武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

自民・最後の晩餐

2007年09月25日 | 人間の欲望
安倍の病気言い訳会見を聞いたが、何も論評することはない。
ただ一つ、一人の政治家が死んだということを確認しただけだ。
さて、福田の自民党役員人事。
伊吹では駄目だろう。そつは無いが魅力も無い。
元大蔵官僚の加齢臭が匂ってくるような人を党の顔にするようでは終末だ。
これは森さんの強力な推薦があったらしいが、彼の得意は談合政治だから、木を見て森が見えない。
また古賀は総務会長を蹴って、選挙対策委員長に就任したが、これは福田の人事権をないがしろにする出来事だ。
古賀の女衒的なずるそうな目は油断がならない。
谷垣の政調会長は、人材枯渇の自民党ではしようがないが、財務大臣を長年やり、財務官僚の操り人形で消費税を10%にするという持論は無茶だ。
また谷垣は中国のハニートラップで弱みを握られているから中国が喜ぶだけだ。
小沢のかつての腹心、二階はあちこちの政党を渡り歩いた寝技師だが、この役員人事を見渡して思うことは白黒のニュース映画を見ているようで迫力がない。つまり次の総理総裁を狙うようなオーラを放つ逸材がいないということだ。
福田の頭には、ぼんやりとした不安があるのではないか。
自民の最後の晩餐になるのだろうか。
今日は総理指名と組閣だが、官房長官は中川昭一、そして稲門の武部を農水に起用すべきだ。果たして結果はいかん。

中国で行われた女子サッカー、なでしこ
日本は敗退したが、中国の観衆は日本の負けに喜び、日本の女子チームにブーイングを浴びせた。それに対して、女子チームはフィールドで、
「ARIGATOU謝謝CHINA」と書いた横断幕を掲げたがブーイングは止まらなかったそうな。
反日教育を徹底的に行っている中国では、こういう現象は今後も普通に起こるだろう。
中国は共産主義をうたっていながら、その実態は貧富の格差が益々激しくなっていく拝金主義社会が進行している。政治的には、民主主義のカケラさえない警察・公安を中心にした共産党独裁国家だ。
今後、日本に対する恨みと嫉妬は強くなりこそすれ、弱まることはない。
そういう国にODAとして年間1500億円もの大金を援助している日本はおめでたい国だ。
このカネで、中国は中国全土にロウ人形仕立ての反日博物館を建設拡大中なのだ。長年、外務大臣をやっていた麻生と外務省の次官・谷内の失政と怠慢は粛清に値する。
(ムラマサ、鋭く斬る)
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嵐の中の船出

2007年09月24日 | 人生の意味
自民党最後の総理・福田。
5年いや3年遅かった青年。
かつての自民党にはこういうタイプの政治家は大勢いた。
地道に政策を作り上げていく、同時に人情の機微にも通じる懐の深さを感じさせる。
それがいつの間にか政治とカネはコインの裏表のようになってしまった。
あるいは元々そういうものであったのが時代の流れの中で許されなくなったと言う方が正しいのだろうか。
安倍の難破船を修理して嵐の中を船出していく福田船長の前途には荒波が待ち構えている。
テロ新法は、少しの補給中断はあっても成立する。
しかし、今回明らかになったことは、日本が過去6年に渡って莫大な金(燃料の直接費用だけでも500億円、その他の経費を入れると1500億円)を払っていても、世界は誰も日本が燃料補給をしていたとは知らなかった。
アメリカはアメリカでタダのガソリンスタンドだと思っているだけだ。
喜んでいるのは、日本の大手商社、石油会社と、その政治献金を受けている自民党政治家だけだった。
年金問題は、まさに泥沼だ。サラリーマンの厚生年金で520万件の氏名不明の記録が出てきたが、名前を入力しないでもデータを登録するコンピューターはまさしくオモチャである。NTTデータとNECのソフトウエアとコンピューターシステムに約1兆円の莫大な費用を年金保険料から支払っているのに、こんなガラクタを作らせたのは役人の天下り商法である。
福田は、道路特定財源を一般化しないと言う。道路利権は自民の牙城だ。
国民のためではなく、官僚と政治家の甘い蜜瓶だ。
官僚・役人の底知れぬ腐敗は、一度、どぶさらい掃除をする必要がある。
福田は25日には組閣を終えるが、誰が大臣になってもカネの不正はつきまとうから、嵐の中を進む福田丸は安眠をむさぼることはできない。
さて、安倍はこれから政治的死霊となって霊界ならぬ政界を浮遊するのだろうか。政治家の出処進退を致命的に誤った付けは厳しいものになるだろう。
個人的には、福田を応援したいが、国家の難局にあたって、いかに彼が私利私欲を捨て去り、いかに捨石になる覚悟でぶつかっていくかが唯一残された道だ。
(ムラマサ、一閃)

