは、妙な名前であるが、建前は現地の政府関係者などとの交流にあてるのが目的とされている。
但し、断っておくが、大使館の交際費は別に当然存在している。しかも、それについても領収書があろうがなかろうが外交機密費という交際費であるから、それが本当に交際費に使われたかどうかは当の本人以外は誰も分からないし、他の人は知ろうともしない。
なぜなら、そういう仕組みになっているし、悪しき伝統になっているからである。役人言葉で言えば、慣例であり前例である。
別に屋上屋を重ねるようにして人脈経費なる、みょうちくりんな呼び名の交際費を払う必要は無い。
その金額は、何と年間171億円も払われているのである。
大使から一般職員まで月額約5万~18万円が給料以外に支払われており、支給対象職員の3~4割は、対外関係に関わらない事務職員という。


これだけの交際費をじゃぶじゃぶ使って、どういう外交をやっているかといえば、外国からは、まともに相手にされていないのが外務省の国際外交の真実である。

交際費はあってもよいが、外交機密費なるものはもはや必要ない。 ましてや領収書がいらない交際費なんてものは不正の元になるだけで、百害あって一利無しである。 
この外交機密費は、そもそも戦前、戦中の国際謀略、スパイ渦巻く中で、混乱期の経費であったものである。
現在の国際外交とは全くかけ離れている。
外務省よ、襟を正せといいたい、それともまた地検特捜部の強制捜査が入らなければ直らないのだろうか。デデンデン

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石原慎太郎都知事の大名旅行

2006年11月17日 | 人間の欲望

こういう情報は隠そうとしても不思議に漏れてくるものである。
石原都知事にお供して海外出張をする秘書は、都民の税金を使って飛行機はファーストクラスだそうな。
ビジネスクラスでも大したものであるが、何とVIP待遇とは驚きである。もちろんルール違反である。
言い訳は石原都知事の子守役でそうなるのだそうな。


石原都知事はこれまでに計19回の海外出張をしているが、同行秘書分も合わせて出張費の平均単価は何と(1600万円)である。

何十人引き連れて海外旅行しているのだろうか。 これでは豪遊三昧であろう。
外務大臣じゃあるまいし、外遊なんか年1回でいいから、もっと都政に励んでもらいたいものだ。
それでなくても石原都知事は週に3回しか登庁しないと聞いている。


調べてみると、ワシントン出張では、1泊26万円のホテルに泊まり、南米ガラパゴス諸島への出張では大型クルーザーを5日間借り切り、1泊あたり13万円だった。何で南米のガラパゴス諸島なの? ここはゾウガメで有名な観光地であるが、美人秘書連れてゾウ亀と国際フォーラムかぁ?


この英語通訳は大手通訳会社から女性通訳を派遣させ、日本から同行させている。こういう場合は、都の英語が得意な男性職員を同行させるか、現地の日本大使館勤務の職員を同行させるものである。日本から通訳会社の美人秘書を同行させるなんて前代未聞であり噴飯ものである。

こんな事に使うなら、私が払った都民税を返してもらいたいものである。

海外観光するのは駄目だとは言わないが、物事にはけじめと節度がある。
モラルの欠如は老醜の極みである。日銀総裁の福井俊彦ノーパンしゃぶしゃぶと同じ穴である。


かつて石田国鉄総裁(現JR)は自らを、野にして粗だが、卑にあらずと述べたが、明治の気骨は既になかりきか。

デデンデン

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耐震偽装マンションと東京地検特捜部

2006年11月16日 | 人間の欲望

この問題は、まだ余燼がくすぶっているようであるが、この事件は政治的には、もはや店仕舞いである。
木村建設の元支店長そして偽装元建築士のAは、自業自得とはいえ、手ひどい制裁を受けたことになった。
今、言えることは、再起の道を頑張って歩いてもらいたい。

小嶋元社長も、疑惑と闇社会の塔<ヒューザー>を支えきれず、あっけなく崩壊させてしまった。
地検特捜部は、ヒューザーの実態と根っ子を把握したから、完全に潰そうとした。、
そういう意味においては、村上ファンド、ホリエモンと同じ穴である。潰す必要があったから、理由は後付けでも何でも、そのように潰すことに決裁された。
あとは表の法廷で六法全書によって裁断してもらえればいいだろう。

本当の根っ子は建設コンサルタント総研のUである。これは手が出せなかった。政治判断である。
例えが悪いが、金を借りまくったダイエーとか西武を潰せないのと同じである。潰せばドバッと汚い膿が出てくる。
癌を全部摘出できたにしても、肝心の身体が死んじゃったら外科手術の意味がなくなってしまう。

日本の検察機構は、皆さんどの位ご存知か知らないが、すべての検察官は上級の検察官、そして最後は頂点にいる検事総長の指揮に従わなければならない。
検事総長は単なる検察官ではない。天皇から任免を受ける特別の役職なのである。その検事総長を法務大臣が指揮できる。
そして法務大臣が議員である場合、選挙民が選挙で落選させることができる。日本はそういう権力構造になっている。
但し、1年位でやめていく法務大臣に実質的権限は無い。せいぜい死刑執行署名拒否で大臣の権限を自覚するだけである。

イーホームズのF元社長については、今後の裁判の推移を見ていきたいと思う。

さて星の数ほどある偽装マンションであるが、震度いくつで倒れるかどうかは、神のみぞ知ることである。 
偽装元建築士Aは、震度5で大丈夫でしたね、と冷静に言っていたけど、これはロシアンルーレットか。 デデンデン

 

 

 

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