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勉強するということ

2007年09月23日 | 人生の意味
大学に誰でも入れるということは、緊張感がなくなり人間に成長をもたらさない。
百歩譲って、誰もが大学に行くのはいいとしても、問題の本質は高校でも大学でも勉強しないということだ。
大学進学者の5人に1人は高校の時に全く勉強せず、2人に1人は勉強時間が2時間以下だったという。
勉強は一生するものだが、少なくても高校時代に勉強しないで、いつ勉強するのであろうか。
水泳の練習をせず、いきなり荒波に飛び込むようなもので、溺れることは間違いない。 あるいは、浮き輪をつけて泳ぐようなもので、それは泳ぎではないし、ライフジャケット、つまり親とか誰かのヘルプがなければ何も出来ないという。
これでは社会の荒波ではやっていけない。
結局、苦労するのは自分自身だが、それ以上に社会に白痴化をもたらす。
読めない,書けない、簡単な計算が出来ない。理系で数学が出来ない。英文科で英語が苦手というのは珍しくないという。
今や高校生の大学進学率が50%を超えた。県によっては60%にもなる。
そして、難関大学でなければ、大学入学は定員不足で、誰でも入れる。
これで、大学でも勉強しないで卒業していけば、何という時間とカネの無駄使いだろうか。
こういう問題に真剣に取り組まないと、日本に未来はない。
(ムラマサ、ニヒルだ)
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新宿酒場ロン 9・21

2007年09月22日 | 人生の意味
新宿酒場ロン 9・21
島、絵美、銀さんが勢ぞいだ。
「首都高が値上げになるが、700円から1200円へ大幅アップだ」
「いつから?」
「来年の10月予定だが、これでは暴動だ」
「国土交通省と旧道路公団は、首都高はタダ券で走っているから痛みは感じないだろうけど」
「自民じゃ駄目だな、民主党は高速道路はすべてフリーウエイにすると言っていたが」
山口県母子殺人事件の本村氏。
「弁護側の弁護士が記者会見で泣いていたのは、異様だった。なぜ泣いているのか記者達は皆ポカンとしていた」
「どうして泣いていたの」
「あの凶悪殺人犯の気持ちが理解できるとか言っていたが、意味が分からん。あの30人いる弁護団はオウム真理教の雰囲気に似ているのは不思議だ」
「橋下弁護士から非難されて、橋下を告訴したが」
「カリスマ安田弁護士を頂いた宗教集団の感じだ」
「それにしても、判決は来年になるが、裁判の堕落だな。犯人と証拠は明確であるのに、7年も裁判をやって、最高裁から差し戻しで、法の番人と言うより法の遊び人だ」
「皆の意見はどうなの」
「どうって?」
「つまり犯人は死刑か無期か、死刑判決の人は?」
全員手を上げた。迷うことなく死刑だ。
次に、自民総裁選。
「チンピラ麻生と優等生・福田の戦いか」
「外人記者クラブで、麻生はベランメエ調で英語を喋っていたが、彼の英語はどうなの、洋子ママ?」帰国子女のママは困った顔をして、
「さわりを英語で喋っただけで、会話じゃないから、あとは全部日本語だったでしょう?」
「福田は英語は喋らなかったが、彼はアメリカに2年駐在しているから、福田のほうがうまいはずだが、彼は紳士だからな」
「そう、麻布高校の優等生だ、麻布は変人か優等生かだ」
「総理は福田に決定だが、幹事長と官房長官の人事で彼の方針が分かる」
「自民の難破船を修理して、嵐の中を船出だから、いつ転覆してもおかしくない」
「その難破船の船長だった安倍はどうしてる」
「慶応病院のスイート特別室で、テレビを見ているそうだ」
「かわいそうな感じもするが、政治家の政治決断ができない、敵前逃亡だから政治生命は終りだ。そして、外遊するときに夫人と手をつないでタラップを昇って行くのを見ないで済むのはいいことだ」
小泉さんは、自民を壊し、一人の政治家を殺した。いや平沼らを入れれば数多になるのかも知れない。
政治家として、これらの責任をとるならば、30名の小泉チルドレンを率いて新政党を作るべきだ。最後はボロボロになっても、国家に奉仕しなければならない。それが政治と言う餓鬼道の宿命だ。
(ムラマサ、妖しく光を放つ)
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首都高の値上げ

2007年09月21日 | 人間の欲望
首都高速道路というより、イライラ渋滞低速道路である現在の首都高。
またもや料金値上げを目論んでいる。
東名から東京中心部に入る谷町ジャンクションの致命的な設計不良のため、長い渋滞が常態化している。
また東北・常磐自動車道から入ってくるのは、千葉方面からのジャンクションで長い渋滞が存在する。
他のジャンクションでも同じだ。
これらの渋滞を30年以上も放置しておいて、更に料金値上げとは何事だ。
こんなひどい渋滞の常態化は世界的に見て日本以外に存在しない。
国交省の役人と道路公団の怠慢以外の何物でもない。
東京都内で現在、一律700円の普通車は、距離に応じて400~1200円となるという。
いずれも、ETCの利用を前提にした料金体系で、現金払いの場合は上限料金1,200円をドライバーは払わなければならない。
来年10月をめどに実施予定だが、基本的に大幅な値上げになる。
利用距離が3キロ未満では現在より300円安い400円になるが、19キロ以上から700円以上になり、32キロ以上は1,200円になる。
首都高に入って、3キロ未満で降りるドライバーは、殆どいないことを狙っての料金値上げ設定だ。
そして最低料金は今より300円安い400円になると誇大広告キャンペーンを公団は行うのだろう。
我々ドライバーをバカにするなと言いたい。
(ムラマサ、鋭く斬る)
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